ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONEのレビュー・感想・評価
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めちゃ大満足!!
なんかめっちゃ久しぶりにシンプルに”オモロい映画やった!(FUN)”って楽しめた。
まず最初に翻訳が”戸田奈津子”って出てきてビックリした。前テレビのインタビューで、もう歳やからトムの演技を表現できる翻訳が出来へんようになると思うから「トップガン マーヴェリック」で最後にするって言ってた(はずな)ので、ビックリした。でも嬉しいサプライズになった。PART TWOも戸田さんにして欲しいと思った。
冒頭のロシアの潜水艦のシーンとミッションインポッシブルっぽいBGMで早くも興奮度MAX。
今作はAIが進化した”それ”がインターネットを支配して、イーサンたちが”それ”を制御できる2つで1つの鍵をGETするために翻弄するって感じの話。現段階ではフレーム問題とかあるからAIが人間を超えることは無いけど、2045年に到来すると言われているシンギュラリティ(技術的特異点)が来たら、ターミネーターのスカイネットみたいに、AIが人間をコントロールしていく世界がガチでくるかもなぁと思いながら見てた。
上映時間164分はすぐ終わった。61歳でバチバチのスパイ映画を全力で演じてるトム・クルーズ凄かった。続きが気になる!早く見たい!でも続編公開は来年以降やから、もう一回見て復習せんとなぁ。あとマジでIMAXレーザーで見て良かった。IMAX最高!トムクルーズ最高!ミッションインポッシブル最高!!
暴走A.I.vs暴走アナクロ男🏃♂️💨 「どっちにつく?」「トム・クルーズゥ!」「だろうな!」
IMF所属の諜報員、イーサン・ハントとその仲間たちの活躍を描いたスパイ・アクション『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7作目にして、『デッドレゴニング』2部作の前編。
世界中の情報にアクセスしそれを改竄する能力のあるA.I.「エンティティ」の暴走を止めるため、イーサン・ハントはその制御キーを求めて世界中を駆け回る…。
監督/脚本はクリストファー・マッカリー。
◯キャスト
イーサン・ハント…トム・クルーズ(兼製作)。
ベンジー・ダン…サイモン・ペッグ。
イルサ・ファウスト…レベッカ・ファーガソン。
ホワイト・ウィドウ…ヴァネッサ・カービー。
第47回 日本アカデミー賞において、最優秀外国作品賞を受賞!
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』…。
長ったらしすぎるだろっ!!💦とついついツッコミたくなってしまう本作のタイトル。
そもそも「デッドレコニング」って何やねん、と思っていたら作中で説明されましたね。アメリカ人でも馴染みのない言葉なのかな?
「デッドレコニング」=推測航法。GPSなどの電波が届かないところに差し掛かった際に、最後に観測された位置と走行方向・速度などから現在の位置を算出する航法のこと。ふーん。
デジタル機器の使用が封じられ、五体をフル活用したアナクロ戦術で敵と立ち向かうことになるイーサンと、CG全盛期でありながらも、あえて命懸けのスタントを繰り返し時代を切り拓いていくトム・クルーズ。その両者を象徴するかのようなタイトル…だが、多分一番の決め手は語感の良さでしょうね。「デッド」も「レゴニング」もなんか怖くて凄そうな響きがするもん。
トム・クルーズ主催/主演のビックリ人間コンテストと化して久しい『M:I』シリーズ。7作目でもその狂気は健在。
公開前から繰り返し宣伝されていた、断崖絶壁からのバイクジャンプアクション🏍️💨YouTubeでこのメイキングを観ることが出来るが、そのロケーション、スケール、危険度、そして練習回数まで、何もかもが規格外。
このスタント有りきで脚本を作り始めたという噂もあるが、それも然もありなんと思わせるトンデモスタントでした。お見事👏
チンクエチェントでのカーチェイスや狭い路地でのジャッキー風バトルなど、面白アクションシーンは沢山あるが、やはりバイクスタントからシームレスに展開される、オリエント急行を用いたクライマックスには度肝を抜かれる。
『1』を思い出させる列車アクションだが、そのスケール感&臨場感は格段にスケールアップ。列車の上でのタイマンバトル、映画やアニメで何万回と見てきたような展開だが、本作のそれは他のものとは質が違う。だって本当にやってんだもん!正気かっ!?💦
初めはCGかと思っていた観客も、トムの顔の歪みや髪の乱れなどから「これはマジでやってんな…」と途中で気付くだろう。一度それに気付いてからはもう驚きの連続。下手すりゃ死ぬほどの難スタントがポンポン出てくるんだから、これはもう気が狂っているとしか思えない。
鑑賞後メイキングを観て知ったのだが、この撮影のために本物の列車を作り、それを用いて演者にアクションをさせたのだそう。列車が崖から落ちるという展開もCGではなく、その列車を谷底に突き落として撮影したというのだから驚嘆させられる。何から何まで規格外の映画である。
これがたった2000円で観られるなんて、なんだか制作陣に申し訳がないような気がしてくる。本当にありがとうございます!😭
次々と落下する車両を登りながら、それぞれの車内で起こるアクシデントに対応していく、というのもベタな展開ではあるが、食堂車では炎に巻かれたりピアノのある車両ではその落下をギリギリで避けたりと、とにかくアイデアが満載で観ていて飽きない。
王道展開を真っ向からやり切る、それこそが一番強いんだということを本作から教えられた。
アクションの釣瓶打ちには度肝を抜かれるが、その反面ストーリーは期待を下回る。まぁ元々『M:I』シリーズにストーリーを求めてはいないんだけど、それにしたってもう少し何とかならんかったんか、という気はする。
今回の敵はAIという実体の無い存在。…なんだけど、それが何か効果的に使われているのかというとそんなことは全くない。なんかヤバいやつがイーサンを狙い、なんか知らんがアメリカからも命を狙われ、イーサン一味が孤立無縁の戦いを強いられるという、いつも通りのパターン。うーんマンネリ。
まぁこれは『水戸黄門』みたいなもんで、観客もこのマンネリを楽しんでいるんだからそれはそれで良いんだけど、問題はすごくシンプルな物語なはずなのに無駄にガチャガチャしているところにある。
2本あるAIの制御キー、それを悪の組織と奪い合う。しかし、その事情を知らない峰不二子的なキャラが介入し、事態は思わぬ方向に…。
基本はこの型なわけで、この上なくシンプル。その筈なのに、ホワイト・ウィドウが絡んできたあたりからなんかよくわからん感じになってきてしまう。
今誰が鍵を持っているのか、鍵を狙っているのは誰なのか、何のために鍵を狙うのか、どこに向かっているのか、そのあたりのことがなんかぼんやりしていて観ていて混乱してしまった。
頭が混乱しているから、とんでもないアクションが展開していても頭の片隅にそのことがチラついてどこか乗り切れない。小難しいストーリーなんて誰も求めてないんだから、それこそスタントと同じくらい思い切りの良い大体かつシンプルな物語で勝負して欲しかった。
正直言うと、前作『フォールアウト』(2018)の方が好みだし、スタントも素晴らしかったとはいえ『ゴースト・プロトコル』(2011)のブルジュ・ハリファ登りの緊張感は超えてこなかった。
IMFのメンバー構成も真新しさが少なく、またイーサン1人に頼り切りになっているところは気になる。ルパンに対する次元のような存在が欲しいところ。ジェレミー・レナーが演じるウィリアム・ブラントがカムバックすればこの問題点は解消されると思うのだが、これは難しいのかなぁ…😓
過去の『M:I』シリーズと比較するの文句も出てくるが、単品のアクション映画としてはこの上ない出来だと思います。ここまで凄いアクションは他じゃ見られない!
上映前の映像でトム・クルーズも言っていたけど、これは劇場で観る価値のある映画。特に理由もなしに本作を配信待ちするなんてバカバカしいこと、絶対にしてはいけませんっ!!
映画館に行ってイーサン・ハントの狂人っぷりを見届けましょう♪😆
※黄色いフィアット500の登場に、『ルパン三世 カリオストロの城』(1979)が頭をよぎった観客は多かったことでしょう。
生粋の『ルパン』ファンの自分としては、『カリ城』よりはむしろ『風魔一族の陰謀』(1987)の方を思い出した。『風魔』では飛騨の古い街並みをルパン一味がフィアットで爆走するのだが、本作でのカーチェイスは確実にこの作品から影響を受けていると思われる。
実は本作、『ルパン』以外にも日本アニメ作品からの引用だと思われるところがちらほらと見受けられる。
冒頭、ハッキングにより潜水艦のゴーストと相対することになるという展開は『機動警察パトレイバー2 the Movie』(1993)のスクランブルシーンを思わせるし、空港でのリアルタイムハッキングによるステルスというのは『攻殻機動隊』シリーズ、特にテレビアニメ版の『STAND ALONE COMPLEX』(2002〜2003)を思い出させる。
もしかしてトム・クルーズorクリストファー・マッカリー監督ってアニメオタク?
まぁ何にせよ、ハリウッド大作が今やっていることを30〜40年も前に色々やっていたミヤザキサマやオシイサンはやはりすごいのだ。
身体を張りすぎているトムは何歳までミッションを続けるのか?
イーサン・ハント扮するトム・クルーズの大ヒットシリーズが初の前後編に分かれた作品の前編。今問題化しつつあるAIの自我確立や暴走を念頭に置いたストーリー展開が繰り広げられイーサン・ハントが何故IMFに入ったのかという過去の話も伏線として含まれておりその伏線回収は恐らく後編に捻じ込まれるであろう終わり方はまさしくデットレコニング(推測航法)であり冒頭のシーンにも見事にリンクしている。
デジタル化が進んだ現代においてAIが暴走し自我に目覚め世界を支配できる事が起きればその時人類はどうなるのか?物語の途中でイーサン達のチームのネットワークがハッキングされイーサンは2人の仲間の内1人を失い1人を救うことしか出来ないと言う窮地に追い込まれてしまうがその時のIMF本部やイーサン達がとったアナログ的な行動がこの物語のカギになっている。
そのアナログ的な行動の1つが身一つで原点に帰ったアクションだろう、本来ならラップトップ1つで済むミッションがスパイ自身が身体を張りミッションを遂行するしかなく今回の1番の目玉と言えるべき身体を張った列車に飛び乗る為に断崖絶壁の崖からバイクでジャンプをしてパラシュート降下して乗り移るのだがメイキング等でもネタバレにはなっているが実際の崖にスタント用のジャンプ台を作り実際にトム自身がバイクに乗りジャンプをしている。彼には恐怖心が存在しないみたいである。そして更に凄いところはこの物語の為にわざわざ機関車と列車を作り実際に撮影で壊しているというところがクリストファー・マッカリー監督の本気度が伺える。
第1作目に登場したキトリッジ役のヘンリー・ツェニーがCIA長官役に返り咲き前作よりヴァネッサ・カービーも続投し更にはトップガンマーヴェリックにも登場したチャールズ・パーネルも脇を固めて豪華な出演となっているがハリウッドの俳優組合が長期のストライキに入ってしまった為にトム・クルーズや共演者の来日もドタキャンになり続編公開も延びてしまった為に続編がインポッシブルになってしまったのはファンとしては残念である。
より良い、未来の為に!
Part Two 期待!!!
ジブリとは対極の公開戦略〜これぞエンタメの王道〜トムクルーズしか勝たん!
金曜レイトショー『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
昨年のトップガン公開時からトムさん自ら推しに推してたMIシリーズ最新作!
あの問題で来日不可能になり残念><;
初日レイトショーでしたが、8割埋まった鑑賞者平均年齢は、トップガンの時と同じく50オーバーwww
日本アニメの巨匠は、情報ひた隠して公開してましたが・・・
この作品は、予告だけでなく超弩級アクションシーンのメイキング映像まで惜しみなく事前公開!!
いやぁ〜最近の映画には予告を超えない作品も少なくないですけど・・・
この作品は、予告以上のシーン満載で・・・
笑いに涙も織り交ぜたノンストップアクション+サントラも最高なハラハラドキドキの2時間43分
カーチェイスは、車までルパン3世オーマジュってくらいルパンで叫びそうになったw
シリーズ最高を更新するトム・クルーズしか勝たん!!的な・・・
早く続きが観たいと思わせる”これぞハリウッドの超大作”は、水分控えて大画面で観る事をオススメします。
*エンドロール後も後編に続く何かあるかと思いましたが、何も無しでした^^;
余談ですが、MCU好きとしては・・・
エージェント・カーター役のヘイリー・アトウェルが、ドクスト2のキャプテン・カーターの悪夢払拭の大活躍!!
ガーディアンズのマンティス役、ポム・クレメンティエフの狂気に満ちた演技に魅了された!
初の星5つ
続きが待ち遠しい
約3時間ダレ場なし
今選択の時
昨年の『トップガン マーヴェリック』の興奮未だ冷めぬ中、この稀代のスーパースターは早くも新作をお届け。
本作で7作目。すっかり自分の代表作シリーズとなった名スパイの新ミッション。
にしても、昨年は『トップガン』で今年は『ミッション:インポッシブル』。盆と正月が続けて来たようだ。
今夏の超期待の一本だが、一抹の不安もあった。と言うのも、前作を超えられるか…?
前作『~フォールアウト』がシリーズ最高と言っていい面白さだった。シリーズの集大成、もうこれで見納めでもいいくらいなほど。
しかしトム・クルーズは自身を超えようとする。いつもながら。
しかも今回はシリーズ初の二部作構成。気合いと意気込みが違う。
本当にこれでシリーズ見納めになるかもしれない。その重要な“PART ONE”は…!?
前編という事は、当然ながら後編が控えている。
いいのか、これで…!? 前編だけでこのハイ・ボルテージ…!
シリーズ最長の160分超え。長さはあるが、それに見合った見応え。
劇場大スクリーンで観てこそ。ハァ、大満足…。
おっと、これで満足しちゃいけない。後編があるのだから!
個人的シリーズ最高傑作の前作に匹敵もしくは甲乙付け難い。本作はこれが初見で前作は何度か見てるのでまだ前作の方に愛着があるが、本作も何度も見、前後編合わせれば“超え”も充分あり得る。
それにしても、一体何処まで高みを目指すのだろう…? 今すぐにでも見たい後編は何を魅せてくれるのだろう…?
本当にトム・クルーズと彼のチームメンバーには頭が下がる。
さてさて、今回のミッションは…
極寒の深海で起きた潜水艦の沈没。これが事の発端。その潜水艦には…
世界中やあらゆるデジタルに浸透するAIシステム。自我を持ち、自ら進化を遂げ、脅威にもなり得る。通称は“それ”。
二つの鍵を合わせ一つにすれば、“それ”を支配出来る。文字通り世界を掌握する事が出来る。
それを狙うのは闇の組織(因縁の武器商人ホワイト・ウィドウ)だけじゃない。各国や各機関も。
イーサンに課せられたのは、その鍵の入手。が、鍵や“それ”について詳細は知らされない。イーサンは“それ”の危険性を察知し、鍵の入手と“それ”を殺す事を誓う。
そんなイーサンの前に立ち塞がる新たな敵…いや、旧敵。IMFに所属する前のイーサンの過去を知る男…。
小難しいのは設定や用語、交錯する相関図だけであって、話自体はシンプル。ズバリ、
鍵を巡る攻防。
IMFとの対立、CIAからも追われ、いつもながら味方は少ないが、ルーサー、ベンジー、イルサと合流した時の心強さ。彼ら無くしてイーサンの任務は成功しない。
敵か、味方か。初登場のグレース。へイリー・アトウェルが美貌とタフさで、大きな見せ場や役割を受け持つ。
対する敵。イーサンの過去を知る男ガブリエル役のイーサイ・モラレスは渋さと存在感放ち、彼の部下の女暗殺者パリス役のポム・クレメンティエフが奇抜なメイクと衣装でインパクト。
お馴染みの仲間、新たな敵、さらには第1作目以来のキャラなどなど、バックアップと思惑入り乱れる。
今回の目玉のアクションは、すでに予告編などでお披露目されているバイクで断崖絶壁からのダイブ。
このアクションの為にスカイダイビング500回、モトクロス・ジャンプ1万3000回も練習し、本番でも6回ジャンプ! 勿論言うまでもなくトム自身が生身で。もう、何て言ったらいいか言葉が見つかりません…。
本作の見せ場はこれだけじゃない。スリリングなシーンや度肝を抜くアクションは他にも随所随所に。
アブダビの新空港。グレースとの初接触の傍ら、ベンジーは荷物の中に隠された核爆弾の解除を。『4』と前作の任務が核爆発を未然に防ぐ事だったので、それを序盤でやってのけ、早々にシリーズ超えの意気込みの表し。
ローマにてシリーズお馴染みの市街地チェイス。が、今回はグレースと手錠で繋がれた上に小型車。敵は装甲車。お馴染みのチェイスも趣向を変えて二番煎じはしない。
ヴェニスの宮殿。ホワイト・ウィドウが主催する場で、主要面子が顔を揃え、緊迫した駆け引き。ここで敵味方はっきり区別し、ある悲劇が…。
本作最大のアクションの見せ場は断崖絶壁からのバイクダイブではなく、クライマックスの列車アクションであった。
まずオリエント急行内で繰り広げられる各々の駆け引きはあのライバルスパイの名作を彷彿させ、列車上でのバトルは手に汗握る。ブレーキと行く手の橋を壊され、暴走するオリエント急行に乗ったイーサンたちの命運は…!?
実際のオリエント急行と同じ列車を作り、実際にそれを走らせ、その上で実際にアクションをし、壊された橋から実際に落とし…。
あれもこれもガチでやる。これまでのシリーズも『トップガン マーヴェリック』での操縦もそうだった。一切妥協はしない。
一歩間違えれば映画史に残る惨事に…。そんな危険と隣り合わせで驚愕と圧巻のアクションを魅せてくれるからこそ、断崖絶壁からのバイクダイブや列車の転落も予告編やメイキングで見てるのにも関わらず、まるで初めて見るかのようにハラハラドキドキエキサイティング!
イーサンの不可能ミッションを、トムが本当に決行。もうフィクションなのかノンフィクションなのか分からなくなってくるほど。
毎度毎度のトムのプロフェッショナルぶり、監督やスタッフやキャストたちへの信頼ぶりは、劇中とリンク。
だからこそ我々は、トム・クルーズと『ミッション:インポッシブル』にいつだって魅せられるのだ。
今回のキーに、“選択”。
イーサンの過去。IMFに入るか入らないかの選択。
グレースも同様の選択を迫られる。
イーサンの闘いは選択の連続。世界の命運か、仲間の命か。
そのどちらもやってのけてきた。
が、今回ばかりは最大究極の選択。
まるでそれは現実問題と通ずる。
現在ハリウッドで起きている俳優組合のストライキ。
争点はAI技術の導入を巡って。
AIシステムの脅威に晒される本作と奇しくも酷似。
AI技術を一方的に非難する考えは頂けない。だって今の我々の生活や社会や世界も含めて、AIの多大な恩恵を受けている。
が、しかし…
AI技術がさらに導入された時、人は本当に必要とされなくなるのか…?
AIの生体システムで“作られた”俳優が演技をする。スタジオにしてみれば生身の俳優を使うより効率がいいのかもしれない。揉め事はナシ、ギャラも払わなくて済むし、理想通りに永久に使える。
だけどそれ、本当に理想的なのか…? 寧ろ、恐ろしい事ではないのか…?
自分だけど自分とは違う“それ”が、自分の知らぬ所で、自分が死んだ後もスタジオの思うままに利用される。ただのスタジオの慢心。
そこに生身の俳優への敬意はないのか…? 若きも老いも含めて生身の俳優の在りし日の姿、死を悼むからこそ、俳優たちが魅せる演技に我々は感動する。
トムの身体を張ったアクションに興奮し、楽しませてくれる。
それが、俳優だ。
それをAIが奪う…。進化する技術への警鐘。映画の中で度々描かれてきたAI問題が、今まさに起きようとしている…。
このストライキはただの異国の我々日本人にとっては何ら関係のない事…ではない!
これからの我々や全てに於いての問題。
我々は今、選択の時を迎えている。
このストライキで本作の後編やその他多くの作品の撮影が中断。
何はともあれストライキが良き方向で終息して欲しい。
だって、早く後編が見たい!
ラストシーンから想像するに、今度は実際に極寒の深海にダイビングしたりして…? 何せ実際に宇宙で撮影を敢行するプロジェクトがあるくらいだから。
早くその勇姿を魅せてくれ! 生身のスーパースター、トム・クルーズ!
ニュートン力学を使った危機一髪の波状攻撃
のっけから鮮やかに騙された。スパイ物を散々見ているのに、口があんぐりとなってしまった。予告編が上手いミスリードになってる。
我らがレベッカ・ファーガソンは、相変わらず美しい。アイパッチをしてスナイパーライフルを構えたかと思えば、バレエダンサーのようなしなやかな動きで、ナイフを繰り出す。
そして新たなヒロインのグレースは、峰不二子タイプの悪女キャラ。男を養分にして生きる女豹なんだけど、一度は騙されてみたいと思うのは自分だけ?
見どころだらけなんだけど、最初に気に入ったシーンは、アラブの砂漠を馬でかけるイーサン。砂塵の中、颯爽と現れるトム・クルーズを見たら、心が蕩けてしまうのは必定。
そして劇場でさんざん流れた崖からのダイブ。あのアクシデントがあったから、このシーンがあるのかって答え合わせができます。
最大の見せ場は、列車アクション。鉄板の屋根の上での格闘はもちろん、トムの登場が、全くの意表を突いてくる。びっくりしたなぁもう。
クライマックスは、ニュートン力学を思いっきり使った危機一髪の波状攻撃。これはたまりません。
分かってはいたけど、今回はパート1。トムさん怪我しないようにして、パート2をよろしくお願いしますよ。
満足感がなかった……(´・ω・`)
1996年の1作目から続くシリーズの7作目。今回は主人公イーサンの過去にまつわるあれこれがストーリーに深く関わっている。……のだが、過去作では(たぶん)描かれていないうえに、本篇でも具体的には語られないのでとてももやもやした。PART TWOではそのへんが明かされるのだろうか。
3作連続での登場となるイルザ(レベッカ・ファーガソン)の扱いも雑で、ファンとしてはさびしかった。逆にグレイス(ヘイリー・アトウェル)は出番多すぎ、かつ活躍しすぎかと……。
M:Iシリーズといえばもちろんアクション。今回も趣向を凝らしたアクション・シーンの連続で、トム・クルーズも体を張っているのはわかる。わかるんだが、既視感バリバリであまり驚きはなくて残念だった。先日観た『インディ・ジョーンズ』でも同じようなシーンがあったし。
なんだろう? 3時間もあったわりには、あまり充実感がない映画だった。4点付けたいけど、どうしても許せない展開があったので-1。
3.8期待し過ぎたのかも😅
最新にして最高のアクションと街の背景!
Over The Limit
映画館ではシリーズ初鑑賞です。前6作の予習は中々ハードでしたが、毎作進化するアクションに震わされまくりでした。
前後編の前編、尺は160分超えとこりゃスケールがどでかい事になってるなと思いながらもポップコーン片手に鑑賞。
やはり想像の斜め上をいくアクションに、ありえないだろうという映像の連発、フィクションとノンフィクションが重なる偶然もありつつ、エンタメど直球、トム・クルーズの熱がこれでもかと伝わってくる作品になっていました。
ストーリーはいつも通りミッションの依頼、何としても成功させないといけないという課題もつきつつ、全てを握る鍵を手に入れるために奮闘するも、そこにはAIの壁が立ちはだかる…といった流れです。
今作の魅力はなんといってもアクションに尽きます。トムがやりたかったんだろうなという事全部詰め込んで、それを死ぬ気で体現しているど根性がスクリーンからビシバシ感じれます。
序盤の砂漠での銃撃戦、砂漠が近くにあったから入れてみた的なノリで銃撃戦をやってのけてます。イルサとの再会という名目を一つ大暴れしてから会うというのも派手なもんです。
空港の屋根の上を走り抜けるシーンもやりたかったんだろうなと思いながらニヤニヤ観ていました。空港内から外を見るシーンでしっかり走ってるところが見れます。
カーチェイスのシーン、ワイスピでぶっ壊したはずのローマの街が復興したのを良いことに、再びカーチェイスで暴れ回るというローマにとっては頭を抱えざるを得ない状態になっていました。グレースというコソ泥女性と共に手錠をつけたまま車に乗り、運転席と助手席を代わりばんこしながら、バーサーカーウーマンから逃げ回る様子がガッツリ描かれます。可愛らしい車に乗ろうと、そんなのお構いなしで飛ばしまくります。結果、街はやはりぶっ壊されていきます。ローマの方々ご愁傷様です。
予告編で山岳から飛び立つバイクのシーン、命の危険があるシーンだから最初に撮影するという、もうここまで来たら狂人にしか思えないトムの力の入ったスタントシーン、しかと目に焼き付けました。
オリエント急行での車内、車外でのバトルも見ものです。車外での殴り合いや障害物を避けるアクションはインディ・ジョーンズでもやっていましたが、あちらよりもキレの増した戦闘を楽しむことができます。誰かが吹っ飛ばされるなんて事もないので、淡々と戦闘を観ることができます。
車内では、線路の爆発に巻き込まれないように列車を分断するというこれまた命懸けのシーンがやってきます。切り離したはいいものの、トムとグレースがいたのが、落下寸前の車両にいたもんですから、アトラクションバラエティの如く、落ちてくる落下物を避けながら脱出する見応え抜群のシーンがやってきます。こんなにも撮影の裏側が気になるシーンなんて早々ないです。全てギリギリで脱出するので、ハラハラ感は満載でした。そこからパラシュートで空中浮遊するトムも楽しめます。これも普通にやってのけるんですから、ほんと怖いもの知らずだなと思いました。
還暦を過ぎてるはずなのにまだまだ体を張りまくるトムはもう言わずもがな、パリスを演じたポム・クレメンティエフがクールビューティーでした。寡黙だからこそ引き立つ強者感に惚れ惚れしてしまいました。土壇場で助けてもくれますし、まだ脈もあるっぽいのでPART TWOでの再登場に期待です。
トムが来日できなかったのが俳優組合のストライキでしたが、そのストの要因にNetflixらの配信サービスの普及やAIの発達による仕事の減少があるというのと、今作の最大の敵がAIというのも運命的な繋がりだなと思いました。
ワイスピやスパイダーバースみたいに早く観たい!と焦らされるのも好きですが、今作みたいに一つの映画としてしっかり終わってから、さぁ次のステージへという展開も良いなと思いました。トムが80歳までやると公言しているので、まだまだ楽しめます。ひとまずPART TWOが無事完成される事を願います。
鑑賞日 7/21
鑑賞時間 10:00〜13:00
座席 M-15
高齢者いじめ
これはシリーズ最高傑作
よい!
何がって、本が!
ストーリーうまく作ってるな。
程よいアクション、ストーリー
全てがマッチしてる。最高!
始めはトムと監督のご挨拶動画から
日本にこれないトムの少なからずの心遣い
にむねおどる。
今回は何が良いかって、アクションアクションしてない。
ちょっと前なら、アホみたいなスタントしてたでしょ。
超高層ホテルでバンジーとか、水流激しいところを
泳がせたり。なんか『スタントやってやったぞ感』
があってそのスタント要る?みたいな所あったけど
今回はストーリー中のアクションがほんとに
自然に有って凄く見やすい。
本も、オーバな感じでないところが最高。
00シリーズと双璧だなこの作品は。
これは何回かみてしまう作品ではないかな。
しかも、前篇。後編の通称『それ』トの闘い
何か激しくなりそう。
ベンジーが自動運転の時はハラハラした。
さぁ後編が楽しみ
確かに大きい画面見た方が良い!
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