「浮気のオンパレード」窓辺にて 映画イノッチさんの映画レビュー(感想・評価)
浮気のオンパレード
近しい友人の狭い世界のあちこちで浮気・浮気・浮気
浮気の相談をしている相手も実は浮気してる
浮気は絶対にダメだとか、最悪だとか 世間では言ってるけれど
その割には、めちゃくちゃ多いのが現実だし
必要悪?とさえ思える
不倫相手のことを小説として書き上げたら
その愛は「過去の物」になってしまうことに気がついた・・・?
小説なんて書いたことなんてないから、分からない
「ふ~ぅん、そういうものなんだぁ」と思うしかない
ピンとこないもん でも
小説家には(あるある)なのかな
そう言えば昔から「(私小説を書く)作家は、常に浮気や不倫をしている」
といったことをよく耳にはした
「浮気は芸の肥やし」とも言われるし
才能のある男に女性が惹かれるのは、少しでもよい子孫を残すために
遺伝子に組み込まれた性(さが)みたいなものなのだろう
善悪を超越して
同じく能力のある男性は、よい子孫を残すために
あっちでもこっちでも子作りに励むのは
これもまた動物として当然のことなのかも
生まれた子や相手を養うだけの財力があれば
それほど問題にはならないのだろうけど
なにせ 人間には 愛とか世間の目 が存在するからややこしくなる
妻の浮気を知ってショックを受けなかった
つまり妻を愛していなかったのかと自己嫌悪に悩む主人公も
元カノとの小説を書いて以降、妻との恋愛生活を小説にしなかったということは
実は妻を愛していたという オチ?
だけど離婚しちゃう? ううむ
冷めた目で見ると 主人公に欲がなくなったことが1番の問題のような気もする
性欲も金銭欲も
あ~パチンコ勿体ない 換金しないのも不自然だし
未成年からラブホに来てと言われて、下心なしでのこのこ行くのも不自然
ま、パフェを食べたくらいで幸せなら、いっか
大嫌いな稲垣●郎が、なんだかぴったりの役で
とうとう最後まで見てしまった