「久美子高校2年生の秋。吹奏楽部のメンバー達は12月に開かれるアンサンプルコンテストへ出場するチームを決める部内オーディションに臨むお話です。」特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
久美子高校2年生の秋。吹奏楽部のメンバー達は12月に開かれるアンサンプルコンテストへ出場するチームを決める部内オーディションに臨むお話です。
劇場用の「響け!ユーフォニアム」の新作です。
前作から4年と4カ月。本当ならもっと早い時期に
この作品も生まれていたのかも知れません。
続きが観られることに感謝しつつ鑑賞です。・_・
前作(劇場版 誓いのフィナーレ)からこの作品までの
足跡を確認しておきます。 (…自分のためデス)
◇
前作で久美子2年生での吹奏楽コンクールが終了。
3年生は引退。お疲れサマでした。
2年生へとバトンが渡され、部長などの顔ぶれも一新。
・部長が久美子。 そうなんだ
・副部長は秀一。 ふんふん
・麗奈はドラムメジャー。 …って何する人? o_o ;
そして10月。新たな活動が始まる。
12月に開催される「アンサンブルコンテスト」。
北宇治高校として代表チームを送ることに。
アンサンブルコンテストとは?
・小規模な編成で、短時間の演奏を行うコンテスト
・各学校から出場できるのは1チームだけ
・ひとつのチームは7~8名以内?
・5分以内程度の短い曲を演奏
・吹奏楽コンクールと違うのは、出場年齢の幅が幅広いこと
→小学校の部
中学校の部
高等学校の部
一般の部 (あれ…大学の部 だったか?)
・都道府県での大会から始まり、地域大会、全国大会へと進む。
このコンテストに出場できるのは1チームだけ。
では、誰と誰でチームを組むか。
この、メンバー選抜の方法に意見が出る。
「メンバー同士が自由にチームを組み
演奏する曲を選び、全てのチームが
皆の前で選んだ曲を演奏する
どのチームが良かったか投票で決定する」
こうして、アンサンブルコンテストへの出場資格を懸けた
部内のオーディションが始まった。
アンサンブルコンテストは12月。
#誰と組むか
#何の曲を弾くか
次第に決定したチームの情報が集まってくる。
12月に向けて、長いようで短い2カ月が始まった。
◇
60名を超える大所帯となった吹奏楽部。
チームを組んでいく過程を通じ、吹部メンバーの
人柄や演奏の実力などが紹介されていきます。
※チームごとにメンバーが紹介されたいて
一人一人の事が認識しやすくなりました。・_・
◇
この作品、シリーズを重ねるにつれて久美子の性格が
落ち着いてしまった感がありました。
1年生のころの
「表情が豊か、行動が無邪気、時々毒を吐く」
そんな久美子が好きな身としては
部長という役目にまだまだ慣れず
パタパタしている久美子が観られて良かった。・-・
そんなワケで
この作品、満足度の高いものになりました。
※倒錯的応援団的心境です… ・_・スミマセン
観て良かった。
「TVシリーズ 第3期」の放送が楽しみです。
(来年4月に放送予定 らしいです)
◇最後に
ドラムメジャーって何かしら? …と調べてみたら
# マーチングバンド等で現場の指揮をとり
# 隊列変更等の指示を行うリーダー。
…ということで
現場カントクみたいな役目かと理解しました。
演奏会場での演奏とか、日常の部活動上では
いったいどんな事をする人なのか。 はて。
音楽の世界も奥が深いです。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
パンフレットによると、ドラムメジャーは技術指導員だそうです。
過去就任していたのはあの田中あすか先輩、からの麗奈と考えると、これはもはや影の権力者と言ってもいいでしょう。