「踊りたくなるくらい最高！性や人種、ロマンスの多様性を描いたクィア版"高慢と偏見"」ファイアー・アイランド　とぽとぽさんの映画レビュー（感想・評価）

この島では時々、時間の流れが違う気がする。特別で、面白おかしくて愛しい時間が流れる。かけがえのない思い出、とっておきの1週間。忘れられない旅になった。なんて素敵なんだろう！合言葉は…"Something big, something stupid."!!
なにも変わらなくていいのに変わっていく --- 歴史は繰り返す。ローカライズや設定の変更が上手くて魅力的。ジェーン・オースティンの書く世話好き、あるいは妹など面倒見よすぎて自分の幸せ後回しにしがちな主人公は、友達にセックスさせたい主人公として描かれる。"1人に夢中になるな、こだわって振り回されるな"という信条の元、一人に縛られるモノガミーという考えに懐疑的で気軽な自由恋愛/快楽主義的生き方を楽しむ。世間になにかを証明するように完璧な体を作り上げていては、特定の人との深い関係や恋人は求めていない。他にもスマホやSNSはもちろんドラッグも欠かせない！そして音楽と当時じゃないダンス♪
いざ、同性愛者の楽園"ファイアー・アイランド"へ!!!!! 姉妹みたいな友達と毎年恒例の"帰省"故郷、ここで過ごせるのもあと1週間。ちなみにお金はない。家族のような友達がいる。僕たちは友達以上の関係だろ、君たちしかいない。そんな中で出会うのは水と油な堅物ウィル、格好良い。5！4！3... 2... 1.5... 1... 0.5.〜..... 0.4〜...... 0.3〜〜...... 0.2〜〜...... 0.1〜〜〜......... 0！完璧なカウントダウン

9.11以前のラブコメみたいに空港に走ってきて
♪Last Dance/ドナ・サマー