「【要閲覧注意のレビュー】えげつない映画なので、えげつないレビューになってしまいました。吐気が…(°ଳ°)オエー」拷問男 野球十兵衛、さんの映画レビュー(感想・評価)
【要閲覧注意のレビュー】えげつない映画なので、えげつないレビューになってしまいました。吐気が…(°ଳ°)オエー
えっとね、コレ、タイトルを読み解くところから間違えていたのね。
てっきり主人公が“される側”だと思っていたの。
『マラソンマン』にたいな?いえ、観ていないのですから、いい加減なこと言っちゃだめ。
娘を殺した犯人は、早々にわかっていたんですよね。
警察官が、現場検証でゲロ吐くほどでしたから、よほど惨い殺され方だったのでしょうね。
遺体を見せなかったところが余計に怖いの。
そこでタイトルの意味に気づくべきでした。“する側”のお話だったと。
物語、ちょうど中盤あたりで、めっちゃ怖い問答があるの。
拷問中に、あまりの痛みで気絶してしまわない方法をあれこれと人に尋ねるのよん。
どうすれば、気絶することすら許さずに拷問を続けられるのかの問答がいくつかあるのね。
もし、気絶しても、再び意識を戻す方法についてまで語られていたの。
これ、超駄作を劇場で観せられた時のシチュエーションとまるで同じだよ。
心地よく、うとうと眠ることら許してもらえないのね。まさに拷問映画。
『チワワちゃん』とか『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』とか!オマエらことだ!
まだ許してないぞ!( *`н´* )
拷問器具を作りながら、主人公のそんな問答のシーンが何度も流れるのヒィィィィ∑(゚Д゚ll)
そんなこんなをフラシュバックさせながら、嬉々として禍々しい拷問器具を作る主人公、こわい。
どんだけ筆舌に尽くしがたい拷問する気やねん!と、かなりワクワクしてきた自分もこわい。
さぁ!いざ!Let`t!拷問タイム!亡き娘の ウ ラ ミ ハ ラ サ デ オ ク ベ キ カ deathよ。
手足をボルトでビリヤード台に固定するなんてのは、ビフォア・ブレックファストなのね。
(正しくはIt's easy as pie.などと言うらしいですね)
「生まれたことを後悔するほどの痛みを味わえ!」ってさ。
いくら拷問タイムを期待していた私でも、さすがにキツすぎたの。
拷問二日目の指切断シーンで、吐きそうになっちゃったの(°ଳ°)オエー
ニコニコしながら、特製の拷問器具を膝に食い込ませて膝のお皿をガリガリ割るやつだとか。
肛門にパイプを押し込んで、腸の中に有刺鉄線をグイグイと捻じ込んだりとか、もうやりたい放題なのよん。
歯をミメリメリと抜き取ったりだとか。グラインダーで腕をギュインギュイン切り取ったりだとか。切断面をバーナーで焼いて止血するだとか。(当然、全て麻酔無し)
先日観た『自殺サークル』や、大好き映画の『片腕マシンガール』ほどには血しぶきは飛び散らないんですけれど、それが余計にリアリティーがあって。血の色もかなりリアルに見えて。
まさにスナッフフィルムみたいなの。
そんなのされたことないけれど(当たり前)痛みだけは、めっちゃ伝わってくるの。
あっ、もう書かない方がいいよね、こんなえげつない話は。
書いていて吐気がしてくるよ(°ଳ°)オエー
でもね、思ったの。
現実世界での犯罪被害者の親だったら、この映画で描かれたことですら、生ぬるいって思われたんじゃないかな?って。
人の子を嬲るだけ嬲ったった挙句に命奪うって、これくらいでは済まされない超重罪なんだよ。遺された親にしてみれば「これでも甘い!」って思うよ!きっと!
復讐するだけしてみても、拷問するだけやってみても、その後にも辛い人生は続くんですよね。
結局終わってみれば、誰にとっても救いがなさすぎるお話でした。
当たり前か。タイトルがタイトルだもんね。
これ、モキュメンタリーテイストで作られていたら、もっともっとえげつなかっただろうなぁ。