ダウントン・アビー 新たなる時代へのレビュー・感想・評価
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これだけを観ただけでは感情移入できないかな?
まあ登場人物と境遇を把握するのに1時間かかって眠くなった。
シリーズを観てきた人用の作品という印象。
恋愛、結婚、家族、財産、プライド…
そこに憧れる女性用の作品かな。
その辺に無縁な自分には全く刺さらなかった。
そして映像としても
映画館で観るほどの佳作ではないような気がした。
自宅のテレビかスマホで十分。
風景描写時のドローンが凄く下手。
浮上速度かな…
パイロットが未熟だと思う。
にしても後で調整できるわけだから、
あれで良かったということか。
音楽は、
ブリッジとしてもどうでも良いシーンで
編成大きめのオーケストラでテーマが奏でられて邪魔。
作曲家が悪いんじゃなくて選曲屋と監督のセンスを疑う。
サウンドトラックも時代に寄せて作ってるつもりだろうけど
惜しい!(笑)
寄せてはあるけど、偽物感が残念過ぎた。
クラシック系の音楽家が見様見真似で
ポップス、ジャズのボイシングや弦の動きをやってみた感。👎
熟女マニアは楽しめるかもしれない作品。
1920年代の英国貴族の暮らしぶりが参考になりました。
テレビ・ドラマ化された前作が有るそうですが、それを観ずに、本作品で初めてダウントン・アビーを観たので、登場人物の関係の理解が不十分でした。
しかし、この物語の舞台の1920年代の英国貴族の暮らしぶり、サイレント映画をトーキー映画に作り替える手法など、興味を持って鑑賞出来ました。
アンティークな道具や衣装に興味の有る方は、観た方が良いでしょう。
終わりの始まりの途中
ドラマのときから洋服や装飾品、当時のマナーや設定が細かく、見てるだけで眼福。
今回も端々まで手抜きがなく、映画で魅せる英国お貴族様資料。
内容は問題が2つ同時進行で進むけど、どちらもいいテンポで変わるので見ていて楽しい。
登場人物それぞれに問題を抱えていたのが明るい一歩を踏み出すと思えば……。
手放しにハッピーエンドでは無いけど、長い城や土地の歴史の中ではずっと繰り返され、これからも繰り返される。
1つの歴史は惜しまれながら終わったけど、数カ月後には新しい誕生。
物語の時代を考えたら世界的な戦争も始まるが、それでも城は静かに営みを見てる。
おばあさま!!
久しぶりに観たら、役者全員年を取ってて、一瞬誰かわからないことがあった。自分も同じだけ年取ってるので、こちらの認知力も落ちているし。
南フランス! ステキ! 日差しがまぶしい! 海がきれい! こんな別荘をポンともらえるなんて、バイオレットおばあさまったら、魔性の女だわね。
ドラマの時からずっと吹替で観てきたけど、今回時間が合わず字幕版で観た。吹替がほんとに優秀だったのが、あらためてわかった。配役がみんなピッタリの雰囲気だったね。吹替版だったら、メアリー役の甲斐田さん、吹替の吹替、こんがらがるわ〜。
なんかキャスト全員がハッピーになっちゃって、もう完結した感がありあり。あの意地悪ひねくれっ子トーマスでさえ、マジメなよい子に変貌。オブライエンとタバコ吸いながら、悪だくみにいそしんでいた頃と別人のよう。パットモアさんも、まさかこうなるとは。そして、カーソンさん、あなた死ねないね。ダウントン・アビーの大黒柱だね。
これで終わりなのかわからないが、メアリーがどうなっていくか、定期的に観察したい気持ちもある。第二次世界大戦を経て、コンピューターが出てきて、時代の流れに英国貴族がどう向き合ったのか、すごく興味がある。もしまた続編を撮ってくれたら、絶対に観るから続けて欲しい。
耐えたもの勝ち
初見でドラマもまっったく見てないですが
うーむ、、良かったです。
最初はすごーく淡々と進んでいくと感じましたが、
見終わってみると、一人一人のストーリーが必要不可欠で、最後に寄せて来る感情の土台だったんだなと思いました
感動しましたしあたたかかったです
ドラマシリーズファンは必ず観てね!
ドラマシリーズからのファンでした!
劇場版第2弾があるとは思っても無く、嬉しいサプライズでした😆
公開日を心待ちに〜♪
大変よく出来た脚本に素敵な風景、お馴染みの素敵なキャスト達にまた会えて感動😍
バイオレットおばあさまの死に涙🥲
劇中、女優役のローラハドックがサムクラフリンの元奥さんだったと後日気が付きました笑
超クールなお祖母様・バイオレット(マギー・スミス)様からメアリーへのバトンタッチ物語。
「新たなる時代へ。(A New Era)」という副題が全てを語っている。バトンを渡された者たちに記憶されている限り、人は死なないのでしょう。だから、大好きな人物が逝ってしまっても悲しくないのだと思った(もちろん実生活ではそうもいかないでしょうが)。それにしても、ネタバレになるので要注意ですが、「強さ」に支えられた「かっこよさ」はすごいなと思った。終わってみればバイオレット様のような老人になりたい自分に気づくばかりでした。(ボケるどころか英国式ジョークにどんどん磨きがかかっていた。)
もちろん、偽りなく全編通じてシリーズの集大成!エンタメの最高峰!ロケ地最高!映画館で是非!ものです。
ラストの「死の象徴」から「生命の誕生礼賛」への転換のシークエンスも印象深かった。誰もが、先日の彼の国の国葬と重ね合わせたことでしょう。
温かい家族愛に胸打たれた!
イギリスの貴族と使用人とそのファミリーの物語です。最初は誰が誰なのかわからないところもありましたが、それなりにだんだんと理解が深まっていくところ、作り手は工夫していると思いました。イギリスの威厳あふれる古い城の建物と、フランスの瀟洒な別荘の2カ所で、ストーリーは淡々と展開していきます。登場人物たちは紳士的で、ほとんど悪人と呼べるような人は出てきません。全員が相手のことを思い、家族を思い、尽くします。相手を喜ばせようとするシーンが、幾つもいくつも重なってくると、なぜか後半は気持ちが温まり、昂っていくのがわかります。貴族や使用人のありふれた日常にこそ、幸せがあるのだ主張しているような気がしてなりません。それぞれのカップルや人生が、クロスオーバーしても、過不足なく展開していくところは、ひとえに脚本家の丁寧な作り方のおかげなのだと思います。人間が生まれて死んでいくまでの川の流れのような人生を讃嘆するこの作品は、大河の流れのように雄大で、心地良いものとなって私たちを惹きつけます。家族で見るのにふさわしい秀逸な作品でした。
終わりがあれば、何かが始まる
ダウントン・アビーを長年追っかけてきた自分にとって、またみんなに会える嬉しさがいっぱい。
あのヴァイオレットにフランス人とのロマンスがあったとは驚きだが、さすがジュリアン・フェロウズ、この大きな伏線を起点として、今まであった確執、ヤキモキしていたことをまとめて風呂敷に畳んでしまった。
終わりがあれば、何かが始まる。『:A New Era』という副題にふさわしい内容でございました。
特に予備知識なしでも雰囲気で楽しめると思います。
これは、おそらく細かな部分を楽しむドラマかと思うので、予備知識があって、ドラマを見ていれば、事細かにストーリーや登場人物の会話を楽しめるのではないかと思いますが、この映画だけ観ても、それなりに楽しめると思います。
逆にイギリスの上流社会の様子を雰囲気で楽しんだ方がいいかもしれません。
興味が湧けば、第一作目を観るもよし、ドラマを観るもよし、ネタは尽きないことでしょう。
ストーリーも王道のハッピーエンド!
イギリスの人達にとっても、古き良き時代の話なのかもしれませんね。
#160
今年の最高作かも
前作を大きく上回る傑作でした。特に脚本が素晴らしい。古き良き英国貴族と使用人達のお話という一見、眠たくなりそうな設定なのに、こんなにも笑えて泣けて感動して感情を揺さぶられる作品になり最高でした。キャストも相変わら素晴らしく文句のつけようが無いです。出来れば前作を、時間があればドラマシリーズを最初の方だけでも観てから鑑賞するとより最高に楽しめます。
元映画はドラマ(映画ではない)っぽいけど、それでも今週は本命枠。
今年289本目(合計564本目/今月(2022年10月度)3本目)。
この映画、元ネタは原作映画ではなくドラマなのですね…。視聴方法も限られるような気がしますが…。
知識がない(これら原作をしらない)前提でみると、最初から登場人物が極端に多いので混乱する要素は結構多いですが、中盤くらいから「物語に関係しない人」は大半出てこなくなるので、序盤だけの我慢、というところです。
物語自体は架空のお話だとしても、この当時のイギリス・アメリカの歴史背景や人権感覚など見るべき点も多く、やや長いのは確かですが、今週迷ったらおすすめかな、というところです(架空のお話なので、「予習の概念」というのはないですが、20世紀初頭のイギリス・アメリカの文化、は把握しておくとよいかな、と思います)。
特に減点対象とすべき点も見当たらないのでフルスコアにしています。
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▼(参考/「気を付けて!」の表現のしかた)
・ 映画内では Beware! (「気を付ける」(注意する)という意味の動詞)で登場しますが、この動詞は「命令形を含めて、動詞の原形でしか使わない動詞」です(過去形や、三単現の-sもつくことがない特殊な動詞です)。
▼(参考/(映画のように)お城など建物の贈与って簡単にできるの?/他の方の感想より)
・ あくまでも、以下は日本基準のお話です(イギリスと日本では民法体系がそもそも違います)。
日本では、不動産や建物であっても、その贈与や売買は当事者の意思だけで成立します(民法176条。以下、民法の場合は「民法」を省略)。
一方で、不動産(=土地や建物)の場合、それも同じですが、自分が所有者であることを主張するためには、不動産登記(不動産登記法)を行う必要があります。贈与や売買でお金を払っただけではダメで、「購入して自分が所有権を持っています」という登記をしないと、「自分が所有者だ」ということを主張できません(177条)。
このことは一見意味のないことに見えますが、不動産はしばしば二重売買・贈与が行われることがあります。結局、民法が想定する世界は「常識的な範囲の自由競争の世界」であるので、AさんがBさんに建物を売っても、Cさんが「もっと高い値段で買うから買いたい」といえば、AさんはBさんを裏切ってでもCさんに売ることはありえます。このように「二重売買」は普通に起きるのです。
そのような場合には、「先に登記をしたほうが優先的に所有権を主張できる」というのが177条のお話で、この「不動産登記」を専門に代行するのが「司法書士」という職業の方です(弁護士や行政書士、宅建業者とは違います。こうした方に相談しても、結局は司法書士の方を通すことになります)。
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※ もちろん、登記を扱う「法務局」に自分が行って登記手続きを行うこと自体は可能です(資格のない人(司法書士でない方)は、お金をもらってそれで稼ぐことはできません)。ただし、不動産登記自体はそこそこ複雑な制度なので(最低限でも宅建程度の知識は要求されます)、一般には司法書士の方を通して代行してもらうのが普通です。
※ なお、「主張することができない」というのは、あくまでもこのように二重売買が行われた場合の「ライバル」相手の話であって、「不法占拠者」や、「まったく取引に何も関係しない人」に対しては、登記がなくても主張が可能です(制限説/判例上の立場)。
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映画でしかみてないからなー。
それでもダウントンアビーの群像劇は面白かった。それぞれのキャラクターにそんなに重くない小ネタが散りばめられいるしシリーズを見ていなくても大体の人間関係がわかるし。ただ、やっぱりシリーズをみていたら確実にもっと楽しめただろうなー、と思う。大女優マギースミスには泣かされた。
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