劇場公開日 2023年1月27日

「歴史エンタメ映画としては完成度が高い」レジェンド&バタフライ mieeさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0歴史エンタメ映画としては完成度が高い

2023年1月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

キムタクファンの母の付き添いで観に行きました。
前提として、私は恋愛ドラマや映画の中に出てくるラブシーンが苦手で、普段は兵馬が大量に出てくる海外の大作大河ドラマばかり観ています。
日本の時代劇はあまり積極的に観ませんが、アマプラやWOWOWで配信される日本の時代劇やNHKの大河を見る度に、日本の時代劇は迫力に欠けるしCGがチープだなあ、あと邦画は下品な下ネタが多くて嫌だなあと思っていました。

しかしこの映画はそんな私でも楽しめました。
多少の下ネタも許容範囲で、間違いなく最初から最後まで濃姫と信長という夫婦の映画なのに、恋愛ドラマが苦手な人でも楽しめる仕上がりです。
逆を言えば、濃厚なラブシーンを期待していたり、綾瀬はるかに自己投影してキムタクとの疑似恋愛したい人には物足りないかもしれません。(母がそうでした)

戦国時代は人気なので、キャラ解釈が違うという人はいると思いますが、一つのエンタメ作品としてキャラは通っていたので、私はアリだと思います。
2時間以上の映画なのに、長さを感じませんでした。

人を殺すシーンは多いですし、流血描写や残酷なエピソードはしっかり入ってくるので、血が苦手な人は避けた方がいいです。

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miee