「音自慢の映画館以外でも楽しめます。」特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト Geso_de_Nyoroさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0音自慢の映画館以外でも楽しめます。

2023年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

先月末4年目の追悼式が行われ、もうそんなに月日が経過したのかと奇妙に驚いたものです。事件がどうの犯人がどうの、今はそんな事言うよりは残されたスタッフ・技術者の皆様、これから業界を支える中堅さん、これから成長する新人さん、これから業界を志す未来の創造者の方々に励ましと感謝の意を込めて、パンフは勿論イロイロ買って参りました。

さて作品の方は、もう今更アレが良かったココが素晴らしかったと言うまでもなく、在り来りの言葉で申し訳ありませんが『良い作品』です。ファンやお好きな方は勿論、ご新規サンにもオススメの京アニの映像美、見て損は皆無の逸作となっております。
初見サン・一見サンにはキャラの上下関係が不明な部分は否めませんが、その1年2年の違いはあまーりエピソードに影響は与えてないので、部の中心人物とその周辺の見分けが付けば内容は充分追えるでしょう。

で、『素晴らしい作品』としなかった所に今作の残念な部分があります。それは、楽曲が通しで演奏されていない事。全8グループある内、クミコン&レイナのメイングループだけでも、そのシーンは頭から通しの演奏を表現しても良かったかなと。
とは言えそれらの楽曲は別途CDで販売してるみたい。まぁホントなら音自慢の映画館で映像を見ながら楽曲を聞きたかった訳ですが。但しその音自慢のハコがウチの地元にはありませんので(関東ならチネチッタなど)、あまりご利益はありません‥‥
なので本作は、音楽よりキャラの掛け合いや全体のストーリーを楽しんで欲しい旨の意図があったかも知れません。もう一つは、やはり短尺で物足りなかったことですかね、ボリューム的に腹半分ですし。でも来年の3期に向けての前哨作としては充分な仕上がりだったと思います。

と言う訳で、内容にコレと言って大きなイベント性や大風呂敷などはありませんが、見ておきたい作品なのは間違いないでしょう。勿論57分1,500円分の観応えはあると思いますし。
そう言えば内容とは無関係ですが、キービジュアルやパンフレット表紙は夏服なのに、本編は冬服。冒頭の演奏シーンは夏服だったので『誓いのフィナーレ』編以降の流れなのは解りますが‥‥ でも個人的には夏服の方が良いのでコレでいいですw

Geso_de_Nyoro
Geso_de_Nyoroさんのコメント
2023年8月9日

コメントありがとうございます。あくまで個人的な印象でしかないのですが、茶色のセーラー服ってあまりイメージがなかったもので。京都と言う土地柄、そう云う伝統色もアリかも知れませんが、自分の昭和記憶の中には濃紺のソレしか無かったので‥‥w

Geso_de_Nyoro
uzさんのコメント
2023年8月7日

こんばんは。

制服の違い、やはり気になりますよね。笑
定番デザインながら色がかわいい夏服も、特徴的なデザインの冬服も、自分はどちらも捨て難い…

ちなみに、パンフを見返して驚いたのですが、チームは全部で14もあったようです。

uz