「インディの集大成にして、ベストオブエンタメ」インディ・ジョーンズと運命のダイヤル bionさんの映画レビュー(感想・評価)
インディの集大成にして、ベストオブエンタメ
列車アクションで始まり、乗馬、自動車、バイク、三輪自動車、飛行機。あらゆる乗り物を使ったアクションで楽しませてくれる。全てのアクションがスリル満点の上にユーモアが味付けされていて、これぞインディ・ジョーンズ。
御年80歳のハリソン・フォードに派手なアクションは期待できないが、スクリーンに映される動きは、キビキビしている。ほとんどスタントなんだろうけど、CGによる修正技術のおかげで、本人が演じているようにしか見えない。
ナチと派手に戦った若い頃のハリソンの顔なんか昔、撮った映像にしか見えない。若いハリソンと現在のトビー・ジョーンズが同じスクリーンに映っているのに自然に感じてしまう。この技術があれば、何本でもインディシリーズができるよね。
ヘレナのキャラ造形が上手い。父親の親友でもあり、名付け親でもあるインディをお金のために躊躇なく裏切ってしまう。峰不二子みたいに憎めないし、ヘレナがインディを騙したことによって三つ巴になり、物語が俄然面白さが増す。
アポロ月着陸の熱狂的なパレードをダイヤル争奪戦の舞台にするなんて、ジェームズ・マンゴールド監督も発想が冴えてる。派手な紙吹雪の中、馬に乗って颯爽と駆けるビジュアルは、めちゃくちゃ絵になる。ずっと記憶に残るシーンとして脳に刻み込まれました。
『クリスタルスカルの王国』と違って、オカルトにもいかず、SFと古代神秘のバランスが絶妙。
インディの集大成にして、ベストオブエンタメ。インディを初めて見る人も間違いなく楽しめます。
久々に夫婦そろっての鑑賞ですが、観終わった後の感想戦が止まりません。夫婦仲まで良くしてくれる作品でございます。
bionさん、コメントありがとうございます。マッツのドイツ人役、多いですね。でもあんなにかっこいいおじさんドイツ人は、あんまり居ないような気がするー!
特殊効果はおっしゃるように向上してますね。とはいえハリソンさんも若いですね。リーアム・ニーソンの10上。イーストウッドさんの10下。最後のしめくくくりも良くて最高でした😀。アポロと被せたのは良かったですね。しかしそれから50年、スペースシャトルはありましたが、月面は一切進展なし というのが不思議です。まあ資源もないでしょうから費用対効果カモですね🦆。話広げてすみませんです🙇イイねありがとうございました。😊