ザ・メニューのレビュー・感想・評価
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1人の料理人の苦悩と復讐の話
単純なサイコスリラーかと思いきや、しっかりとテーマがあり楽しめました。登場するメニューもひとつひとつビジュアルにこだわっていて、高い店に来たら出そうな感じでした笑
あとアニャテイラージョイが綺麗。
以下内容ですが、
食通オタクや味覚音痴の金持ちや食の評論家などの料理人の悩みの種である人々に対して、
成功した料理人が苦労した過去を顧みつつ、あくまで料理のメニューとして復讐を重ねていく。
料理を食べるのではなく、味わうとはどういうことかを教えてくれる作品でした。
登場しているメニューも今作の料理店がある島を模ったものから子供の好きなおやつを模したものへと、シェフの過去を遡っていくようで、芸が細かったです。
今後も料理をいただく際は頭をよぎるであろう作品になりました。
チーズバーガー食べたい。
安い2時間ドラマかよ
デンシジャラス・メニュー
怖い。でも怖い中にも、傲慢な客たちへの皮肉たっぷりな感じが面白かったです。パンのないソースだけのパン皿とか。
そういった意味でマーゴだけが、この店には相応しくなかったのですね。
作った料理を全部食べて欲しいというシェフの欲求を刺激したチーズバーガー持ち帰り作戦はユニークな脱出劇でした。あのチーズバーガーはめちゃ美味しそう。
シェフの恨みが壮大なメニューに。皮肉を込めた描き方に好感。
予約の取れない孤島の超高級レストラン。
シェフから招待を受けて訪れた客の顔ぶれは
グルメ批評家、富裕層老夫婦、成金IT億万長者
グルメリポーターに転身しようとする落ちぶれかけの俳優、ミーハーなグルメ通と彼に連れられてやってきた何者でもないマーゴ。
彼女が本作の鍵を握っていて、彼女を通して強いメッセージを訴えている。
想定外のサプライズの数々には、思わず目を塞ぎたくなるグロいシーンも。
レストランのオーナー(個人的には一番スカッとする)のシーンも静かに恐ろしい。
ジャンルで言うなら、サスペンススリラーといった感じだろうか。後味は決して良くない作品だ。
SNSにアップするために必死でカメラを撮る人やインスタ映えを狙って飛びつくインスタグラマー。金に物を言わせる成金たち。料理を何も分かっていないグルメ通…。
いるいる、こういった人たち。
富裕層の行き着く先は極上のグルメだとよく言うが、果たして料理の本質を知っている者はどれほどいるのだろうか。
本作に共感するとともに、スカッとした気持ちを覚えるのは、自分がラーメン、ハンバーガーなどのB級グルメや大衆居酒屋を好むような紛れもない庶民だからだろう。
(もちろん、高級お料理も大好きだけどね😉)
だけど最後の晩餐に食べるなら、やっぱりご飯とお味噌汁かな。
料理人たちにも是非見てもらいたい作品だ。
食べずに味わうは同感
ストーリーも展開も想定内、なんじゃこりゃ?
自分がこの場に参加してたら余興かと思ってガッツリ食べて飲んでそう。ソースだけ?OK、OK、酒飲みには問題なし。ソース舐めながワインがぶ飲み。で、酔い覚ましにフラッ〜外に出て戻ろうとしたら…こんなお客は、マーゴの様に異物とも認められず、簡単に外に出られそうwww
ラストシーン、打ち上げ花火を観ながらチーズバーガー🍔が美味そう。これが一番ヨダレ出た。
けっこう面白い
グルメでもなんでもないので、あんな偉そうなお高いレストランには全く行きたくないし、料理も全然食べたくない。一々でかい音で手を叩かれるのもたまらないし、その後のうんちくもうざい。
主人公が風俗嬢で思い切りがいい。また、シェフは率直に物申してそれが腑に落ちるものなら受け入れるタイプだ。チーズバーガーが本当においしそうで、映画館を出た後モスバーガーでとびきりチーズバーガーを食べた。おいしかったのだけど、自宅で自作したらもっと美味しいような気もするので今度やってみたい。
めちゃめちゃ後味の悪いレストランだ。でもこういう映画、いつかは出来るはずだった。
ジャンキー
かなり期待していた作品、その期待通りのメニューを提供してくれました。
まずR指定をしっかり活かす凄惨さが素晴らしいです。口の中に銃を突っ込んでの自殺、男の大切な部分にハサミをぶっ刺す、指を思いっきりナイフで切り裂く、海に沈める、首吊り自殺…豊富な凄惨さに目を背けたくもなりますが、しっかり目に焼き付ける事で物語の狂気さが際立ちました。
次にブラックユーモアたっぷりの社会批判。上流階級の人間が客としてきているので、お客様は神様精神を間に受けて偉そうな奴らばかりなので、顧客名簿やレビューで潰した店の写真や、風俗の写真をタコスの生地に印刷して提供するという意地の悪さも好きですし、シェフがとことん狂ってるいるので底意地の悪い奴らでも可哀想に見えてくるのが不思議でした。不気味なまでのシンクロ率や小声で囁いたりと、とにかく気味の悪さが不安を煽ってくれます。
突然の鬼ごっこは特別意味がありませんでしたが、もしかしてメンズはここで一掃されるのか?という緊張感はずっとありました。最後まで逃げ残った人に料理は提供するけど連れ戻すというのは中々に残酷でした笑
今作の根幹にあるのは食事を美味しそうに、楽しくする事の大切さだと思います。上流階級の人々は価値があるという理由のみでシェフの知名度と料金で食事を堪能していましたが、アニャ演じるマーゴにのみ提供されたチーズバーガー、マーゴが最後の切り札で料理のオーダーをして、シェフはそれに応えて、皮肉にもジャンキーで形も綺麗ではない、コース料理とは程遠いチーズバーガーを作っている際の表情が一番楽しそうというのも現実を醸し出しているなと思いました。作中で最も美味しそうだったのがこのチーズバーガー&フライドポテトでした。ジャンクフードは正義。
オチは大爆発とだけ聞くと投げやりのように思えますが、コース料理の最後のデザートをシェフとスタッフと客で仕上げるという大胆な一手でした。客にチョコとマシュマロを身に付けさせ、ソースなんかで彩っちゃって、着火して大爆発とある種の芸術のように思えました。材料に客と書いてあるのがツボです。
マーゴが船に乗って、チーズバーガーにかぶりついてスパッと終わるのも後味が良かったです。そうは来ないで〜の連発で戦々恐々としていましたが、終わってみればとても楽しい作品でした。これは絶品です。
鑑賞日 11/18
鑑賞時間 17:50〜19:50
座席 B-13
サイコ感半端ないレイフ・ファインズに立ち向かうアニャの目力
孤島のレストランが舞台のサスペンス、くらいの前知識で観に行ったら、展開が怖すぎてビビったww
孤島に到着したスタート時点で、もう不穏な空気が渦巻き、レイフ・ファインズ演じる天才シェフが物々しく登場した辺りから静かな狂気が劇場内に広がり、突然凄まじいスピードで加速する
強烈なインパクト、暴力、ささやかな希望からの失望、共感、拒否、最後の希望からの絶望、という完璧な洗脳を経て導かれる結末
後半に差し掛かる辺りまで、予想が出来ない展開に背筋が寒くなるくらい不気味で怖いんだけど、盛り込み過ぎた感が無きにしも非ずで、ラスト手前で一瞬減速したのが惜しい
狂気のシェフに立ち向かうヒロインを、アニャ・テイラー=ジョイが好演
レイフ・ファインズのサイコ具合がハマり過ぎてる分、彼女の強すぎる目力が生きた
彼女がシェフの家で見つけた過去がどういうことなのか、観客に判断を委ねる形なので、解釈次第で最後の展開の評価が変わると思うけど、評価がどちらであれ、映画を見終わるとチーズバーガーが食べたくなるのは必須
贅を尽くした豪華な料理がいくつも出される中で、一番美味しそうだったのがチーズバーガーっていうのも、中々な皮肉だな
最後まで狂気に満ちてるから、ただのサスペンスだと思って観に行くには要注意
楽しかった
みる前よりもっと食べ物に作ってくれた人に感謝しようと思えた。
島の中でやってるレストラン❗️
めちゃめちゃどこを見ても景色がいいし綺麗で出てきたご飯も美味しそうで本当にあったら一回行ってみたいレストランだなぁって思いました☺️💕
最後1人脱出できたのとか最後皆でデザートになるって展開がすごく良かった❗️
暇だから映画見て帰るか〜ってノリで行ったけど見て良かった!
奴らは情報を喰ってるんだ
物足りなさは感じるが、不思議と違和感もなかった
映画館にて鑑賞しました。
サスペンスものだということはなんとなく知っていましたが、なんとなく物足りなさは感じました。シェフが狂気じみているというのは分かるのですが、なんとなく人間味は残ってる感じがして、底知れない、というほどでもなく。最後は死ぬのもなんとなく分かるので・・・。シェフがこういう行動を取ることになった理由も分かりますが、そこまでやるんか感は多少あります。
シェフも劇中で言っていますが、客の大半が本気で逃げようとしない空気感も、なぜか不思議と違和感がないのはなぜなんでしょうか。そういった点では面白い映画でした。
主人公のマーゴを演じるアニヤ・テイラー=ジョイは不思議な魅力がある女優さんだな、と改めて思いました。
緊張感のある晩餐!
晩餐に呼ばれたら、一人また一人と殺される。ありがちな設定だが描き方によって緊張感が途切れない。
●料理の描写が素晴らしい。「ノーマ」や「エル・ブジ」みたいな芸術的な料理をちゃんと映像化している。
三ツ星レストランどころか本当のトップレベルの料理を一般人は見たこともなければ味や内容なんかさっぱりわからない。そこを逆手に取った演出がいい。
知ったかぶりのセレブが異変をあくまでレストランの演出だと言って気づかず、異常事態に気づくのが一般人の常識というアイデアが面白い。
●殺人者の動機も意外性があって良かった。この辺は見る人によって意見が分かれるかもしれない。もっと明確な動機を示して欲しいと思う人もいるだろうから。
でも、異常に才能がある者が道を極めていった先に、現実世界に失望し憎み、己が作品のために殺人にいたるという設定は、理解はできなくても想像はできる。明確には表現しにくい動機ゆえに、明確に描かず想像させる演出だと思う。
●その動機ゆえにヒロインが生き延びるラストにつながったのがいいアイデアだ。
武器を取ったアクションで殺人鬼を撃退するような安易な解決にしなかった。殺人鬼の動機の根源である料理の出発点と、心の奥底に残された人間性に訴えた逆転劇に関心した。
レイフ・ファインズが素晴らしい仕事をした。理解し難い殺人鬼の人間性を見事に表現している。
ヒロインのアニャも存在感があって良かった。
●惜しむらくはスタッフの動機をもう少し描いてほしかった。狂信的な宗教よろしくシェフに従うスタッフの背景が知りたい。
極上エンターテイメントであるのは間違いない。
なんか不発
レイフファインズと言えば、
「グランドブダペストホテル」が
ベストアクトだと思うんですよ。
それと比べると、今作も、
「キングスマンFA」も、
大人しめというか、顔芸少なめ🤣
いや彼だけの不満だけでは無いです。
事前情報ほぼゼロで、
レイフファインズとテイラージョイと、
おお、久々ニコラスホルト。
X-MEN以来だな。
それくらいで臨んだ所、
いきなり島に連行されるとは、
ホラーなのかな❓
あーもう案内係怪しい〜。
ホラーだねきっと😳
どなたかも仰られてましたが、
「ミッドサマー」を彷彿させます。
環境がよく似てます。
でも今作はその意図が不明瞭で、
釈然としない。
あのおにごっこは何だったの❓
天使❓あれ誰よ❓
結局モヤモヤして終わったなーて印象。
久々の洋画で楽しみだったんだけど、
元々「ザリガニの鳴くところ」
を観たかった分、
求めてたモンが全然違った😩
全く
衝撃の逆カスハラバトル
アニャ・テイラー=ジョイ
マイアミ出身の
イングランド系・スペイン系
の両親から生まれ6人兄弟の末っ子
14歳でNYでモデルにスカウトされ
20歳でドラマに進出
演技力を評価され「絶叫クイーン」
の異名を誇り活躍の場を広げる
いま最も旬な存在である
「ミッドナイト・イン・ソーホー」
での印象的な演技が記憶に新しく
個人的にもお気に入りの女優さん
主役も脇役もこなす起用さ
今度マッドマックスの
スピンオフのフュリオサも
やるとか
そんな彼女と
不穏おやじ演じさせたら
天下一品のレイフ・ファインズの
共演作の今作
どうだったか
久々にサイコなサイコーの一作
でありながらよくよく考えると
料理人ならではのカタルシスや
ジレンマをこれでもかと感じる
印象深い一作でした
伝説的な名シェフ
ジュリアン・スローヴィクの手がける
孤島のレストラン「ホーソン」
近海で取れた魚介類から山の幸
まで自然を余すところなく
ジュリアンを慕う弟子たちに
よって手がけられた絶品フルコース
それでいてコミコミで1250ドルと
予約が取れない割には
不気味なほどリーズナブル(かな?)
そんなひと時をを味わいに
美食ブロガー気取りのタイラーは
憧れのジュリアンに会うために
あんまりそういうのに
興味なさそうなマーゴを
付き合わせてホーソンへの
船を待ちます
するとそこに現れたのは
・ホーソンの出資者たち
・そこそこ有名な俳優と愛人
・料理評論家と記者
・常連っぽい老夫婦
などなど
マーゴはどうも老夫婦の
旦那のほうと面識があった模様…
船がホーソンにつくと
出迎えた従業員のエルサに
尋ねられマーゴは当初の予約と
違う名前だったと知ります
まぁ別に予約と違う人が来るのは
レストランの予約くらい別に
いいだろと思いますが
別の女と行くつもりだったのか
とマーゴはタイラーに嫌悪感を
まず覚えます
ホーソンに訪れると
ガラス越しの海から内部は
厨房を好きに覗ける自信に
満ち溢れた構造
しかし客たちは皆
自分たちの事情の話ばかり
しておりあまり料理じたいに
関心はなさそうに見えますが
そこで奥からジュリアンが
現れると手を一発大きく
パーーーーーーーーーン
と叩きその都度料理人が皆
整列しメニューが出てくる
流れになります
この手を打つ音がほんと毎度
スクリーンに響き渡ります
「食べないで味わってください」
など奇妙な言い回しで客に
料理の説明をするジュリアン
実際料理は創作っぽい
ポツポツした小粒料理
「パンは庶民のものだから
パンはありません」という
ソースのみのパン皿など
奇妙なものも出てきて
だんだん客たちは
ざわつき出します
料理評論家はソースを
一応味わいますがしっかり
混ざっていない点を指摘
しようとするとそのソースを
大量に持ってきたり対応も
おかしい
マーゴは全く手を付けず
トイレでこっそりタバコを
吸おうとするとジュリアンが
おもむろにトイレに入ってきて
「なぜ手を付けない」と
尋ねてきますが
おなかが減っていないからだと
かわしますが
予約と違う人間であることを
ジュリアンは見抜き
「君はマーゴではない」とも
言い出します
さて料理が進むと次は
「タコス」
ようやくマトモな料理が…
と思うと肉には幼少期両親が
もめたときに私が父親に突き刺した
という小ハサミが上に刺さっており
しかもタコスの包む生地には
レーザー刻印で様々な…
出資者たちには「不正会計の内容」
映画俳優らには「大コケした主演映画」
評論家らには「酷評記事」
老夫婦には「旦那のパパ活中の写真」
など見られるとマズイ事ばかり
マーゴが気まずくしていたのは
そのパパ活の相手が自分だったからです
そしてタイラーのは
「料理を撮るなと言われていたのに
こっそり撮っていた瞬間の写真」
いつ撮ったんだろうw
ここで客たちは激高
ふざけているのか!帰る!と
詰めますが帰るには船を待たないと
いけませんし出入口は屈強な男達が
塞いでいます
パパ活写真で居心地が悪くなった
老夫婦の旦那は無理やり帰ろうとすると
取り押さえられて指をちょん切られて
しまいます
ただごとではないのに
客によってはトリックだとか
信じようとせずタイラーは
黙々料理を食べてます
いよいよおかしくなってきます
その次の料理は
ジュリアンに憧れてホーソンに
来た若い副料理長が担当しますが
どうも憧れに届くことなく挫折気味
だったようで料理を紹介した後に
皆の前で拳銃を口に入れて発砲し自殺
その後に料理が出てくるなどいよいよ
狂ってきます
ジュリアンは表情一つ変えず
「代金に含まれているサプライズ」
だと言い張ります
出資者たちはコロナ禍でも店を
潰さなかったのにとか時事ネタを
ぶっこんで怒ります
レストランのオーナーにも
掛け合ってこんな店潰してやると
息まくとジュリアンは
それってあれですかと
窓の外を指すと天使の羽を
付けられたオーナーがクレーンで
吊るされ水面に沈んでいきます
このシーンはちょっと
笑ってしまいました
「ソナチネ」思い出しちゃった
むらかわさーーーん
やめてくださいよーーー
マーゴはすっかり
呆れているとジュリアンに
奥に呼ばれ
このディナーの最後は
全員の死で終わるが
君は関係ないから
「あちらの側」にいるか
「我々の側」につくか
選べと言われます
もううんざりですが次の料理は・・
ジュリアンが女料理人を紹介します
その彼女はずっとジュリアンに
言い寄られていた事を明かし
それでも憧れだったのでしょう
ホーソンに残り続けました
料理名「男の過ち」
彼女はジュリアンの体に
小ハサミを突き刺し抱き合います
なんかもう慣れてきた
ついでに男は45秒後に捕まえにいくけど
逃げてもいいよと言われるので
みんな逃げます
あっタイラーだけ逃げてませんが
「お前もだよ」と言われて逃げます
ここも笑いました
捕まるまで女性陣は店内で
待ちますがそこでマーゴは
さっきのどっちにつくかの
決断を迫られますがそこで
捕まった男たちが戻ってきます
(鳥小屋に最後まで
捕まらなかった記者には
ポーチドエッグのサービスが
あってここも笑った)
またここでタイラーが
このディナーの最後が
死で終わることを知っていながら
(マーゴ)を誘ったことを知り
マーゴはとうとうブチ切れ
さて次の料理は…
次はなんと隠し味などを
言い当ててきたタイラーが突然
料理着を着せられ作らされます
タイラーは不器用に野菜を切り
肉を焼きそれをジュリアンとその弟子
全員が見つめる中でやらされます
出来上がった料理を食べた
ジュリアンはハッキリ「マズい」
と告げ何か耳打ちすると
タイラーは料理着を脱いで
奥に消えていき
首をつって死にますw
何を言ったのかw
マーゴはそんな
タイラーを横目にジュリアンに
言われて樽をとってきてと
指示されカギをもらって
ジュリアンの私邸に行きます
そこで見たものは
ジュリアンの料理人になってから
これまでのキャリア
素朴な家庭料理を作っていた
時代から名声とともに様々な
出資者の要求や評論家の評価
心血を注いだ料理に
全然関心を示さないくせに
名前だけで食べにくる客
プレッシャーにさらされ
とうとう壊れてしまったのだと
知ることになります
自分は料理人じゃないけど
これは確かに料理人の
葛藤であるのかもと
思ってしまいました
高級料理店なんて会食や
パパ活のスケベおやじと
金目当てのクソガキしか
来ないのに腕を振るわなければ
ならないのなら・・
つまり今回のディナー
ジュリアンは復讐として
これまでの人生で自分に苦痛を
与えてきた出資者や評論家
料理もできないのに好き放題
ネットで書くブロガー
・・あれ?映画俳優は?
彼が疲れた時にふと見た
映画があまりにクソで
その主演が彼だった
からだそうですw
でもでも彼の彼女のは関係ない
んじゃないのと思っていると
大学の学費を自分で出してないから
「じゃあ死ね」とw
ブラックなんだけどどこか
笑えるあたり
アダム・マッケイ関わってる
感じがありありですね
さて結末に向かっていくディナー
ですがマーゴはついに手を叩き
ジュリアンに言い放ちます
「私が満足する食事が
まだ出てきていない
それでも料理人か」
するとジュリアンは
何が食べたいかと聞くと
マーゴは「チーズバーガー」
を要求します
するとジュリアンはまるで
憑き物が取れたかのように
「シェフの顔」に戻り
ポテトはおつけしますか
波型カットでいいですか
など細かく注文を聞き
一心不乱にハンバーグを焼き
ハンバーグとチェダーチーズを
重ねただけの素朴な
チーズバーガーを出してきます
マーゴはそれを頬張って
「持って帰りたい」と言うと
ジュリアンは持ち帰り箱と
お土産を持ってきて
アッサリマーゴを船着き場へ
帰してしまいます
マーゴの素朴な要求が
かつて楽しく客のために
料理していた自分を
一瞬よみがえらせたのかも
しれません
他の客にも土産を渡し始め
あれっこれここでみんな帰す?
と思ったらそんなことはなくw
ディナーのフィナーレは
キャンプよろしく「スモア」
(マシュマロとチョコレートを
あぶってクラッカーに挟むアメリカの
キャンプの〆の定番のようです)
客たちにチョコレートの帽子と
マシュマロのマントをかぶせ・・
激しく燃え上がるホーソンを
逃げ延びたマーゴはおみやげの
チーズバーガーを頬張りながら
呆然と見つめるのでした
いやー面白かった
ミッドサマー以来
なんかサイコなんだけど
気持ちのいいイカれ感
割と客もしっかり入ってて
それなりに注目してる人
多そうです
シェフ怒り大爆発
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