カラオケ行こ!のレビュー・感想・評価
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まさか「紅」で泣くとは!
クライマックスの少年による鎮魂の「紅」に尽きる!まさに魂の熱唱。声変わりで声が出づらいところを、想いだけで歌い上げる。決してめちゃくちゃ上手いわけじゃない。ハデなわけでもない。でも自然と涙が出てくる。テクニックうんぬんじゃないんだ歌は!愛だ!ハートだ!ということを伝えてくれる。凄い演技力だよ。(このシーンまでの2人の積み上げがあるからこそ、このシーンが活きた。)
コミックも読んだけれど、やはりこのシーンで大差がつく。コミックであの歌は表現できない。映画ならでは。
クライマックスのこのシーンだけで観る価値ある。
エンドロールで流れるリトグリの紅が、アレンジといい、ピアノといい、ギターといい、合唱といい、すげえいい!Spotifyで聞きまくってます。
幻のように居なくなった、南銀座の妖精(いかついおっさん)たち。
声変わりして前のように歌えない部長に、完全燃焼できるステージを用意してくれた。
エンドロールの後にも続きあります!
※正直、綾野剛の演技がスッキリしないとこもあったが、あれも抑制を効かせたのかな。
※「毎日牛乳飲んでますうー」
「お花畑が伝染しとる。森丘中合唱団は終わりや!」
「あーヤラし!学校でヤラしッ!」
「部長より絶対いい部長になりますからね。」
「一緒に写真撮ってください。」
この子、むっちゃ好き!!
原作ファンです!よかった!
思春期真っ只中真面目な中学生の聡実くんとヤクザの狂児という交わらなさそうな2人が歌をきっかけに出会い親睦を深めていく過程がとてもよかった。
綾野剛さんも聡実くん役の子も合ってました。
原作既読でオチも知っているのにウルウルしたり笑ったり、温かい気持ちになりました。
綾野剛さん、歌うまくてびっくり!
ヤクザが歌が上手くなりたくて、中学生にお願いして、一緒にカラオケに...
ヤクザが歌が上手くなりたくて、中学生にお願いして、一緒にカラオケに行く。
設定はおもしろいはずなのに、展開が盛り上がりもなく微妙で残念。
これは893と中学生のBLです
面白かった!チャンスさんが出てたのも嬉しかった!
聡実くんが893に囲まれてカラオケボックスに居るシーンは泣きました
だって中学生がだよ?囲まれてさ、怒鳴られてさ、物投げられて、よく泣かなかったなと思う
オレンジジュースの量が減って無いのが彼の気持ちを表してます
「紅」の歌詞の通りに物語が進む、ツンデレのBLにしか見えなかったな(笑)
綾乃さんはクールでかっこ良かった
私はああいう傘欲しいです
ヤクザが似合う綾野剛
『ヤクザと家族』の綾野剛の凄まじいヤクザ振りが私の中では今だ健在で、なんだか山本賢治が成田狂児と名を変えて出ている錯覚、それにしてもずいぶん柔らかくなったな、みたいな笑笑。こんなヤクザはフィクションが過ぎるだろうけど、齋藤潤と綾野剛のコンビがとてもいい味を出していてこんなヤクザなら怖くない、むしろ友達になりたいという錯覚?を引き起こしてしまうほど。ヤクザのカラオケ大会と中学生の合唱コンという異色の組み合わせが新しい発想でとても良かった
設定の妙
途中何度も笑いをこらえていたのに、クライマックスでは思わずほろり。手のひらの上で心地良く転がされてしまった。
合唱部と映画をみる部、おとんとおかん。聡実少年の世界は、とてもバランスが取れていたんだと思う。特に映画をみる部に居場所を作っているあたりに彼のバランス感覚の良さが伺える。
だが、合唱部の顧問の先生が産休に入り、自分は引退目前で変声期を迎える。これまでと同じではいられない、そんな中学三年生。
この設定だけで幾らでもストーリーが作れそうだが、この物語ではヤクザという青少年に対しては禁じ手ともいえる劇薬を投入する。そしてあろう事か、距離感が近すぎるヤクザの狂児と、ツンデレ中学男子の聡実による王道のラブコメのような展開へと進んでいく。
聡実が狂児の身を案じて、組長の誕生日会に乗り込む聡実。そこで組長や組員へ啖呵を切ってからの紅の絶唱。大切な人のために怒り、大切な人のために歌う姿はとても見応えがある。
そして、ミナミ銀座の取り壊しとともに、聡実の中学生活は終わりを迎える。最後のエピソードは蛇足のようにも思ったが、このほうが今時だし作品の雰囲気にも合っていて良いかなと思い直した。
…
途中の細かな話にも無駄がない。うまく使い分けられた怒りの表現が、良いメリハリとなっていた。
洒落てらぁ
なんかもう、オシャレだわ。
さらっと軽く見れるのに心情描写が丁寧だった。原作が良いんでしょうね。
その良さを損なわず(むしろプラス?)で映像化できてる時点で素晴らしい作品。
いつも思うが綾野剛の役作りはオタク向け。本当にありがとう
綾野剛の不思議な魅力
原作は読破済み
原作の再現とオリジナルをうまく混ぜて上手に実写化していると思う
聡実くんは原作より少し年相応に、狂児は原作よりつかみどころなく、それでいて人たらしな人物に
大枠としてヤクザと中学生の不思議な友情を上手く表現していた
また原作だとあまり目立たなかった和田くんが非常にいい味を出していた。映画で1番よかったかも。
ただ、原作だとギャグシーンだった聡実くんがヤクザに怒鳴られて泣きながら謝るシーンなど、実写だと可哀想で見ていられなかった、、、
おったやん
ラストマイルからきました。狂児さん下手じゃないのに、どうしても「紅」が歌いたいんですね。和訳が胸に詰まるものがあって「紅」あらためていい曲だなぁと思いました狂児さんの名前が本名なのも面白かったです。
クソです
かるーい乗りで、面白い2人の会話や周囲の人たちのやり取り笑えました。まぁ実際こんな状況ならこんなコメント出てこないとは思いますが、怖いもの知らずの現代の10代はこんなんでしょうか?聡実くんは勿論の事彼を慕う真面目な後輩や映画観る部の子もとても良かった。ビデオ巻き戻しの件は秀逸。
このままどっぷりその世界に入らないようにと思いながら最後はまぁ
あの曲がこうなる
組のカラオケ大会で最下位を免れる為にヤクザが合唱部の中学生に歌唱指導を頼むというお話。漫画原作らしい設定の奇妙さが物語の中でも維持され、ヤクザ映画だからとコテコテせず、かと言って力を抜き過ぎる事もなく、物語と絶妙の距離を取りながら観る者をニヤニヤさせて積み重ねて行くエピソードが可笑しくて暖かく少し切ないのです。その距離感を絶妙に計って演じる綾野剛さんは流石だなぁ。
また、映画の骨組みとなる歌の選曲も絶妙で、綾野剛さんの歌声も、「決して下手ではないけど、微妙に上手くもないなぁ」というこれまたいい所を突いているのです。そして、エンドロールでの Little Glee Monster の歌声には「あの曲がこうなるのかぁ」とちょっと感動まで覚えてしまいました。
更に、映画ファンとしては部員がたった一人の「映画を見る部」の栗山君にどうしても肩入れしてしまいます。だから、劇中で彼が観ていた映画は、「それは、この作品のこの場面だね」と一人で勝手にフォローを入れておくのでありました。君は一人じゃないよぉ~。
ここのレビュー良き
何気なく観た映画。
楽しかったし、人生今まで全く関心無かった
X JAPANの歌にホロリとなって、
他の人の感想知りたくてココに来ました。
つまんないって人居る、そうかそうか、
楽しかった人、うんうん、
丁寧な深掘りの人、めちゃ参考なる~
原作知りたくなったし、実写に奮闘した
皆さんに感謝。レビューの皆さんに感謝。
やー映画ってイイネ!ありがとう!
岡くんかわいい
原作ファンです。
岡くんが可愛かったです。最後の岡くんの歌、愛がありましたね。
狂児は原作よりもヤクザ成分控えめでした。演技はもちろん良かったので、顔かなあ。狂児は塩顔じゃないなーと。
ゆるーく観れる映画だと思います。実写で岡くんの歌声が聞けたのが良かったです。
大まかなストーリーは面白いのにかったるいシーンが多過ぎてなんともテ...
大まかなストーリーは面白いのにかったるいシーンが多過ぎてなんともテンポが悪い。
所々クスッと笑えるシーンもあるけど中途半端。
原作知らんけどもっとギャグに全振りしてほしかった。
感動は全く無かった。
違う世界の二人
合唱部部長というだけで、ヤクザの狂児にカラオケに誘われた中学生の聡実。狂児の組ではカラオケ大会で最下位になると、組長に下手くそな刺青を彫られる。だから、歌のレッスンをしてくれ、と。そうして交流する二人。ボーイソプラノの聡実には、ちょっと悩みがあり。
全く違う世界の二人の付き合い方に笑えました。原作を娘が持ってるので借りよう。「映画見る部」っていいな。狂児って名前は、役所で断られると思うな。
芸人二人の演技が、全然普通にできてて意外でした。
大坂ナンバー303 26-181黒のセンチュリーにご注意
ヤクザの若頭補佐・成田狂児と合唱部部長の男子中学生・岡聡実、接することがあり得ない二人が、実に他愛なく、くだらない動機によって歌唱指導の先生と生徒になって絡んでいく話ですが、どう考えてもそもそもの設定が無理くりであり、その後もかなり強引にスジが進んでいきます。
舞台は大阪郊外の住宅街です。
ともかく話が込み入っておらずシンプルな枠組みのままに、コミカルなヤクザ像を置き、登場人物が最小限に絞られ、而も性格も皆単純なので、観客には各々のキャラクターが分かり易く、自然に感情移入していきます。
その核心は、狂児と聡実の二人の会話でしょう。狂児の慇懃な話し方に対して、聡実の恐々と一言二言のみ発するぎこちない会話は、非常に間怠ろっこしいのですが、なぜか引き寄せられます。やはり大阪弁の二人が会話し続けると、老若男女問わず、自然にボケとツッコミが生まれ漫才のように聞こえてしまうせいでしょう。聡実のたどたどしい話し方は、結果的に上手く“間”の取られたボケ芸のように見えます。
また映像のカメラワークが、変な寄せアップが殆どなく、手持ちカメラは使わず、ほぼフィックスで撮っており、長回しも多く、とにかく変に凝らずオーソドックスな映像で作られているのも、観客が落ち着いて観ていられた要因です。
但し、細かい仕掛けが随所にあり、あちこちに伏線が張られています。しかし伏線に気づかなくとも話は分かり易いので、支障は全くありません。
中学の「映画見る部」、この存在そのものが不思議ですが、そこで男子中学生二人が並んでVHSビデオ観賞するのが『自転車泥棒』『カサブランカ』といったモノクロのクラシック洋画の名作です。
そして鮭の皮のアップ映像の長回し、そこには深い愛が詰まっています。
所々で笑い、その後で手に汗握り、また笑い、そして笑い、少し泣かせる、映画の娯楽三要素(笑う、泣く、(手に汗)握る)を兼ね備えた作品といえます。
ただあまり映画的なスケール感はなく、せいぜい半径1km圏の世界での出来事を、面白おかしく小ぢんまりと描いているに過ぎません。その点では映画館で観る映画としては評価し辛く、寧ろTVドラマ向きかもしれません。
大阪を舞台にしながら、大阪では一切撮影されていないようですが、いずれにしても大阪303の26-18ナンバーの黒のセンチュリーには近づかないようにしましょう。
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