「スターウォーズとタイタニック(他にも同じようなタイトルの方がいました、スミマセン)…⭐︎」レジェンド&バタフライ ☆ムーミンさんの映画レビュー(感想・評価)
スターウォーズとタイタニック(他にも同じようなタイトルの方がいました、スミマセン)…⭐︎
時代劇ではないだろうと前もって思っての鑑賞。
…で、鑑賞後に最初に浮かんだのがタイトル。
エンタメとして楽しむ。
さすが東映70周年の映画、って言うか東映って、やっぱり会社が大きいんだ…と変なことに
感心してしまった。
例の岐阜の信長祭りにも、馬などを提供したのは東映とのこと。
人気のある時代なので、歴史に詳しくない人でも知っているエピソードが次から次にと登場して
来るので、3時間弱という長い映画だが中弛みはあるものの短く感じる。
主役の二人、木村拓哉も頑張ってはいるけど やはり綾瀬はるかの身体能力が素晴らしい。
「奥様は取り扱い注意」の際にも際立っていたが、日本の女性の役者でも動きはダントツと思う。
物語は、二人のラブストーリー(?)を軸にあの時代のその他いろいろな出来事が絡められていく。
前評判で、斎藤工の特殊メイクがすごいとか言われていたが、明智光秀役の宮沢氷魚もなかなかだった。
光秀は、大河で描かれた光秀のイメージとは全く真逆のような性格で演じられて、それはそれで
面白かった。
伊藤英明演じる福富平太朗が、一番良いところをもっていったかなぁ…各務野の中谷美紀と。
乗馬のシーン、戦闘シーン、楽市楽座のロケなど、お金がすごくかかっている。
今、放送中の大河よりもずっと良かった。
しかしながら、作品としての印象は何だかすごく軽くなってしまっていて、見終わった後に
余韻のようなものを感じることが出来なかった。
主役の二人は、結構好きで出演作はほとんど見ているが、70周年で頑張り過ぎたのか⁈
本能寺のところから、タイタニック(笑)のシーンに飛ぶのも面白いかもしれないが
やり過ぎの気がした。
でも、やっぱり見て良かった。
いろいろな意味で、楽しめる映画。