みんな生きている 二つ目の誕生日のレビュー・感想・評価
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実際に骨髄移植を受けた人が演じている実話
この映画も映画館で見た予告が気になって見に行った映画。
予告の中で、主人公の骨髄移植を受けた男性が、カメラに向かって移植してくれたドナーへ御礼を言うシーンを見て、このシーンが気になって見に行った。
骨髄移植のシステム上、提供する側もされる側も相手が誰なのかは分からない。
実際に骨髄移植をしてもらった側の主人公が画面に向かって語り掛ける予告編でのシーンは凄いインパクトがあった。
見てみた内容は、前半はグタグタ感が満載だった。
主人公を含め見た事の無い役者さん達が、下手な芝居をしているという印象。
後半になって、松本若菜さんや岡田浩暉さんが出てきたから映画らしく見れた。
役者さんの演技のレベルの違いを感じる事が出来る映画でもありますよ、ある意味。
骨髄移植希望者の半分以上が移植手術を受けているというデータにビックリした。
もっと少ないと思っていた。
ドナー登録者数は増えてきているんですかね。
骨髄提供する側からの視点として、骨髄移植ドナー登録をするかしないかがポイントであって、血液型が一致して移植のオファーがあったとしたら断る事は難しいのだろう。
理由は映画の中でもドナー役の演者さんのセリフでもあったが、断る=患者が死ぬ可能性があると思うと断りずらい。。
しかも、ドナー側に見返りは何もなくてリスクがあるだけ。
善意のみで成り立つ話。
移植手術後に移植してもらった患者側からドナーへ2通だけ手紙を書けるという話も初めて知りました。
ラストに予告と同じく観客へのメッセージを主人公(樋口大悟)が語り掛けるシーンがあればよかったと思う。
あのシーンは本編でもあると思っていたので、あのシーンが予告だけだったのが残念。
映画を見て、私もドナー登録をしてみようと思った。
これからネットで調べてみようと思う。
ツッコミどころあり
全体的にはいい映画だとは思う。
が、まず描かれ方なのか演じ方なのかもしれないが
主人公がやたら我儘な子供っぽい人間に見えてしまい(高校生くらいならわかるがかなりの大人だろう)
共感しにくかった。それくらい大変なことなんだとは理解したが、最初の方の友達とのやりとりやライバルとのやりとりの中でも、ちょっと嫌なやつに見えてしまった。そうじゃないシーンが最初にあれば、ツラくて余裕がなくなってると見えたのかも知れない。
あと全国大会一回出れないより誰が考えても身体がだいじだろうと。
でも来てる人に本人と親交のある方も多く、そういう方にはドキュメントのようにみえているのかもしれない。
ドナー側は細かく描かれていて心情がよく理解できてよかった。
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