「らしさ満載」インディ・ジョーンズと運命のダイヤル toshijpさんの映画レビュー(感想・評価)
らしさ満載
主演のハリソン・フォードは高齢、スティーブン・
スピルバーグは監督していないなどの理由で期待値を
若干下げて鑑賞。しかしそれは杞憂に終わった。
自分が思い浮かべるインディ・ジョーンズ・シリーズの
雰囲気を上手く継承した作品になっている。物語の展開は
特に第1作・第3作と関連性があり続編として製作する
意義も感じられた。
ジェームズ・マンゴールド監督は過去作を良く研究して
今作に臨んだに違いない。
主人公の肩書きは考古学者だが諜報部員のごとく世界を
回る、そして時には敵と対決する、という冒険活劇。
シリーズの特徴はいろいろある。発掘作業に危険が伴う他
なぜか気持ち悪い生き物がうじゃうじゃいる、等・・・
あまり書くとネタバレになりかねないので止めておこう。
ハラハラドキドキさせる場面が盛りだくさんだが、随所に
ユーモアを散りばめられているところも継承されていた。
クライマックスでは必ず現代科学では説明の付かない
現象に遭遇、または体験をする。今回もまた。
ネタバレ厳禁。予告編でも匂わす場面は無かった。
いや、後で見るとあれは○○○○だったのかと・・・?
本編を観ている時「そう来たか!」と快哉を叫びたくなった。
センス・オブ・ワンダー(SF作品に触れた時に感じる
不思議な感覚)を久しぶりに強く感じた。
今回はDolby Atmosで鑑賞。次はIMAXや4Dでも
鑑賞したい。
※7月15日 グランドシネマサンシャイン池袋 4DXSCX字幕版で 鑑賞。正面と左右側面にスクリーンがある4DXSCXは初でした。 IMAXとはまた違った没入感があります。 椅子の動きが結構あり、水飛沫や雨、爆発の温風や煙もあって アトラクション的な楽しみを存分に味わいました。 「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」の 4DXSCX版予告編をやっていて期待感が爆上がりしました。