カラオケ行こ!のレビュー・感想・評価
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ヤクザが中学生に歌を教わるというシュールな設定。 それ故にシュール...
新年早々肩の力を抜いて観れる
原作のシュールな笑い、和山やま先生特有の独特の間の使い方やキャラクターの何とも言えない表情を実写に落とし込むのは相当難しかったはずだ。
漫画では表現出来ないヤクザ達の歌声こそ実写で楽しめるところだが、本作は役者陣が頑張っており、ほぼ忘年会の出し物的なクオリティの低いカラオケ大会にちゃんとなっていた。
ただし、クライマックスは聡美くんの「紅」にハードルが上がりまくってしまったのと、年末の歌番組やカラオケ歌うま番組でプロ顔負けの歌声のモノマネ歌手の方の歌を聴いて耳が肥えている現代人にとっては物足りないかもしれない。
この作品は終盤に少しビックリ展開があるので、原作未読の方こそ楽しめる映画だと思う。
映画部で映画観賞をするストーリーラインは実写化オリジナルである。これは巻き戻し機能が壊れたビデオレコーダーでビデオ観賞しているのだが、まさに巻き戻すことが出来ない青春時代を表していて、狂児に新しいレコーダーを買ってもらい、ラストに新入生に託すというところまでメインストーリーと平行して進んでいて中々洒落たアレンジだったと思う。
紅の「前奏○○秒」と表示されるカラオケ画面を見つめる綾野剛の後ろ姿が好きだ。
カラオケしたい!
無駄のない構成
〈あらすじ〉
ヤクザの成田狂児は所属している組のカラオケ大会で最下位になると組長から下手な刺青を入れられるのを阻止すべく、合唱コンクールに参加していた合唱部部長、岡聡実に歌の特訓を依頼した。渋々引き受けた聡実は狂児のクセのある歌い方に悪戦苦闘していたが、聡実も思春期の「ある悩み」に苦悩する日々を過ごしていた。果たして狂児と聡実の行方はいかに・・・。
初見のイメージはBL寄りの内容化と思いましたが、「カラオケ」と「歌」を通じて、互いの垣根を超えた友情コメディ映画。内容もわかりやすく、綺麗にまとまっていて、爽やかな結末で大満足。おちゃらけたヤクザが多いのかと思ったら、聡実がビデオデッキを探しているときに出会ったヤクザと絡むシーンは手加減抜きで怖いシーンでした。
それ以上に強烈だったのが聡実のお母さんが晩御飯に食べていた焼シャケの皮をお父さんに渡したとき、渡す場所が茶碗に盛られたご飯の上に乗っけるシーンが印象的でした。
「紅」と「紅鮭」をかけているにしても、大スクリーンでご飯とシャケの皮だけが数十秒映されていて、失礼ですが「変態な監督だなぁ~」と思いました。
原作読まなくても楽しめる、ハートフル全開の映画でした。
聡実くんちと学校とカラオケ天国、そしてミナミ銀座
以前、山下監督のオーバーフェンスを観て感銘し、この映画も何かを感じさせてくれるだろうと思い、鑑賞。
ロケーションはほぼこの4か所、初めは学校と家だった生活に、何故かヤクザから誘われてカラオケ天国へ
聡実くんは、大人はどこか汚いもので、自分も声と共に、その大人に否応なしに向かっているというモヤモヤを抱えた中学生の男の子。
お母さんが焼きシャケの皮をお父さんのご飯に載せることさえ、どこかいやらしく感じていたんだと思う。
そんな大人の、しかも悪の権化たるヤクザの狂児との触れ合いの中で、少しだけきちんと大人になった聡実くんが、大人の世界であるミナミ銀座に向かう。
卒業式の聡実くんの最後の表情がとても良かった。
意外と青春物語
とにかく最初から最後まで笑ったよ。
この設定でこんなに面白いのすごいねぇ。
「紅」の前奏があんなに長いとは知らなかった。
そしてまたあの状態での間奏の長さが、聡実の身からすると永遠に感じる、、かと思いきや彼は案外図太くて笑える笑。気弱な真面目ガネ君かと思いきや肝が据わってるのが面白かった。
無表情に見えて絶賛思春期満喫中の物凄く情熱家な和田君もよかった。いちいち甘酸っぱくて味わい深かったわ。和田君、好き。
白と黒。
清と濁。
天使と悪魔。
もうあらゆる真逆の対比が脳裏に浮かぶほどかけ離れた聡実と狂児だけど、ああいうのをウマが合うっていうのかな。
お互いに良さを見抜きあってたというか、回を重ねるごとに心の距離がありそうで意外と近くなってきて面白かった。
しかし綾野剛氏、振り幅大きい役上手!
ヤクザに豹変する一瞬がたまらなく良かったわ。
『最後まで行く』の狂気の矢崎がめっちゃ好きだったんだけど、矢崎同様に狂児もニコニコからのスイッチの切替が凄かった。
ちょいちょい挟まれるヤクザネタも絶対笑える方向に収まるのも楽しかった。
うっかり話の流れにまんまとハマって何度か目を潤ませてしまってからのまた爆笑の繰り返し。
新年にスカッと笑えて楽しい映画でおすすめです。
続編も漫画はあるらしいので、そちらもぜひ映画化を楽しみにしています。
本当面白かったー!
笑った笑った!!良い作品!!!
狂児と聡実くんの青春
『今この時しかない』刹那にその映像に心が震えた✨笑ったし✨泣いた😊
岡聡実くんの青春、その日常に関わる家族、合唱部、映画部、狂児、優しくてあたたかい世界は..愛やで(ももちゃん先生風に言いたい)✨
クールでキュートな狂児をありがとうやし、悩める中学生そのものだった聡実くん素晴らしかった!
あと、ももちゃん先生の性格の雑いのをあんなにかわいく表現できる芳根京子さんサイコーやった✨
祭林組のみなさんも全員可笑しくて愛おしくて大満足です!
原作を活かす改変
まんまと泣けました
【人生初の原作漫画既読】ほぼ原作に忠実と思わせといて・・・盛り上げ方が純粋に美しい 一瞬涙腺崩壊しかかった❗️
映画館の映画は個人的に 心の琴線に触れる カタルシスが【個人的に】全てやねん❗️
今や絶滅には近いヤクザと中学生 会っては【遭っては】いけない禁断の組み合わせ
が逆にピュアな 人を思う心❤️を表現してて お笑い➕涙腺攻める 好作品であった。
星が➖0・5なのは 俺史上初 原作漫画既読で なおかつ有料パンフも既読だったから
脚本家さんは脚本家さんなりに 原作のテイスト変えずに より人間らしく
ほんの少しだけ、原作と変えている ほんの少し
だがそれでも、面白いというか心を打った
さすが👍の綾野剛、北村一輝 だったが
一方の主役と言える 中学生合唱部長 オーディションで選ばれた 齋藤潤 が
主として 顔及び所作で 説明も独り言も無い スクリーンで大活躍❗️
実は 幻のようなヤクザを通じた 中学生の成長譚
恐怖のカラオケ🎤大会の前に怖気付く ヤクザ若頭補佐が中学生に歌のレッスンを懇願
主としてカラオケ🎤屋さん 中学校合唱部で お笑いベースで話は進む
「なんだ、原作漫画と同じか・・」と思ったが
意外の感動❗️
正直 コミック原作は駅の本屋でたまたま1巻完結だから5日前に購入しただけ
正直事後的に見るべきであった。 初版15刷って 60万部らしいが 多いのか❓
太宰治・人間失格 漱石・こころ が200刷が視野に入ってるから お爺さんは分からんがな
原作コミックは 中庸な 観察系とのこと 確かに 昭和人でも付いてける真っ当さ
そして 本作は それぞれの人物に 人間的な温かみが加わっている
綾野剛vs 中学生の齋藤潤 の掛け合いが最高です。
最初は ヤクザへの警戒恐れから入って 戸惑い、突き放し
でも 段々とヤクザの 心根もわかり・・という 王道の成長ストーリー
X JAPANの紅 がコレほど心に染みるとは・・という カラオケヘタクソ、合唱部声変わり 作品 テンポも良い。
有料パンフは ホームページとの被ってません。
よく読み込んだら キャスト・スタッフの経歴も微妙に違うし、監督インタビューはホームページのみ
有料パンフ🈶は 書き振り違うし 対談とか 真のオリジナルです❗️
【豆知識 有料パンフ購入して❗️】産休だか育休の代替教員役の 精神論お花畑 の芳根京子さんは映画独自キャラだけど
ピアノは実演❗️とのこと。
また同じくオリジナルの 映画を見る部も 脱力系が加わって良いのだ❗️でも観てる作品がわからない映画ドシロウトの私だった【映画作品 及び 歌われる楽曲は 有料パンフに載ってます。
どうでも良いけど カラオケの歌 半分知らんがな❗️のジジイでした。ただし米津玄師は知ってるよ デカいノドボトケ喉仏が俺の趣味❗️でもそっちの系統ではないスケベジジイです。】でも米津さんの喉仏押したいなぁ
朗読とか良かった 最後の リトルグリーモンスターさんも良かった。
1秒先の彼 の山下監督と 脚本家 野木さんは冴えてるね。
原作者の方の【ファミレス行こ❗️】も買ってしまうかもです。
ただ 本作だけは 事前に 原作漫画 ではなく 事後的に原作コミック が正確✅と個人的に思った。
誰でもわかる 気持ちのわかる好作品❗️
軽いけどしっかり心に残る。鑑賞後ちょっと気分が上がる。
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