「海外に目を向けているかな」レジェンド&バタフライ よるおさんの映画レビュー(感想・評価)
海外に目を向けているかな
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信長ロマンス編、としてなるほどと思った。
この話では戦の細かさは必要部分のみ時の経過としてあり、
ここに重きを置いても海外勢はよくわからないだろうから、あえて有名武将の心情の変化と姫との関わり合い物語。
中盤から主役が信長にしか見えなくなり1/3くらい占めている本能寺編は圧巻で、全ての信長バージョンがこの主役になった。いろんな信長を見たがこの視点で描く信長は、信長も人の子だと思える。
更なるあるラストが、思い出しても「本当にそうだったらいいな」と夢を残してくれる。これはあの脚本家らしいシーンで大好きだ。
あのシーンはタイタニックに似てはいないが、あのシーンこそがこの映画の肝には重要で、タイタニック世代なら、そうであってほしい、そうかもしれないと感じるのではないか。この先は海外でロングランできると思いました。
笑いもとれてアクションも爽快で三時間あっという間で、3回も観てしまいました。あとはWOWOWで待ちます。
あと、バタフライがブルーの紋章なこと。あまり大きくないといえるし、蝶の青デザインと止まる位置、あれの意味が少しわかったときタイトルと合致した。
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