「既視感アクション&利害関係複雑過ぎ」ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE maku1さんの映画レビュー(感想・評価)
既視感アクション&利害関係複雑過ぎ
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カーチェイス、列車内外のドタバタ、はありがちアクションだった。見どころの崖からの飛び降りも、事前情報を出しまくって、トムがリアルでやってるから凄いと思うだけで、スタントありきで後付の筋書きが無理もいいとこ。(パラシュートからスピード出してる列車に、窓ぶち破って乗るとか、こじつけもいいとこ)映画を見に来てるわけで、スタントショーをみにきてるわけではないので。序盤の空港でのチェイスシーンはこれからの展開の期待が高まるものだったが、四つ巴?展開に誰がなんの目的があって、それぞれだれに雇われたのか?今、鍵(2つある)を誰が持っているのか、わからなくなる。(ど〜でも良くなる)
①トムチーム②女盗賊→逆ナンした男③トムの上司チーム④AIチーム⑤武器商人女チーム。⑥ついでにトムの元カノまで絡んでくる。
二時間半物では他作品(インディ、RRR、TAR)よりも退屈せずに見れたがシリーズのなかでは出来の良くない方と感じた。
また、根本的な設定だが、そもそも人間の誰かとAIチームのどちらかが鍵を手にして支配すると、どう良くないことが起こるのか、があいまい。AIが支配すると人間社会がこんな風にわるくなる、という具体的厄災シーンを序盤に描くべきだろう。リアルな世界で愚かな私共人間が戦争してる状況下では、AIに可能性を感じてしまう。
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