人質 韓国トップスター誘拐事件のレビュー・感想・評価
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故:安倍元総理を撃った"爆音銃"はこれか!
完全ノーマークで、予告編でさえ、1度も見た事が無かったが
当日何か面白そうな映画を探していて、偶然見つけた 本作
「韓国アクション映画に不出来はない!」
ストーリー的には、題名だけで、すべてが想像できてしまう展開で、何も捻りはない。
一緒に誘拐された女性の必然性がまったくなく、しかも韓国映画なのに美人でないのが残念。何のための出演なのか、疑問が残った。
主人公が誘拐される過程が、あまりにも強引過ぎて 展開が稚拙。
コメディ映画ではないのに、犯行グループが行き当たりばったりな面が多く、
更に 極悪チームに 超ボケが入っているのが、非リアル。
犯人 Vs 警察&芸能事務所や家族や妻の本来あるべく心理戦がまったくなく、映画での存在感もない。
冒頭でのファン・ジョンミンさんのだらしない ワイシャツの袖は何かの作品のオマージュ?
それでも ファン・ジョンミンさんは存在感ある良い役者だ。そして演技力も抜群
役者が"役を武器にする"凄さは圧巻だ。
撮影や音響、そしてカーアクションは世界的1級品。
この映画を観たら、Netfrixドラマ「イカゲーム」を観て、犯人君を改めて、感じたくなった。
終始怖くて面白かった
緊迫感のあるサスペンスアクション
タイトル通り誘拐された韓国トップスターの脱出劇を描いたサスペンスアクション。1億俳優のファン・ジョンミンを存分に堪能できます。
緊迫感のあるカーアクションや爆破シーンは観ていてハラハラした。痛々しいシーンも多々あり極限状態を上手く表現している。
2022-161
ファン・ジョンミンのファン・ジョンミンによるファン・ジョンミンのための作品
最初にファン・ジョンミン自身がファン・ジョンミン役を演じると聞いた時に「容疑者ホアキン・フェニックス」みたいなセルフモキュメンタリー的な作品なのかなって思っていたんですが、実際に観てみるとちゃんとしたストーリーがある作り込まれた劇映画って印象でした。
ストーリーとしてはタイトル通りファン・ジョンミンが誘拐されるだけという結構単純なお話。
けれど、ファン・ジョンミン自身が自分のパブリックイメージをセルフオマージュしているという点でメタフィクションとしてなかなか見どころのある作品でした。
ストーリーどうこうよりとにかくファン・ジョンミンの涙ぐましい頑張りを見るための映画だと思いました。
チンピラに絡まれるファン・ジョンミン。
誘拐されるファン・ジョンミン。
椅子に縛り付けられるファン・ジョンミン。
身代金を要求されるファン・ジョンミン。
理不尽にぶん殴られるファン・ジョンミン。
出演作のセリフを強要されるファン・ジョンミン。
ガラスの破片を取るために椅子ごと倒れるファン・ジョンミン。
誘拐犯が近づいてきて必死で椅子を起こそうとするファン・ジョンミン。
ガラスの破片を使って逃げ出すことに成功するファン・ジョンミン。
森を疾走するファン・ジョンミン。
崖から足を踏み外して転落するファン・ジョンミン。
ジジイに閉じ込められるファン・ジョンミン。
永田裕志ばりの鬼チョークスリーパーをキメるファン・ジョンミン。
誘拐事件のトラウマに苦しめられるファン・ジョンミン。
ここに挙げただけでも色んなファン・ジョンミンの一面を見ることが出来るのでファン・ジョンミンファンには堪らない作品になってるんじゃないでしょうか。
ファン・ジョンミン ファンはたまらない。
ファン・ジョンミンがファン・ジョンミンを演じる。
過去の出演作の台詞や役名なども出てきて、ファンにはたまらない。
韓国映画のカーアクションは毎度新しい趣向でハラハラドキドキさせられるが、今作では路上のあちこちに歩行者がいてそのスレスレを疾走するから、スリル増し増し。
誘拐は無計画で、共犯者も頭が悪い、脱出方法もひねりがない。それでも最後まで飽きることなく引きこまれてしまう。
犯人たちのバックグラウンドが、物語が進んでいく中で会話などから自然とわかってくる。無駄な説明がないから、緊張感が途切れない。(同じ仲間割れ映画でも同じ日に公開された日本映画は一人ひとりの描写や説明が長かったからテンポ悪かった。)
韓国映画は観る人を楽しませる事を最優先して作られているんだろうな(当たり前のことだけど)。
映画制作に関わっている人がそれぞれ映画作りの基本をしっかり守って良い仕事してるんだと思う。
ファン・ジョンミンにハズレなし
とてもよかった
犯人グループが恐ろしい。太った男がバカ丸出しな感じでレザーフェイスのような怖さがある。犯人たちが所持している自作銃が山上徹也の自作銃のように水平に銃身が2本並んでいるタイプで、犯人グループのリーダーが山上徹也の風貌に似ている。もう映画化したのか?と驚くのだけど、こちらの製作は2021年なので、奇妙なシンクロだ。
主人公が逃げ込む山小屋の狂ったじいさんも怖い。
ファン兄貴は外さない
実際に起こった誘拐事件を題材にした中国映画のリメイクにまた一捻り、シュールなオチに帰結するサスペンスがユニークで楽しい!
正義感溢れる熱血刑事から卑劣なヤクザまで何でも演じられるカメレオン俳優ファン・ジョンミンがその演技力を武器にして誘拐グループと対峙するというサスペンスが非常に面白い。あくまでフィクションですから劇中のファン・ジョンミンが見せる表情がファン・ジョンミンの素顔なわけがないので、物語が進むにつれて観ているこちらが混乱していきますし、誘拐犯グループも錯乱していきます。そんな基本プロットと並走するのが別の誘拐事件を追う女性刑事の物語。二つのストーリーが少しずつ距離を詰めていくスリリングな展開が弾けるクライマックスが爽快です。
エンドロールを見て驚きましたが、本作はアンディ・ラウ主演の中国映画『誘拐捜査』のリメイク。しかも同作は実際に中国で起こった俳優ウー・ルオプーが誘拐された事件がベースになっていて、その誘拐された張本人のウー・ルオプーが俳優としても出演しているとのことで製作過程が複雑。そんな作品のリメイクに一捻り加えてある意味シュールなオチで落とす非常にユニークで楽しい作品です。『誘拐捜査』は劇場未公開でWOWOW放映後にDVDスルーになった作品とのことなので全くノーマーク、是非とも観てみたいと思います。
終始面白い
手に汗握るとはこの映画の事
間違いなくファン・ジョンミンのNo.1映画。韓国ノワールの結構な上位に来るのでは。
全編ほぼ手持ちカメラのの緊張感あるワーク、シナリオも飽きさせない、次から次に起こる出来事、主人公パートとサイコパスボスのパートを交互に見せる事でダレない演出。ともすると疲れる映画(良い意味で)ファン・ジョンミンが本人役で出演なのでうがった見方をしていたが大きな間違い。サスペンス、スリラーは韓国映画はもはや世界でもトップレベル。
やはりラストの立ち回りは夜で雨(今回は水道破裂)映える。
欲を言えば
ファンは大切に
身代金目的で誘拐、監禁された映画俳優が猟奇殺人犯達と対峙する話。
打ち上げで少し飲んで帰った帰り道、自宅近くのコンビニ前でクソガキ達に絡まれて…、
巷を騒がせている残忍な誘拐犯達に監禁される中、口八丁と演技力で混乱させつつ隙を窺ったり仲間割れさせたり。
シリアスながら犯人達もそれぞれキャラが立っているしスリリングだし、スリリングさが犯人対主人公だけじゃなく犯人同士にも見え隠れ。
そりゃあ力で抑えようっていったってねぇ。
そういう意味ではデカいヤツは家族とかの弱味でも握られていなけりゃ何でその選択?と少し腑に落ちないところはあったし、終盤少しクドかったけれどとても面白いヴァイオレンスなサスペンスだった。
ストーリー上はどうでも良いけれど、スタンガンで気絶っていう先ずあり得ない演出はもうやめませんかね…。
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