「微熱的な…」窓辺にて ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
微熱的な…
最近の今泉力哉監督作は、熱量の低い微熱的な作品が多いのかなと思っているんだけど、これはまさにそういう作品。
妻の浮気に気付きながらもショックを受けないことにショックを受ける主人公の話。稲垣吾郎の抑えた芝居がそうした空気感を上手く伝えていた。
女子高生作家を演じた玉城ティナがとても良い。玉城ティナを当てはめたい役、というのがあるとしても役者として玉城ティナを使いたい理由というのはピンと来ないと思ってた。でも本作は彼女だからこその役だったし彼女にしか出来ない芝居だったと思う。
あと今泉作品常連(?)の穂志もえかが良かった…
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