「喫茶店で小説を読んでいるような不思議な作品」窓辺にて トラヴィスさんの映画レビュー(感想・評価)
喫茶店で小説を読んでいるような不思議な作品
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劇伴とカット割りがほぼ無く
会話中心で進むので、
言葉を発する前の息づかいだけでも
気持ちが伝わって来ます。
稲垣吾郎演じるフリーライター茂巳は
妻の浮気にショックを受けなかったという
感情移入しづらそうな性格。
しかし、その穏やかで嘘のない人柄は
不思議な魅力を携え、彼が何を考え
どんな言葉を放つのか惹き込まれていました。
劇中の「失うことで得ることが出来るものがある」
という言葉が頭にへばりついています。
タクシー運転手さんの
パチンコにハマる理由も確かに
とても面白かったです。
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