「"性"と"存在意義"を描く」手 サスペンス西島さんの映画レビュー(感想・評価)
"性"と"存在意義"を描く
2022年劇場鑑賞70本目 優秀作 73点
先生私の隣に座っていただけませんかや猿楽町で会いましょうなど一捻りある恋愛映画に抜擢される金子大地主演のロマンスポルノ映画
今企画は三監督による三作品にわたる企画もので、想像よりもポルノシーンやテーマがそっちよりだったが、個人的にはその三作品で一番良かったです
ヒロイン役のキャラクター性がよく描かれており、終始感じるのは平凡な会社勤めや家族との間柄も相まって存在意義を自問自答する描写が多く、妹と違い親からの愛を十分に受けていなかったりしてそのギャップか親世代のおじさんからの身体を求められるその優越感で保っている感じがすごく悲しい。
同僚の金子大地は特別親しくはないけど、同世代で踏み込めば距離が縮まるとお互いが意識しているよくある関係で、結局のところ本当の部分で愛し合っていない若い関係で終始描かれる彼で、最後の別れのシーンの涙は本気そうでひとときの涙感がよく伝わりすごく印象的です。
映画は主人公の成長を描くものですから、そういった意味ではヒロインの起承転結がわかりやすく、よく纏まっていました。
是非
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