「どうにもこうにも長すぎる…。」レジェンド&バタフライ yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
どうにもこうにも長すぎる…。
今年34本目(合計687本目/今月(2023年1月度)34本目)。
さて、こちらの作品。70周年記念の一環ということです。
とはいえ、この映画で描かれている2人、(時代が少し古いという事情もあって)どのような一生を送ったかはいくつかの説があり(戦国時代なのでいろいろな資料が消失したというのもありそう)、そのうちのひとつの説をとったというものになります。
ただ、中学歴史(日本史)程度で必ずやるこのテーマを、あえて70周年枠で持ってきたのも何だかぁ…というのは思いました。ほぼ常識扱いの歴史ものなので、「ある程度」結果は見えてしまうため、ストーリーに意外性を持たせにくく、ほかの部分で勝負しなきゃいけないという別の意味でのハンディもかかってしまうからです。
投稿こそ多いものの結局は日本史のある出来事を「一つの解釈として」描いたというものであり、いろいろな説があるこの2人ですが、「常識的範囲でこういう説もあり?」というもので描いたもので、余り解釈の揺れはないのでは…と思います。
採点としては以下の通りです。
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(減点0.3/やはり長すぎるという意見は確かに…)
インド映画並みの180分はちょっときついです…。2人どうしの人間としての交流を描くのならカットできる部分もあると思うし、いかんせん「インド映画でもないのに3時間級」は結構厳しいです(ただ、合理性があれば減点なし)。
(減点なし?/謎の広島アクセント)
綾瀬はるかさん、広島県出身の方とのことですが、もちろん、広島弁は出てこないものの、広島弁独特のアクセントや発音の上げ下げが結構見えます。一方、濃姫もいろいろ謎が多い人物であることも確かですが、広島(当時は、安芸(の)国)出身という史実もないようで、ここは気にはなったものの、別に(現代)広島弁が出てくるとか無茶苦茶ではないですし(せいぜい、アクセントや話し方の語彙で見られるに過ぎない)、指摘はしても減点はなしの扱いです(それを厳密に論じると、地方出身の方が担当できないことになるため)。
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