「派手さはない静かな作品」長崎の郵便配達 sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
派手さはない静かな作品
イギリスのピーター・タウンゼンド氏は、大戦時にパイロットとして名をはせ、戦後ジャーナリストになる。その時長崎で出会った、谷口スミテル氏を取材し「長崎の郵便配達」という本を出版。谷口氏は、14歳の時に被爆、後に核廃絶を世界に向かって訴えていた。タウンゼンド氏の娘で女優のイザベルさんは、残っていた資料のカセットテープを聞き、長崎にやってきて二人を偲ぶ。
ドキュメンタリー作品。ピーター・タウンゼンド氏は、マーガレット王女との交際が噂され、「ローマに休日」のモデルとのこと。谷口スミテル氏は、被爆当時の背中一面が赤くただれている有名な写真の人物です。
派手さはない静かな作品ですが、戦争の悲しさは伝わります。
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