「安定のMIシリーズ!あっぱれ!」ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE こじさんの映画レビュー(感想・評価)
安定のMIシリーズ!あっぱれ!
まず、シリーズ1作目から映画館で鑑賞してきた根っからのMIシリーズファンとしての偏った感想かもしれませんので、その点だけご了承ください。
シリーズお馴染みのアクションは、今作も相変わらずトムの拘りが随所に感じられ、「おおっ!」と思わず感嘆の声を発してしまうほど。
また、アクションの内容もありきたりなものじゃなく、終始観ていて飽きが来ませんでした。
列車上でのアクションでは、先日観たインディジョーンズ最新作でも同じようなシーンがありましたが、圧倒的にMIが質量共に優っているように感じました。
トムが列車に到着するシーンは思わず吹き出してしまいました。
キャスト陣は、まず、登場する女性キャラが皆美女で魅力的だったこと!
個人的にはパリス(ポム・クレメンティエフ)に釘付けでした。ガーディアンズオブギャラクシーではマンティス役をとてもチャーミングに演じておられますが、今回はブチギレたヴィランを熱演。敵役にも関わらずクローズアップされる場面が多いように感じたので、ひょっとしたら次作で活躍してくれるかな、と密かに期待しています。
また、グレース役の俳優さんがキャプテンアメリカのペギーカーター役の方だったことにパンフレットで初めて気付きました。この人もめちゃ美人で次作での活躍を期待しております。
お馴染み、我らがルーサーとベンジーも安定のコメディリリーフとして大活躍。それだけに留まらず、イーサン(トム)との友情物語も描かれており、特にベンジーが「一番大切にしているもの=友達」って告白にぐっときてしまいました。
ストーリーに関しては、こちらもMIシリーズお馴染みの誰が敵で誰が味方なのかというサスペンス展開で終始ハラハラさせられました。
今回、AIの暴走がテーマなのですが、複数の組織が混在する中での人物相関図や、やたらと「ソレ」っていう代名詞が連発して、最初は「ソレってどれよw?」と展開を整理把握するのに少し難儀しましたが、やはりそこはMIシリーズ。結果理解できなくても問題なし。取り敢えず難しいことは置いといて、後でパンフ等で復習すればよいかと思います。
懐かしのキトリッジも久々の登場で、相変わらずどっち側の人間なのかよくわからないところが、ニヤリとさせられました。
総じて登場するキャラがしっかり立っていて、敵たちも単なるヴィランという位置付けに留まらず、敵には敵なりの心理的な揺れ動きや葛藤、動機が描かれており、ともすれば荒唐無稽で単調になりがちな展開に一定の説得力とカタルシスといった粋な味付けをもたらしていました。
特に、昨日の敵は今日の友的な胸熱展開に震えました。
次作ではこれら登場人物がどういう関わり方をしてくるのかが非常に楽しみです。
今作はパート2に続きますが、今作は今作でちゃんとキリの良いところまで展開してくれており、次作をじっくり待つことができます。
(その点アクロスザスパイダーバースは完全に話の途中で終わってしまったため、ストレスを感じていました。)
満足度としては、今年トップクラスです。
夏の娯楽大作としては間違いなし。
ただ、シリーズを予習してから観るとよりのめり込めると思います! 以上!
こじさん
共感をありがとうございました。
トムの新作 最高でしたね。
アクションシーンも凄かったです。
(^^)/
女性陣も大活躍で
ベンジーが「一番大切にしているもの=友達」というのも
最高でした(´▽`)
イーサンのチーム愛もステキですね。
続編が楽しみです。
マンティスをあの役にキャスティングしたのもナイスですが、ターミネーター張りに演じたポム・クレメンティエフがカッコよかったですね。次作での活躍に期待してます。 パリスが主役のスピンオフ作ってほしいくらいです。