「グロマトリョーシカ」MEN 同じ顔の男たち YOUさんの映画レビュー(感想・評価)
グロマトリョーシカ
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難解すぎ。
アート性が高すぎて
絵画観に美術館行ったかと思たわ。
なぜ男たちが皆んな同じ顔をしているのか?
なぜ彼らは主人公ハーパーを襲ってくるのか?
劇中での説明はまったく無いし、ハーパー自身も疑問に思う素振りもない。
ハーパーの内面で起こっている(らしい)ことなので、どこからが空想でどこまでが現実か?なんてのは愚問。
リンゴは「アダムとイブ」の聖書から、
教会にあった表裏一体の彫刻は、女性みたいなのは「シーラ・ナ・ギグ」といい、顔の方は全裸男の「グリーンマン」で共にケルト神話から、
牧師が自らを「白鳥だ」と言う場面は、ギリシャ神話の「レダと白鳥」における、白鳥の姿をした神ゼウスが、レダを誘惑して犯してしまうというエピソードからの引用らしい。(わかるかそんなもん)
アレックス監督曰く、「明確な答えがないことで観客の頭に疑問が残り、自分でなんらかの答えを探してもらえたらいい」
…確信犯やな(-_-メ)
同監督の「エクス・マキナ」は面白かったのに…
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cocoloさんのコメント
2022年12月15日
よく分からないですけど、あんな風に迫ってくる男を見ているうちに、「ひょっとしたら、自分の中で彼と響き合う何かがあるのかもしれない」って思うんじゃないですかね。追いかけられて、ドアを閉めて、逃げ切っても、ポストから手が(男の)侵入してくる。この手をどういうわけか主人公は握り返しているんですよね。あれだけきっちりした人間像を出されたら、人間っていい悪いを超えて好きになるのかもしれない。(ストーカーのススメじゃないですケドね(*^^)v)