ザ・メニューのレビュー・感想・評価
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ひとことReview!
高級グルメを満喫する所から一転して緊張感が漂うミステリー。中盤から予想のつかない展開に。社会への皮肉を込めた、実に斬新な作品である。
グルメ・バーガー店へGO!しちゃいました
変な映画なんだけど結構面白い
洗脳ってこわいし、シェフ怖すぎ。
お帰り、狂気のレイフ・ファインズ
新ジャンル
異色のフルコースサスペンス
孤島の高級レストランに隠された秘密が明らかになっていく異色のサスペンス。グルメものかと思いきや徐々におかしな空気感が漂いはじめる。サイコなカリスマシェフがもてなすフルコースディナーを存分に味わうことが出来ました。
2022-216
これはあまりハマらなかった。
高級料理が伝えたいことは
本当に言いたかったのは「Do not tast, eat.」?
ミシュランの星を獲得したレストランが一番多い国は日本だそうだ。
それら料理人達の才能や努力には心底頭が下がるが、高額な料理をうんちくを語りながら食べているグルメ通と言われる人達の中で、その努力に裏打ちされた味や意図、思いが本当にわかっている人なんてほとんどいないのでは?と庶民が思っていることを代弁し痛烈に皮肉った映画。
客の中には詳細なバックボーンが説明されていなかったり、つまらない映画を観せられたという言いがかりみたいな理由で巻き込まれた者もおり、一部を除き数多いる表面的な食通の代表者としてランダムに選ばれたようだが、偶然参加する事になったマーゴについては生い立ちや人間性を探るためにいろいろと試し、最終的に逃そうと判断する。
スローヴィクが料理人として駆け出しの頃のハンバーガーを作っている写真のみ笑顔だった。
やっぱり料理は難しい顔をして批評するものではなく、ただ笑顔で美味しく食べるのが一番と言う事を思い出し最後を遂げたことは良かったのではなかろうか。
料理人達のメンタリティや客達の従順さなど違和感を覚える部分も多く、もう少し説明が欲しかったと思った。
ネタバレしないようレビュー漁らなかったのは失敗
最後の晩餐が幕を開ける
アメリカ北西部・太平洋沖の孤島に存在する世界屈指のレストラン『ホーソン』。そこに招かれた特別なゲストたちとマーゴ(アニャテイラー)。
『シェフのテーブル』の番組クリエイターが監修をしたという料理は、まるで『エル・ブジ』を彷彿とさせる独創的なクオリティ。しかし、初めからどこか気味悪い空気を纏う。
流れの転換点は3品目の「The Mess」。
ここから一気に緊張感に支配されてゆく。
それぞれのコースに込められた意味を堪能したい。
複数の録音部隊で、同時に会話を録音したという本映画。
彼らの会話が自然に聞こえるような工夫は、自分がその場に溶け込むような体感を味わえるだろう。
上流階級たちに対するホーソンの私怨は、一体どういう形で結末を迎えるのか。
支配された人間は、こんなにも従順になってしまうのかと、ある種の怖さを感じずにはいられない。
最後まで楽しめた
アニャ・テイラー=ジョイが好きなので、それだけを頼りにあえて予備知識は入れずに劇場へ。
(若干ネタバレ風な箇所もありますので、観てからお読み頂けるとありがたいです。)
予告編もろくに見ていなかったが、かなりブラックなコメディホラーだった。
冒頭から何となく提示された「不穏」が、どんどんと表面化し、そしてエスカレートしていく。
「シェフ、次はどんな料理を見せてくれるの?」
悪趣味な自分を突き付けられながらも、次はどんな趣向が?と気が気でない。
ここで集まった客(とスタッフ)は謂わば「食材」で、本当の客はむしろ劇場で観ている我々観客、といった感じに最後まで引き込まれた。
「食通」と「映画好き」って、実は似たところもあるので、こういう難解なコンセプト先行の料理に対して、分かったフリして要らぬ講釈を垂れたり、ここに足を運んだ自分をまるで偉いみたいに感じている人々を私はあまり笑えないでいたりする。
「じゃあお前、そんなに偉そうに言うならキッチンに立ってみろよ」
そんな、ある意味禁じ手的な皮肉もまた楽しかった。
そして、ただのイカれた料理人の話に終わらせず、ちゃんと彼の人生にも想いを馳せるグッとくる趣向もある辺り、また憎たらしい。
結局ダントツに美味しそうなのが「アレ」な訳だから。
そりゃそーなるよね。
そして、アニャ・テイラー=ジョイですよ。
もう最後までずっと可愛くてカッコ良い。
客はともかくお店のスタッフの方には気の毒な話なので、ほんの少し気は咎めるけど、ま、ホラーでありコメディなので…と美味しく頂きました。
時間もコンパクトでテンポも良く、楽しめました。
みんなおかしいので普通の人が異常に見える
「三つ星レストラン」
最後まで緊張感が続く。役者の力量を感じる傑作
ヒロインとシェフの役者の迫力がすごい。コメディ担当のヒロインの彼氏が結構な糞野郎だったり、ナイフを刺すシーンが余計な気がして少し残念だったが、最後まで緊張感が続く良質のサスペンス。
もう少しコメディ方向にぶれた方が私は好みですが・・・心をへし折られた客が、最後にはシェフに同調してるのが地味に怖かくて良かった。
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