「う~ん」劇場版モノノ怪 唐傘 ありえすさんの映画レビュー(感想・評価)
う~ん
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テレビシリーズ大好きでDVDも購入してます。
初日に早速拝見してう~んと思った違和感を幾つか。
先ずキャラデザ。薬売りはまだしも、キャラが今風アニメな顔になってるので、背景の和紙が活きてない。むしろ邪魔。
また背景のカラーリングも良く言えば絢爛豪華、悪く言えば目がチカチカ。両方とも、モノノ怪はこうでなくちゃとこだわってるのでしょうか?それならキャラも以前の雰囲気を踏襲して欲しかった。
それからストーリーですが、ぽっと出の新人がとても大切で重要なイベントのメインを張ることが出来ます?!(そもそも先ず自分の大切なものを井戸に捨てる慣習の起こりがわからない。またそれに逆らって自分の大切なものを捨てようとしない人物を抜擢する意味もわからない)
モノノ怪の正体はどうやら北川?なのかと思って観てましたが、大奥ならば、彼女以外にも、必死で生きて戦って破れていった女性達がもっとたくさん居ようものなのに、モノノ怪になった(なれた?)のが、彼女一人!?
この世界の大奥って、軽いんだなと思ってしまいました。
結局ストーリーがアサありきで作られており、そのために女心の掘り下げが足らず全般に薄いストーリーになってしまったんだと思いました。
それから薬売りのお声について、残念な事がありましたが、この程度の掘り下げのストーリーだったら交代する必要はなかったように思います。
なので神谷さんが嫌いとかじゃなく、むしろ大好きな声優さんですが、本作に限っては、脳内で櫻井さんのお声に変換しながら聴いておりました。
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