「イーサンが相変わらず走って飛んでいる。それだけで良いじゃない」ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE ezioさんの映画レビュー(感想・評価)
イーサンが相変わらず走って飛んでいる。それだけで良いじゃない
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過去作は直近ではないが鑑賞済。4(ゴーストプロトコル)からは劇場で鑑賞。
今回もトムクルーズの頑張りを楽しめた。
今回は序盤「さすがに女に振り回されすぎじゃないか?」とは思ったが、それは毎回だし歳を重ねてある意味板についたというか、その情けなさが哀愁があっていい。
昔馴染みの女との関係性は正直忘れており、数年単位で会ってなくてもまぁ仲良いのは仕事柄仕方ないと言うことでご愛嬌。今回のヒロインもそうだが何故そんなにこの女に拘るのかはよく分からないが、それも「イーサンだからなぁ」で済ませてしまえる。済ませていいのかは私にも分からないが。
シリーズお決まりのカーチェイスや一大アクションシーン、ラストの"崖から落ちる乗り物の最後尾、そこから頑張って駆け上がる"場面は詰め込まれているものの少し冗長過ぎたような…。
特に序盤のカーチェイスはヒロインとの押し問答で、ギャグになり過ぎていたところがなんだかなぁといった感じだった。
それでも誰にでもなれるしなんでもできる!そして運が良ければなんとかなる!といったノリは相変わらず好きだし、空港での相棒2人の奔走具合も熱く笑えて見応えはあった。
ただ、やっぱりヒロインの最後の選択、それに至るまでの葛藤は序盤の好きになれない振る舞いもあり、ノれなかった。最後の「私も仲間に…」という展開も王道故に少し陳腐に見えてしまった。
とりあえず来年もpart2は観に行きます。
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