「退屈なシーンが1分たりともありません」ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
退屈なシーンが1分たりともありません
「この情報は、日本、(以下順番も国名も自信がありません)英国、ロシア、中国が狙っている❗️」
冒頭まもなくの高官ばかりの会議で、そんな感じのセリフがありましたが、わが日本はいつでもアメリカ頼りだし、そんなインテリジェンス(諜報機関)は持ち合わせてるはずがないのに、最初に国名が出てきたものだから、いきなり面映ゆいというか恥ずかしいというか、思わぬところでビックリさせられました。
なんという〝日本買いかぶり〟
まさか、戸田奈津子さんの超絶字幕のせい⁉️
以降、ストーリー展開、アクションとも息つく暇がないので、片時(片時って何分くらいのことを指すのか、よく知らないのですが)も目を離せないまま、ラストを迎えます。
どうでもいいのに気になったのが、アブダビの空港でのシーン。空港の巨大な屋根を走りに走って、ローマ行きの飛行機に潜り込んで、グレースを追いかけたということだったと思うのですが、どうやって飛行機に乗り込んだのでしょう?
その不可能な搭乗ぶりは、まるで『レイダース失われた聖櫃』で、潜り込めるはずのない潜水艦に乗ってナチを追いかけたインディのようでした。
唯一最大の不満。
それはレベッカ◦ファーガソン姉御のあまりに早過ぎる退場。
今夜はお通夜気分でビールを飲んでます。
仰る様に、小気味よいBGMで、ストーリー展開に澱みがありませんでした。160分の長尺を感じさせませんでした。
知的攻防戦も敵がAIなので迅速でした。どんでん返しはありませんが、
今回は、ストーリー展開のスマートさ重視でしたので、これはこれで良いと思います。
次回作も、時空が歪まず、この世も一つだけが良いです。
では、また共感作で。
ー以上ー