レジェンド&バタフライのレビュー・感想・評価
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悪口言いたくないけど
ライブビューイングが終始グダグダでキムタクが不機嫌にさえ見える不安な幕開け。
本編が始まっても … 綾瀬はるか以外にいいとこないんだ。
無駄に長く 飽きて呆れて。 失笑と溜息は選んだ自分に向けた。
ぶつかりあう演技力と度肝を抜くスケール
汗と泥と血にまみれた「うつけ」こそ、木村拓哉の信長です。過去の主演時代劇は、経験の浅い共演女優さんの方に話題が集中しがちで不運でしたが、今回は綾瀬はるかさんなのでキャリア・人気とも拮抗していて3時間丸々見応えがあります。時代劇なのに何ゆえに横文字タイトル⁉︎そこは古沢良太さんのホンですから、どうぞお楽しみに。
歴史エンタメ映画としては完成度が高い
キムタクファンの母の付き添いで観に行きました。
前提として、私は恋愛ドラマや映画の中に出てくるラブシーンが苦手で、普段は兵馬が大量に出てくる海外の大作大河ドラマばかり観ています。
日本の時代劇はあまり積極的に観ませんが、アマプラやWOWOWで配信される日本の時代劇やNHKの大河を見る度に、日本の時代劇は迫力に欠けるしCGがチープだなあ、あと邦画は下品な下ネタが多くて嫌だなあと思っていました。
しかしこの映画はそんな私でも楽しめました。
多少の下ネタも許容範囲で、間違いなく最初から最後まで濃姫と信長という夫婦の映画なのに、恋愛ドラマが苦手な人でも楽しめる仕上がりです。
逆を言えば、濃厚なラブシーンを期待していたり、綾瀬はるかに自己投影してキムタクとの疑似恋愛したい人には物足りないかもしれません。(母がそうでした)
戦国時代は人気なので、キャラ解釈が違うという人はいると思いますが、一つのエンタメ作品としてキャラは通っていたので、私はアリだと思います。
2時間以上の映画なのに、長さを感じませんでした。
人を殺すシーンは多いですし、流血描写や残酷なエピソードはしっかり入ってくるので、血が苦手な人は避けた方がいいです。
【”バタフライエフェクト”若き信長が武芸知略に秀でた濃姫を娶り戦国武将として名を挙げ、魔王と化した後も二人の海を渡り異国へ行く夢は尽きない様を描いた作品。古沢良太の新解釈シーンも魅力的な作品。】
ー 何しろ、信長(木村拓哉)と濃姫(綾瀬はるか)との33年間を三時間弱で描いているので、物凄いスピードと多数の登場人物を配し、物語は進む。
脳内フル回転で、学生時代に学んだ史実を思い出しながら鑑賞。
では、古沢良太氏の脚本が効いていないかというと、随所で効果的なシーンが用意されている作品である。ー
◆感想
・信長を演じた木村拓哉と濃姫を演じた綾瀬はるかさんの演技は、矢張りスターのオーラを身に纏っている、と感じた。
ー 一時期、木村さんの演技を貶すレビューが良く出たことが有ったが、今作を観ればこの方の役者としての成長が良く分かる。
又、慣らされた馬とは言え、あれだけ馬を乗りこなせる俳優は、現代では稀少である。
勿論、綾瀬はるかさんも然りである。-
・政略結婚であった二人の挙式&初夜のシーンは、完全に濃姫が信長を舐めて掛かっている。
ー 飲めない酒を無理して飲んで咽る信長の姿。そりゃ、軽蔑するよなあ・・。-
・だが、二人が徐々に惹かれ合っていく様の描き方が上手い。
ー 楽市楽座で、信長が初めて濃姫に買ってあげたカエルの置物。このカエルの置物の使い方がとても巧い。ラストまでキチンと引っ張っている。
濃姫が流浪の民に絡まれた時に、信長が身体を張って戦うシーン。
そして、信長が火を放たれた本能寺で、死を間際にして言った言葉・・。-
・濃姫の智謀により、桶狭間の戦いでマサカの今川義元率いる4万を超える大軍を打ち破るシーン。
ー 戦闘シーンは出て来ないが、意気揚々と引き上げて来た信長を見つめる、嬉しそうな濃姫の眼。-
■だが、信長は徐々に正気を失ったかのように、比叡山焼き討ちを決行するシーン。レイティングを避けるために、残虐なシーンは映されないが信長の異常さが顕著になって行く。
そんな信長を諫めてくれと家臣団に依頼される濃姫の箴言にも、もはや魔王と化した信長は耳を貸さない。そして、二人の別れ。
それ以降、信長はやせ細り、残虐性を身に纏う。
木村さんの演技が凄い。
・濃姫が病に倒れた事を知った信長が、濃姫を安土城に運び入れ手厚く看護する姿。
ー 一度惚れた女は、忘れ難いよね。信長に僅かに残って居た善性が伺えるシーンである。-
・信長が家康(ビックリの太った斎藤工)と和議を結ぶために、豪華な食事を提供するシーン。魔王の面影を無くした信長を観た明智光秀(宮沢氷魚)が、信長に進言した事。それは、食事を担当した光秀自身を罵倒する事で、往年の姿を家康に見せつける筈だったが・・。
ー ここからの本能寺の変を起こす、光秀の心の変遷は、古沢良太の新解釈であろう。
光秀の考えを信長の涙を見て悟った、愚鈍のふりを呈していた家康が信長に殴る蹴るされた光秀の元に近づきそっと”お見事・・”と言って席に戻るシーンはナカナカである。
それを、光秀の謀反の理由"信長は魔王でなければならぬ。"に繋げたとは、巧いなあ。
因みに、今作のMIPは明智光秀を冷徹に演じた宮沢氷魚さんだと、私は思った。(MVPは勿論、木村さんと綾瀬さんである。)-
<ラストの本能寺の変の、捻りを効かせた展開も、良い。
信長の”是非に及ばず”という有名な最後の言葉からの、信長と濃姫が夢に抱いていた異国への旅路を描いた夢、幻のシーンも印象的である。
そして、有名な「敦盛」を舞うシーン。
一方、濃姫も信長から渡された西洋楽器を胸に抱き、事切れている・・。
良く、信長と濃姫の33年間を三時間弱に収めたなあ・・、古沢良太脚本と思った作品でもある。>
超一流のキャストとスタッフとのマリアージュ
時代劇ものではありきたりなストーリーなのですが、今回のこの作品は凄かったです。
人物の描きかたもしゅうえつでしたし、夫婦ならではのもどかしいところ、人それぞれの描き方、裏切り、人間関係など、歴史の描き方もなかなか素晴らしいところが満載でした。とにかくエンディングに近づくにつれひきこまれます。
上映時間が長いのでしっかり準備して劇場にて観賞してほしい作品です。
脚本が全然ダメ
織田信長の生涯を描くとなれば、大河ドラマなどで一年近くをかけて表すものだが、本作は2時間半強。
即ち、時間的に凡そ無理があるのだが、それにしても重要な場面を端折り過ぎである。
桶狭間の戦いも省き、長篠の戦いを省略し、一体何を描きたかったのだろうかと、見終えて首を傾げるばかりである。
逆に本能寺の変の際の、無意味な夢オチがどうしても必要だったとは思えない。
良かった点としては、多人数を揃えた合戦前のシーンは圧倒的であり、安土城の外観は今までになく荘厳で迫力あり、信長のイメージに合っている様に感じた。但し内装は珍妙。
濃姫の存在をクローズアップし過ぎた、不可思議な脚本と脚色にはどうしても馴染めなかった。
木村拓哉の演技も精彩を欠き残念。
長く感じた168分であった。
彼が見た本当の天下統一とは… そして、この先もずっとそばにいて欲しかったという2人の願い。
後に天下統一を目指すうつけの信長が妻の濃姫とは最初は最悪な関係だったが戦力を増すたびに天下を制覇しようと目論んでいましたが、妻が寝たきり状態になってしまいます。
そんな中信長が本能寺に行って必ず帰ると妻に誓うが、光秀の裏切りで事変に巻き込まれてしまいます(本能寺の変)
特に印象に残ったのは信長が隠し戸に通し戻ってきたときに夢みた異国の旅が共感しました。
だが、それは夢でありそれと同時に妻はどんな思いで息を引き取ったのか共感しました
岐阜城★★★★★‼️
岐阜城素晴らしい❗
また、岐阜城登城したくなりました‼️
岐阜の皆様、羨ましい❗
安土城址も、もう一度行ってみたくなりました❗
清洲城は、あれですね。
全然違いましたが、やっぱり、せっかくなので、清洲城天守閣も、もう一度、見ておきたいかな❗
(あくまで、この作品、レジェンド&バタフライ見た感想です。)
タクヤ、ハルカ最高!
織田信長を題材にした映画、ドラマは結構な作品数あるし、信長を演じた俳優さんも作品数の数だけいる。
私自身歴史は全く興味はないんだけど信長の話だけは以前ドラマでやった小栗旬君主演の「信長協奏曲」が好きで観てたから何となくベースの部分は把握してる。
今作、信長演じるキムタク、濃姫(帰蝶)演じる綾瀬はるか、観ないわけないでしょう!
誰もが観たい作品のはず!
いつも他の映画、ドラマではビシッと決めちゃうかっこよすぎるキムタク!
今作では見てくれだけのちょっとマヌケな信長、序盤の濃姫が嫁いできた時の浮かれた感じとか狩りのシーンのマヌケな姿は笑えたし良かった!
ストーリーが進むにつれ、見てくれ、マヌケな感じから悪い顔になってく信長の顔、姿は観ていてかっこよかった!
濃姫は対照的に強い、賢い、綾瀬はるかの声を張ったセリフ、力強い演技には観ていて涙が自然と流れた。個人的今作のMVPは綾瀬はるかだと思ってる!その位良かった!
ラストの濃姫の病死、信長の自害は何となく察したけど切なくて悲しかった。
あんな悲しいラストなら信長の夢のシーンが夢でなく船に乗って異国へ行って幸せな日々を過ごす!でも良かったんじゃないかな!?と個人的には思った!どちらにせよ良かった!
キムタク、はるか最高!!
とにかく!最近まれに見る「豪華」な作品!
まず、キムタクの本気度が伝わる渾身の演技!
プラス!
体育会系女優・綾瀬はるかとの絡みのアクション!
これだけでも、一見の価値はあるが
さらに!
佐藤直紀の
最近では珍しいくらい本格的な映画音楽
美しい衣装、キャストも含め、
かなりの制作費をかけた「豪華」な作品って感じ
田舎のヤンキーだった織田信長を
賢く強い妻・濃姫が
天下を取ろうかというくらいのビッグな男へと
成長させてゆく…
また、
「恋愛」を知らない濃姫が
信長に対して、少しずつ男性としての愛情を
育んでいく…
このへんが、見どころ!
屍を積み上げ、積み上げ、それをよじ登って
てっぺんを目指す男の孤独や罪悪感…
人としては、決して幸せとは言えなかったんじゃないかな…
と、思わせる新たな織田信長を見た!
そして!
さすが殺陣シーンのベテラン大友啓史監督!
ラストの本能寺はよかったー
が、
信長、死ぬ前に
妄想がちょっと長かったような…
木村拓哉と綾瀬はるか、ですかね
謎を秘めている史実ということだけあって、あらゆる解釈や切り口があります。今回はタイトルが示すとおり、美しく儚い物語。焦点を信長と濃姫の関係性に極力絞られていて、2人の名演をじっくりと楽しむことができました。とはいえ、あまりにすり減らされているネタだけに、どんなに良くてもさすがに飽きてしまうかなぁといった印象です。もっと驚くような映像や音響じゃないと満足感は得られません。
キムタクの信長と綾瀬の濃姫のビジュアルと、佐藤直紀の音楽を楽しむだけ
2023 年大河の脚本家がこの映画の脚本も手掛けている。この脚本家は、戦国時代がどういうものであるのかが全く分かっていないとしか思えない。信長のビジュアルにだけ執着して作り上げた PV とでも思う他はない。史実や時代の推移や人物関係など一切興味がなく、ただただキムタクの演じる信長の姿が見られれば満足できる客向けなのであろう。
信長の人生をうっすらとなぞってはいるが、それぞれの合戦に至る経緯などは一切描写がないので、予め信長の一生が頭に入っていないと疎外感を感じるだけになるのではないかと思う。濃姫を持ち上げるために不当に信長の能力が貶められており、史実のねじ曲げも酷いもので、桶狭間で兵を鼓舞した演説を自分で考えていないとか、足利義昭を担いで上洛という方針も自分で決めていないという話には辟易させられた。
ダブル主演という設定が最優先で、それに沿った物語を緩く作ってみましたという感じである。大河の総集編でもまだマシなのではないかという薄っぺらいストーリーと人物描写には唖然とさせられた。織田信長の一代記の信用されるべき史料として、戦国時代を語るのによく引用される「信長公記」にさえ、濃姫については「縁組がととのい、道三の娘を尾張に迎えた」という1行しか記述がないので、いくらでも想像を膨らませることは可能であるが、9人もいたという信長の側室がたった1人顔を見せただけというのはあまりに時代感覚がおかしい。完全に現代の視点である。
途中でお忍びの城下視察で迷い込んだ貧民窟でいきなり戦闘になるのも意味がよく分からなかった。その後の濃姫との熱愛シーンの前座に過ぎなかったとしたら、余りに人間の生命を軽んじた話である。誰にも教わらずに突然リュートがプロ並みに弾けるようになった濃姫というのにも開いた口が塞がらなかった。
何度か出てくる夢落ちの部分にやたら力が入っているのも違和感があった。頑張るべきなのはそこではないだろうという感想しか持てなかった。ひょっとすると面白いかもとか、少しでも期待した自分が哀れになるばかりであった。これを受け入れられる人とは歴史の話をしても無駄だと思う。
綾瀬はるかの存在感は流石だったし、十分に目の保養になっていた。キムタクは何を演じてもキムタクだというのは今作でも揺るがなかったが、その上を行っていたのが織田信秀役の本田博太郎であった。「罠の戦争」の犬飼大臣や、「警視庁捜査一課長」の笹川刑事部長そのまんまだったので本当に笑ってしまった。光秀も秀吉も印象は薄かったが、あの家康が斎藤工だったというのには驚かされた。
佐藤直紀の音楽は冴えまくっており、明らかにオーバークォリティであったが、非常に聴き応えのある音楽は今作の最大の収穫であった。エンドタイトルで流れる音楽は中でも白眉で、非常に胸を打つ音楽を聴きながら、何故こんな映画しか作れなかったのだろうかとつくづく不思議な思いに駆られるばかりであった。
(映像5+脚本1+役者3+音楽5+演出3)×4= 68 点
時代劇苦手でも良い‼️
正直、時代劇だし物語に期待してなかった。ただキャストがいいからってだけで鑑賞。でもこーいう時っていい意味で裏切ってくれますね。
最初から良かった。面白かった!
1時間過ぎたあたりで一旦睡魔がきましたが(笑)
ちょっと長いよねー(笑)
最初仲が悪い話しって、絶対あとから仲良くなるいい話しで、それが良い。
泣けはしませんでしたが、後半は最後まで面白かった。
ラストは、意見分かれそうな。
私は内容が完結されてるんで、あの感じでもスッキリでした。
ダースベイダーとタイタニック
信長がダークサイドに落ちていく感じはダースベイダー笑
最後はタイタニック😅
歴史も飛び飛びだからそこを期待しても何も繋がらない。
何で濃姫があんなに強いんだ笑まるで大河ドラマ鎌倉殿の13人 暗殺者トゥそのものじゃん笑まったく現実的じゃないわ笑
最初に二人で船で世界を見たいというくだりで信長は死なないで海外に逃げて大陸に渡ってチンギスハーンになったって話が見えてしまった笑
うーん何だかなぁって映画でしたね笑
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