カラオケ行こ!のレビュー・感想・評価
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聡美くんは毒舌なのに可愛い
初日舞台挨拶で綾野剛くんが言っていた通りヤクザが登場するものの“たおやかな”作風でクスクス笑えて狂児と聡美くんの噛み合わない関係性が実に面白かった。
カラオケ大会の為に歌が上手くなりたい強面のおじさん達が、歌のアドバイスを欲して毒舌聡美先生からボロボロに言われまくるシーンや、紅を裏声で歌う綾野剛くんは必見です。
変声期に悩む一人の中学生が狂児といる時間が心の拠り所となり年齢を超えた友情が芽生える。カタギにいる聡美くんにはずっと笑顔で対応する優しい狂児が堪らなくいい。
原作は後で読んでも楽しめますが最初に読んでおくと聡美くんのモノローグが分かってより理解しやすいかな。人間ドラマが心を捉えてストレスフリーで見れるので色んな方に鑑賞してもらいたいです。
カラオケ行きます
待ちに待っていた作品が見れて嬉しい
原作が大好きだったので、早く観たくて初日に鑑賞。終始ニヤニヤしっぱなしだったぁ。
聡実くん演じる齋藤潤さんは初々しいしくて等身大の中学生そのものだったし、綾野剛さん演じる狂児も聡実に向ける優しい視線と容赦ない粛正が格好よかった。立ち姿も聡実くんとの対比が様になっていていい。途中聡実くんにご教授願うためにヤクザたちが勢揃いしてるところが一番楽しくて笑った。そのとき狂児の腕に捕まってる聡実くんが原作そのもので可愛かったぁ、ほんとうに好き。
中学生の王道成長物語でもあるのでしっかりとしたドラマも根底にあってとても良かった。芳根さんが演じる教師が合唱コンクールで3位になった理由を生徒に聞かれて「愛が足りなかったのよ」と言ったときにズレてる?ってなってしまったけど、よくよく考えたら、あのとき「○○が駄目だったせい」ともし言っていたら、あの多感な年頃の彼らはその人を責めたり、本人自身が落ち込んだりしてしまうので、あの答え方は案外的を外れていなかったのかもしれないと最善な答え方に納得しました。そういうのも含めてまた観に行きたいです。
お前ら極楽行きなら全員特等席だぜ‼️❓お疲れナマです‼️❓
荒唐無稽やけど、コメディやから、🥸ええんや。
なんだろう、ヤクザなのに、悪い奴誰一人いない。
中学生、ヤクザ、みんな怒るけど😤、どれも皆、思い遣りの怒り。
綾野剛は、どんなこと言われても怒らない、慈愛に満ちている、薬物中毒の奴を殴り倒しさえしても、思い遣りで満ちている。
中学生の部長は、どれだけ度胸あんねん、でも、綾野剛のヤクザと魂で結ばれている。
いや、本物のヤクザやないで、任侠の世界の創造ですぜ、そこんとこよろしく、やで。
ところで、俺は南河内の生まれやけど、八尾の、あの、やさぐれた繁華街見たことないねん。
みんな、大阪弁上手いで、誉めたるわ、ええ出来やで。
たまには、力の抜けたコメディも面白いやんか🤣。
ついでにハツピーエンドやで、年初めに、大いに笑わせてもろたわ、おおきに。
優しい世界が沁みる。
※原作未読です。
総括。
「のんびり」「なごみたい」「ほっとしたい」「優しい世界」な感じの映画でした。途中ふふっと笑える箇所が複数あってそれも良かった。色々あって荒んでたので優しさが沁み渡りました。
(以下人によっては薄くネタバレの可能性を含むかもしれません)
正直メイン二人のお顔が好きとは全く思ってなくて、でもだからこそ、狂児さんや聡実くんのことを可愛いと思ったら終わりだな〜と思いながら見始めたんですが、無事開始早々に終わりました。
というかこんな書き方するとめちゃくちゃ失礼なんですが、ほとんどの出演者のご尊顔を美形!と思っていなくて、だからこそリアルというか、"その辺で起きてそう"感があって良かったです。なんかこう…めちゃくちゃ綺麗な顔した人しか出ない作品見てると「いやその顔があるからこうなるだけやろ」と思ってしまうので…まあそれはそれとして中学生をカラオケ行こと誘うヤクザの話が"その辺で起きてそう"となるのはアレですが。
個人的に好きだったのは狂児おじさんが「大人」の一面を見せた所と、最後の歌唱です。結構めそめそしてしまうくらい良かったです。
あと主題歌は…どうして…ってなってしまった…いやまあわかるんですが、わかるんですが、一番気持ちがスンとなりました。もういっそ狂児と聡実の一発録りの音程怪しいカラオケ音源とかにしてほしかった。いやまあ色んな音源使ってるからね。わかるんだけどね。
冒頭で書いた通り荒んでた心に優しい世界が染み渡りました。ありがとう。
あと、これをこう表記して良いのかわからないのですが、ブロマンスが好きな人には多分刺さるので見た方がいいです。
「カラオケ行こ!」の台詞に不思議な魅力がある
たまには、こういうほのぼのムービーも有です!
カラオケ行こー!
みんなでワイワイカラオケ行きたくなりました。
ヤクザと中学生という不思議な2人の少しずつ育まれていく友情がキュンと来ます。小ネタも多くておもしろい。綾野剛はちょうどいい演技でしたー斎藤潤くんも自然な演技で、2人のバランスよかったですね。
舞台挨拶つきでしたー齋藤くんしっかり話してて偉いなーと思いつつも、基本的には芳根京子に釘付けだったのであまり記憶が、笑。超かわいかったですーショートパンツ姿も素敵。とにかく生でお会いできた満足感でいっぱいです。桃ちゃん先生はお花畑すぎましたが、いい感じにハマってました、笑。
生の綾野剛、北村一輝カッコよかったし、チャンス大城や橋本じゅんとかもなんか見れてよかったです、笑。
というわけでハートフル素敵な映画なので見てくださいませ。
原作通りなのでそのまま進むがそれで構わないタイプ
今年21本目(合計1,113本目/今月(2024年1月度)21本目)。
ストーリー自体はここの予告編に書いてあるものが全てだし、何なら原作もあるし、そりゃ大半の方は「そんな展開あるわけないだろ」ということになろうと思いますが、原作ありの映画なので仕方がないという部分はあります。当然、法律系資格持ちの立場でもどこまでつっこむんだという「突っ込みどころの幅」がかなり見極めにくいところでもあります。
まぁとはいえ、合唱部、あるいはカラオケというテーマを扱った映画というのは原作があるからこのように映画化されているのですが、実際に映画館でそのような趣旨の映画はあることはあってもミュージカル系に寄せるタイプのものも多く、そんな中でコメディに寄せたという点はまぁ(突っ込みどころは別として)良かったかなというところです。
※ 「アクアマン」は大阪市では字幕版がなぜか申し合わせたか何かのように金曜日のテレワークの後では見られない時間設定にすべてさせられてしまっていたのですが、実際にはこちらのほうが満席近い状態だった(表示上は△扱い)のが印象的でした。
なお、舞台としては大阪府堺市であるようですが(最初の表示)、一方で堺市の話はまったく出てこない(むしろエンディングロールで神奈川だの出てくるので??になる)ので要注意です(地域ネタはまるで登場しないので要注意です)。
一応、原作があるということも理解した上での以下の評価です。ちょっと手厳しいかなと思うところもあるのですが、大切なところもあるので…。
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(減点0.4/事務管理と無権代理、事務管理者の管理の範囲) ※この幅は0.3以上の扱い
事務管理の管理者にあらゆる管理権が与えられているのではないので、管理者が本人の名で第三者を巻き込んで何らかの行為をしても本人の追認がないと無権代理にしかなりません(判例/ここまでは固定0.3の扱い)。また、事務管理の管理者には「本人の意思がわかるか推知できる場合の管理責任」が定まっているので(民法697条以下)、ここも微妙なところがあります。
(減点0.2/登場人物の名前について)
この点は原作通りですが、この原作(コミック)もまた、実際の「リアル日本で問題になった事項」を意識したものと思われます(家裁平成6.1.31)。
この点、審判例(家裁の判例は「審判例」という)の述べるところは「名づけの濫用はできない。またそのように思われる場合は受け取りを拒否して良いが、一度受け取るとそれを返戻することはできない」というものですので(ただし、行政手続法以前のもの)、この点で戸籍行政の扱いが不適切でありやや配慮が足りないというところです。家裁の審判例ですが「濫用と思われる場合の不受理を認めている」という点には注意が必要です。
※ ただし、何をもって「濫用」というかは明らかに100%濫用と言えるケースもあれば70~80%といえるケースもあり、この点、戸籍行政も「判断に迷うケース」もあります。そのために用意されているのが従来からの戸籍法の「名の変更の審判」で、明確に濫用であるというようなケースは事後的に救済されるようになっています。
(減点なし?/参考/ビデオカセット、ビデオデッキ、「わかめになる」など)
この映画って「メインになるターゲット視聴者層」ってあると思うのですが、その「想定されている層」にこれらの点(VHSの文化)って伝わるんでしょうか???
※ 元のコミックは2020年発刊です。
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愛って何なんだい?
ちゃんとロマンスな雰囲気が漂ってた!
愛って何!?の疑問に聡実くんがこれかな、って思った答えが最高。シャケの皮って!愛って、日常の中にあるんだな。
愛って与えるもの、聡実くんが渡したげんきお守り、伝わったよ!
聡実くんが本当に煌めいていた。本当に一瞬の煌めきを見せて頂いたという感じ。
お父さんとお母さんの役者さんの演技も本当に良かった。お父さん、喋らなくたって優しさが伝わってきてたよ。
紅だああああああああああああ!!
愛とは与えること
ヤクザの狂児が、ハイエナの兄貴のようにカラオケ教室に通わないのは何故だろうとか、他の組員の歌を聞く限り、最下位になることを恐れなくてもよさそうなのに、(優勝を目指すのならいざ知らず)そんなに歌の上達にこだわるのは何故だろうとか、色々と疑問に感じるところはある。
そもそも、ヤクザと中学生の友情なんて、現実離れし過ぎていて、いくらなんでもあり得ないだろうと思ってしまう。
ただ、そうしたことが気にならないくらい、最初からボケとツッコミで息が合っている主人公2人の掛け合いが面白いし、綾野剛の本気度が感じられる狂児の熱唱シーンや、組員たちによる歌唱とそれを中学生の聡実が指導するシーンには、吹き出してしまうような楽しさがある。
何よりも、ご飯の上に乗せられた鮭の皮のアップの映像に、愛を歌う合唱をかぶせてくるセンスには、思わずニヤリとしてしまった。
キティちゃんの入れ墨や、小指を送ってきたヤク中のヤクザのエピソードが、ちゃんと回収されるのもいいし、合唱部や「映画を見る部」の面々も、いいアクセントになっている。
聡実が、ヤクザのカラオケ大会で「紅」を歌うことになるという、ラストの予想外の展開にも違和感がなく、演じる本人が実際に変声期にあると思われる聡実の熱唱からは、「上手く歌うことよりも、心を込めて歌うことが大切だ」というメッセージが確かに伝わってくる。
観客の「あり得ないだろう」という感想を逆手に取った、エンディングでの、「幻じゃなかったんだ」という名刺のオチにも、してやられてしまった。
【あんな優し気な笑顔を浮かべた綾野剛さんは見た事がない!。X JAPANの難曲”紅”を綾野さんが”裏声”で歌う可笑しきシーンや、合唱部部長の聡実君が狂児の為に”紅”を歌うラストは沁みる作品である。】
■中学校名門合唱部部長の、岡聡実君(斎藤潤)は、或る雨の日に突然コンサート会場に現れたヤクザの成田狂児(綾野剛)に、歌を教えてくれないか、と言われ渋々一緒にカラオケ屋へ行く。
そこで狂児が語った事。
それは、組内カラオケ大会で”歌下手王”になると、絵心の無い組長(北村一輝:ハッキリ言って、現代邦画でヤクザ役を演じたら、綾野剛と双璧である。)にとんでもなく下手なタトゥーを彫られるんだ・・、と狂児は聡実君に切々と訴え、歌を教えて貰う事になる。クスクス。
◆感想
・今作は、山下監督ならではの緩いベースの中、面白くストーリー展開されていく。
ー 狂児を演じた綾野剛が、優しくもやや影のある関西弁で話す姿は、流石である。あの声でお願いされては、岡聡実君が仕方なく歌の指導を引き受けるのも、分かるなあ・・。-
・狂児はいつも、”歌下手王”になり身体中に組長の下手なタトゥーを入れられるハイエナの兄貴(橋本じゅん)が、”たんぽぽ音楽教室”に通う姿を見て、自分も危ないと思うシーン。
ー 全くさあ、雨がガンガン降る中、階段をハイエナの兄貴が昇って行くシーンは、どう見ても鉄砲玉の討ち入りでしょう。それが、”たんぽぽ音楽教室”に行く姿というのはどーなのよ。クスクス。-
・狂児が、カラオケ屋で披露した十八番の「X JAPANの”紅”」を歌うシーン。冒頭のリリカルな英語の歌詞を結構上手く歌っていたと思うのだが、”紅だーーーー!!”と叫んだあと一気にロックテイストに流れ込んでいく中、聡実君の講評は”裏声が気持ち悪いです!”とバッサリ。そして”手を上げる必要はないです。”とサラにバッサリ。
ー 可笑しいなあ。クスクス。-
・だが、聡実君自身も変声期に入りボーイソプラノが出なくなって来ている事に密かに悩んでいたのである。
ー きっと、聡実君から見ると、狂児は何だかんだ言って、歌を楽しんでいるように見えたのではないかな。優勝を目指す聡実が所属する合唱団ではなく、ビリの”歌下手王”にならない様に頑張る姿が。
そして、聡実君は狂児に”音叉”をプレゼントし音程を保つ事や、彼の声域に合った曲を数曲書き出してくるのである。
それにしても、綾野剛の歌が映画で聞けるだけで嬉しいのだが、「ルビーの指輪」や「タイガー&ドラゴン」などはナカナカ上手かったのではないかな。けれど「タイガー&ドラゴン」は組長の十八番なのでNG・・。-
■沁みたシーン
・狂児が乗った車が、シャブ中の男にカラオケ屋の前で横っ腹に突っ込まれ、担架で運ばれる”男”の姿を見た聡実君が、合唱コンクールをすっぽかして、狂児の代わりにスナックで行われていた組内カラオケ大会に参加するシーン。
組長に狂児の安否を聞いた聡実君に対し、組長が言った言葉。
”アイツは地獄に行きよった。俺の誕生日に難儀な事やで。”
それを聞いた聡実君は、烈火の如く怒り”お前ら、ヤクザは皆、地獄行きだ!”と叫び、狂児の十八番「X JAPANの”紅”」を高音域では声を掠れさせつつも、見事に歌いきるのである。このシーンは、ハッキリ言って沁みたよ!!。
組長を始め、皆が涙する中、ひょっこり現れた血だらけの狂児。
拍子抜けするが、良かった良かったである。
<今作の見所は、矢張り綾野剛の今までに見せた事がない優し気で人懐っこい笑顔と優しくもやや影のある関西弁である。
そして、彼の為に変声期である事を悩みつつ、狂児のために色々と助力する言葉はキツイが、ハートウォーミングな心を持つ聡実君の姿が心に響いた作品である。
ラストを観ると、狂児と聡実君の交流は続くのだろうな、と思った作品でもある。>
悪くはないけど絶賛するほどでもないかな
前提さえ受け入れれば結構面白いコメディ
本作は、和山やまの同名漫画の実写映画化でした。綾野剛がヤクザを演じましたが、彼のヤクザ役と言えば、2021年に公開された「ヤクザと家族 The Family」が非常に印象深く、かつカッコ良くて今でも鮮烈に覚えていますが、本作に出て来るヤクザは、綾野剛演じる成田狂児を筆頭に、お茶目な人ばかりでした。この辺りの設定が微妙だなと思いましたが、さらに微妙なのがストーリーの大前提。成田狂児が属する組のカラオケ好きな組長が、年に一回カラオケ大会を開き、一番下手だった組員に組長自らが下手くそな彫り物を入れる行事があり、唄の下手な狂児が中学校で合唱部の部長を務める岡聡実(齋藤潤)にカラオケボックスで唄の教えを乞うという設定には、リアリティの欠片もありません。この時点で本作を受け入れられなければ、その後のストーリーは全く面白いと感じられないものではないかと思いました。
自分としては、こうした前提にいささかの拒絶感はありましたが、話のテンポが良く、またそもそもメルヘンチックな物語なんだと受け止めれば、それなりに面白かったかなと感じたところでした。
特に、聡実自身の声変わりに端を発する聡実の悩みや、合唱部内での同級生や後輩とのやり取りなどは、観ていて微笑ましい感じだったし、聡実が息抜きに来る映画研究部(鑑賞部だったかな?)で、同級生と「自転車泥棒」などの名作を観ながら本作と名作をリンクさせながらする会話のシーン、そして何よりも狂児がカラオケ大会で唄おうとしたX JAPANの「紅」の英語歌詞の部分を和訳した内容が、聡実の狂児に対する感情をそのまま表しているようになっていたことなど、中々良かったと思います。
というか、中盤以降の展開は、狂児と聡実の年の差BLコメディと言って過言ではなく、綾野剛と齋藤潤という美形男優の起用は、大成功だったのではないかと思うに至った次第です。加えて、聡実のオトンが買ってきた派手派手な傘やお守り、薬漬けで波紋になった元組員との絡みなど、そこかしこに張られた伏線が、続々と回収されて行く爽快感も感じられました。
そんな訳で、話の大前提についての疑問は残りつつも、それさえ受け入れてしまえばそこそこ面白いBLコメディだったので、評価は★4とします。
クライマックス最高です
笑ってホッコリ
笑った笑った。
すこしホッコリ。
野木亜紀子さんのセンス・言葉選びによるものなのか、原作によるものなのかわからないけど、喋り過多にならずに、感情が伝わってくるセリフの使い方が上手い。
ヤクザ役が皆、出オチ感。
相変わらず北村一輝のヤクザらしさが素晴らしい。
説得力が若干弱いのは、歌が下手な演技をしているけど、綾野ってわりと歌は悪くないってところか。
いまは役者に専念しているが、バンド活動や作曲など、ミュージシャンだった過去があるくらいで、本質的には上手いのよね。
綾野ファンには、陶酔したカラオケ顔の綾野が見られて美味しい作品になっているかと。
聡実役の齋藤潤がかなりよい。
彼の声変わりで上手く歌えなくなって悩む姿が演技なのか、素なのか分かりませんが、本作最大の収穫(『町田くんの世界」のときの細田佳央太を思い出しました)。
原作を知らなくても
主人公の精神的成長にドキドキしました。映画が進むにつれ、自身の広角が上がっていきました。
「紅」の和訳の使われ方にも
感動しました。
聡実君の「紅」の歌唱は変声期中の収録だからこそだったのでしょう。
最後、リトグリの「紅」はない方がよかった、合唱だけか主人公達の歌ではダメだったのでしょうか?
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