ピクシー　復讐の女神のレビュー・感想・評価

主役の女の子にとって都合のいい展開すぎて草
トランクに入れた死体が実は死んでなくて悪党が悪党を殺すシークエンスとか、口あんぐりですわ

その女子に振り回されるチンピラふたりが妙にホモ関係ぽい匂わせがあったりとか、映画芸術としては夾雑物も多すぎる。もしかしたらタランティーノぽくしたかったのかもしれないが、才能の差は隠しようもない

あとオチも酷い。なんのカタルシスもなく、主役の女に対する心理的反発しか残らない。これが「したたかな悪女」と思って描写したなら、作り手は猛省すべき。最後の最後に視聴者を不愉快にさせるエンターテインメント映画があるかよｗｗｗ　オチで１点、点数が落ちたわ

ロードムービー展開にせず、普通のクライムアクションにしとけばまだマシだったろうにな。基本コンセプトから失敗しまくった１本。

次から次へと人が死んでいくので誰が主人公？と思うがあー彼女か、そんなに魅力的か？となり今一つのめり込めない。沢山の人を巻き込んでそれがオチ。ありがちで面白くは無い

テンポがいいし、なんていうか、思い切りもいい。
ただストーリーが何ともね。まあ普通に楽しかったです。

　母親の復讐のために、復讐相手を彼氏にしたり、なかなか計画を立てていたようだけど、計画が狂ってからは、あまりにも行き当たりばったりではないか？いろんな人を巻き込んでやりたい放題。
　まあ、殺しあってた神父達や父親達はそれなりに悪いことをしてきたようだから、仕方ないのかもしれないが、最後、お金まで取り上げられた2人の若者の将来、大丈夫だろうか？命、狙われない？ピクシー本人は復讐を終え、逃亡してルンルンだろうが、アメリカで犯罪者になりそうだなあ。

母親を亡くした女性が、義父の組織と彼に対抗する組織を相手に闘いを挑む物語。

ブラックコメディを基調としたクライムアクションです。
ひょんなことから大量の麻薬を手にした、ごく普通の若者二人組。
その二人組を、誘惑して、手玉にとり、焚きつける主人公が魅力的です。
結果的に「悪女」になるのでしょうが、「不幸な生い立ち」・「復讐譚」を感じさせない明るさと奔放さは、とても魅力的に感じました。

テンポがとても良く、少し皮肉を利かせた笑いが秀逸、主役3人組以外のキャラも魅力的で、とても面白く鑑賞出来ました。

無名な映画でしたが、極めて私好みで、私的評価は4にしたいと思います。

主人公（オリヴィア・クック）は母の墓の前で復讐を誓う。
ところが手違い、というか、思い込みというか、うまくいかず、大勢を巻き込むことに。
イギリス映画らしくブラッキーな笑いを混じえてサクサク進んでいく。