きみの正義ぼくの正義のレビュー・感想・評価

サムライドと言う正義のヒーローと呼ばれる存在と、悪とされる組織デスブラックスが存在する国の話。

デスブラックスの戦闘員を主人公にみせていくストーリーで、ドラマもバトルも展開も安っぽかったり茶番だったりとベッタベタ。

しかしながら、これが某独裁国家だったら？と考えたら、有り得ない話ではないことをヒーローと組織という形でみせているといえるし、実際に前半はタイトルも相まってそれを考えさせる様なつくり。深くはないけれど。

現実社会でも、主権者や党や宗教を盲信していたり騙されたりしている人は多々いるしね。

作品自体が面白いかと言われると微妙なところだけど、そう思わせる、考えさせるエンタメとしてはとても良かった。

どうでも良いけれど、市川由衣が時々戸田恵梨香に見えたのは自分だけ？

そして更にどうでも良いけれど、スニフターで茶色い酒を飲む若い女性って設定的に何か含んだものある？と先走った考えが過ぎったけれど、何もなかったw