「毒にも薬にもならない佳作」金の国 水の国 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
毒にも薬にもならない佳作
2023年映画館鑑賞6作品目
1月30日(月)イオンシネマ石巻
ハッピーマンデー1100円
渡邉こと乃監督作品初鑑賞
脚本は『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』『私はいったい、何と闘っているのか』の坪田文
水は豊富にあるが貧しい国バイカリと豊かだが水不足のアルハミトは古くから仲が悪くつまらぬことがきっかけで度々戦争があった
500年前の和平の取り決めでバイカリは一番賢い男を婿としてアルハミトに献上しアルハミトは一番美しい女を嫁としてバイカリに献上することに
しかしバイカリからアルハミトの王女にやって来たのは犬
アルハミトからバイカリの貧乏建築士にやって来たのは猫
なんやかんやで親しくなったナランバヤルとサーラ
ナランバヤルは水路を作りアルハミトの水不足を解決しようと計画を立てるが
うまくまとまってる
悪くない
子供でも理解できそう
だが『すずめの戸締り』や『かがみの孤城』と比較してしまうと何かが物足りない
それは自分でもよくわからない
『鬼滅の刃』を彷彿させるギャグテイスト的な顔の表情の表現はあまり好きじゃない
最近の流行りだろうかだがやはり好きになれない
賀来賢人と浜辺美波を主役に迎え声当てを本業とする人たちで固める形
2人ともわりと良かった
2人を始めこのオールスターなキャストを見てみると新たに声優なんて目指すもんじゃないなと感じた
入り込む隙がない
はじめは地道にエロゲーをやっているうちにプリキュアとかの端役のチャンスが回ってくるかもしれないがそれがなかなか回ってこない
落合の息子はまだ声優やっているのかな
ヒロインは川上麻衣子っぽかった
エンドロールは楽しめた
水の国バイカリの貧しい建築士ナランバヤルに賀来賢人
金の国アルハミトのおっとりとした末の王女サーラに浜辺美波
レオポルディーネの愛人でアルハミトの左大臣を務めながら俳優もしているサラディーンに神谷浩史
レオポルディーネの家来で忍者のような存在のライララに沢城みゆき
アルハミトの建築学の学者でマッチョなジャウハラに木村昴
アルハミトの第一王女レオポルディーネの戸田恵子
アルハミトの右大臣ピリパッパに茶風林
バイカリの族長オドゥニ・オルドゥにてらそままさき
アルハミトの国王ラスタバン三世に銀河万丈