「めくるめく装飾装飾アート」劇場版モノノ怪 唐傘 kinako-catさんの映画レビュー(感想・評価)
めくるめく装飾装飾アート
2006年、2007年。
フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放映されたアニメ「モノノ怪」
当時のTV画面での、めくるめく過剰装飾アートは斬新そのもの。
しかも、妖怪退治物語の割には、些細な説明が省かれていたので、かなりのインパクトがある作品だった…
そんな作品が時間を経て、劇場アニメとして復活。
めくるめく極彩色で装飾過剰な和風サイケテイストは健在でした。
相変わらずながら、情報過多なのに説明無しの展開は、お約束でした。
しっかり者で超有能なアサと、好奇心だけ旺盛で、サボり癖アリやる気なしのカメ
同じ日に入ったというだけで、数日でこれだけ性格や実力に差がついているというのに、友達って…
大奥のお水様という不思議な信仰、女人禁制という割には子どもを連れた男(神官)?
朝振舞われるお水様の“水”
その設定や謎が説明されないままで、次の回へ続く的な展開だったけれど、
TV版準拠だったら放置パターン間違いなし。
ただ、劇場での大画面に和風サイケテイスト、アート作品見ているようで楽しかった。
TV版を知っている人なら問題なし。
知らない人にはハードル高し。
アート系作品が好きな人はハマりそう。
剣の数だけ薬屋は存在する、そのうち複数の薬屋の共闘が見られるかも…
次作が公開されたら、確認したい。
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