MEN 同じ顔の男たちのレビュー・感想・評価
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ガーランドらしい美醜が混在した奇妙な世界
何かを満たしたり癒したりするはずの空間を、たちまち居心地の悪い世界へ変貌させる奇才ガーランド。表向きは違う衣を羽織っているようでも、その芯の部分は今回もどこか似た形を踏襲しているように感じるのは僕だけか。ハートフォードの風景はどこも絵に描いたように美しく、舞台のカントリーハウスは設備は古くとも内装が豪華で広々としていて、何より自然の豊かさに勝るものはない。だがちょっとした散歩やトンネルの中での美しい声の反響ハーモニーに心奪われたかと思えば、次の瞬間、何気ない景色にふとおかしなものが映り込んでくるのだから困り物だ。奇妙な時間はひたすら続く。ジェシー・バックリーは無駄に悲鳴を上げることなく、多彩なリアクションでこの異常事態と対峙し続ける。本当にどこで何をするにしても蔦のように絡まりがんじがらめにする”男たち”の存在。彼女の恐怖というよりはほとほとウンザリした表情が本質を突いているように思えた。
誰が予想できるんだよこの展開笑
まじでなんなんこれ
ごめんなさいm(_ _)m私には理解不能
ほとんどの映画は、冒頭に「ゴール」が示される。
「この2人が恋に落ちるんだな」とか
「この事件を解決するんだな」と。
それがないと不安になる。
行き先の分からないバスに乗るように。
本作はまさにそれ。
行き先の分からないバス。
しかも窓ガラスが塗りつぶしてあって、外が見えないバス。
早々の回想シーンで夫が自殺したことが示唆されるので、心の傷を田舎で癒すというか「贖罪」の話かと思いきや、そういう観客の期待を無視して展開する。
いや「展開しない」。
物語が進んでいるのかすら怪しい。
監督本人以外、理解できるのだろうか?
特に製作者。この脚本を読んで、
「よし、カネを出そう、映画作ろう」なんてゴーサインを良く出せたな、と思う。
いくら製作者が旧知のアンドリューマクドナルドとはいえ。
(まあ、前作のアナイアレイションも意味不明だったので、これが作風で、しかも私以外の人は理解できるのだろう。)
ここまでくるとギャグ
一言であらわすと、男の醜悪さに焦点を当てたファンタジー映画ですね。
ジャンルはホラーと言われてたりしますが、サスペンススリラー的な
感じで、ラスト20分は現実ではあり得ないのでファンタジーです。
前半:ジェシー・バックリーがイギリスの田舎でリフレッシュする目的で
お屋敷を借りていて、その周辺の風景が美しいんですね。
なので、え!?ホラーなの?って感じで進みます。
中盤:出てくる男が全員変なやつだし嫌なやつ。そして同じ顔。
でも、作中では"同じ顔"ということに触れないんですよね。
一切触れない。なので、邦題がネタバレじゃないかなと思うんです。
原題と同じMENで良かったんじゃないかと思います。
まあ、気色悪い男どもなんですよねー。
恥を知れ!って感じです。
後半:トラウマになるとの触れ込みですが、
私は全然トラウマとかになるレベルの映像ではありませんでした。
監督のインタビューで、後半のキャラクターの造形を「進撃の巨人」
に影響を受けてつくった的なことを語っていて、なるほどなーと
思いました。まあ、あり得ないことが起こりまくり
もはやギャグですね。ギャグの境地に達したと思いましたね。
ホラー要素というかお笑い要素は、
ドリフの「志村!うしろうしろ!!」的なシーンがたくさんで笑える。
そしてなんと言っても、後半のジェシー・バックリーの呆れ顔が秀逸!
後半は特に顔で演技しているのですが、まあ男どもの残念なことこの上なし!
音楽は作品通して良かったです。
トンネルのシーンで
主人公が声を重ねて音遊びをするのですが、音楽的に面白かったですね。
いろいろ考えさせられる作品ではありますが、
男ってホントにバカばっかり!というメッセージかと思います(笑)
映像と音楽は素晴らしい!一方で、内容がバカバカしすぎ!!
神話とか宗教要素なんかも感じられますが、考えるだけムダです!!
ホラーでもサスペンススリラーでもなく、抱腹絶倒ギャグ映画!!
観客は、ほぼ女性でした。7割くらい席が埋まっていて驚きました。
絶対にカップルや家族で観ちゃダメ!いろいろ気まずくなります!!
観るならひとりかお友だちと!!
話のネタには間違いなくなりますので、今まで観たことない映像を体験
したい方はぜひ!!
かなりの映像美だが、でもやっぱりホラー作品だ…
歪んだ女性観
1ミリもわからん
怪奇で、不思議なミステリー・ホラー
何と評していいのかよく分からないような、怪奇で、不思議なミステリー・ホラー。ホラー映画を観た感覚はなく、前衛的でありながらも、ゴシック的な要素も加味しているアート作品を鑑賞したような感覚。長閑な緑濃きイングランドの田園風景の中に佇む、豪華な洋館。そして、その風景とは対照的に洋館でくり広げられる血みどろの惨劇。『シャイニング』を想起するようなシチュエーションと色彩だった。
離婚が揉めて、言い争っている最中に、夫が目の前で転落事故を起こしたのを目撃したハーパー。夫を亡くした心を癒すために田舎の洋館へと出向くことに。最初こそ、その豪華な洋館を気に入っていたハーバーだったが、周辺を散策していると、廃墟となったトンネルから真っ裸の男に後をつけられたり、街の教会や酒場では、若い男や牧師、警察官、洋館の管理人からも嫌な言葉を浴びせられたりする。しかも、それらの男達は髪型さえ違えど、全く同じ顔をしており、その異常さに気づき始める
またそれと同時に、ハーパーは、夫の命が途絶えるシーンがトラウマとなって、何度もフラッシュバックするようになる。そんな折、とうとう男達が何の脈略も無く、洋館のハーパーの前に現れて、グロい血みどろの惨劇が繰り広げられるクライマックスを迎える。
本作のテーマはいったい何なのだろう…?ラストシーンで、次々と生まれてくる男達の最後に生まれてきた、亡き夫の言葉に象徴されているよう感じた。男である夫は、妻に母性の様な限りない愛を求めた。しかし女である妻は、男に恐怖心と悲哀を感じ、女の方が男よりも一枚も二枚も上手であることを、男を見下すハーパーの態度が物語っていたように思う。
正直、この作品を理解するのは難しく、オチと言うオチもよく分からなかった。ただ、聖書の『禁断のリンゴ』や、ギリシア神話の『白鳥になったゼウス』等が引用されていて、鬼才アレックス・ガーランドらしさが溢れた作品と言える。
顔面ホラー☝️
ミッドサマーに続く、胸糞でした。
スタートから、主人公のハーパーは旦那の自殺を目撃してしまう。
その傷を癒す為に、田舎にあるカントリーハウスを借りて滞在するが同じ顔の男が、何度も登場し…
田舎の綺麗な澄んだ風景の中に、全裸の男性がいる、
老けた子供だが全員顔が同じとなんとも、奇妙で気持ち悪い。でも、ハーパーは気づいていない🤔様子。
ハーパーが、家に到着した時に落ちているりんごをかじる所から、禁断の世界に進んでしまったのか?
トラウマから、妊娠、出産、許し、愛と全編通して寓話の世界観にギュッと詰め込んだら、こんな映画出来たよ〜‼️って感じ❓
ハーパーは、一生自殺した旦那を抱えて生きていくのか?本当に最悪です。
奇想天外で、ラストは気持ち悪くて笑えてしまいました。
メンヘラ夫婦
同じ顔という演出の理由の説明!
結局ボーは恐れていると同じ手口でこちらのほうがわなりやすくは作ってるとは思います(わからないとマジでわけわからんし面白くないです)
自殺を目撃して病んでしまい自分と(乖離した色々な自分が同じ顔の男!これが核心部分)向き合いリハビリしていく過程を映像で見せてる話ですね!
同じ顔の男と会話してる(自分と向き合って対峙して納得して病んだ心を治療❤️🩹してる)のが正にそれで特に神父の言ってる事が最も重要な内容だったりします(日本の映画でこの内容だったらお坊さんが出てくるんだろうね)
その病んでる内面を部分を映像で見せると裸の男だったりするんですねえ(ボーの場合は外に居る変な人たちが内面の病んでる原因部分でそれを映像で見せてる)
とはいえその説明が無いから答えに辿りつき辛いのが難点だと思います!
つうかA24作品てミッドサマーとかボーとか他の会社の作品よりも全裸の男のサービスショットとチ◯ンチン◯◯チンモロ見え場面かなりあると思います笑笑笑笑笑
つうか進撃の巨人の影響って👦🗼
シビルウォーも前作がこんな作品作ったやつって知ってたらもっと評価も変わったはず🥹(こんなイカれた作品の監督の戦争映画が王道の内容な訳ないやんてなるでしょ絶対に🤣)
A24らしい映像美、内容は理解できず
うーん、、、私の頭では理解できませんでした。
女性の私からしたらイラッとする住民がやたら出てくるし。
主人公の女性、何も悪いことしてないのに、なぜここまで酷い仕打ちに合うのか。
最後まで謎は解けないまま、モヤモヤが残る映画でした。
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