「とにかく強い、カッコいい」ヴィクラム コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
とにかく強い、カッコいい
カマル・ハーサンがいかにカッコいいかを魅せるための、インド版『キングスマン』『ミッション・インポ~』と『ランボー』を足したような秘密工作員映画。
悪役たちから侮られていて、殺害されたはずの人物が、実は最強生物という『イコライザー』や「『沈黙』シリーズ」みたいな側面もあり。
孫に絡むシークエンスで仲間というか部下の連中の死に方がテキトーすぎるのと、そもそもどこから活動費が出ているのか、という難はあるものの、「とにかく強い」「とにかくカッコいい」で押し通す感じは心地よい。
作品としてはコレ単独で終わってはいるが、「人気あれば続編もやるよ」な仕舞い方。
同じ監督の『囚人ディリ』も関連づけ可能にしていて、「カナガラージ・ワールド・クロスオーバー」展開狙いを感じ、アーナンド監督が『PATHAAN パターン』で主人公の助けにタイガーが現れたことを思い出しました。
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