「後半につれ没入していった」レジェンド&バタフライ くらげさんの映画レビュー(感想・評価)
後半につれ没入していった
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・全体を通して
うつけ者としての信長は木村拓哉感が強くて作品に没入できなかったが、魔王としての信長の演技には魅入ってしまった。ただ、うつけ者から魔王への変化が速かった印象はあった。
男性社会の当時において、男性に引けを取らなかった濃姫こそがこの映画の主人公のように感じた。
個人的にギャグシーンは入れずにシリアス重視のストーリーが見てみたかった。
足利氏や浅井氏との関係性について事前に調べておけば良かった。歴史に疎くても楽しめる内容だったかな。
・各場面について
スリ集団を何人も殺害するのはやりすぎなように感じたが、これに関しては時代背景の知識に疎いためよくわからない。
比叡山延暦寺で泣き叫ぶ女性や子供たちに火をつけるシーンは悲壮感が伝わってきて良かった。
本能寺の変では森蘭丸の生気を失った顔が印象的だった。信長の自害のシーンも迫力があって良い終わり方だと思った。
最後の航海に出るシーンは急展開すぎて無くても良かったかなと思った。
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