「あったかもしれない未来。でも、実現しなかった今。だから、どうする?」プアン 友だちと呼ばせて night runnerさんの映画レビュー(感想・評価)
あったかもしれない未来。でも、実現しなかった今。だから、どうする?
予告編を観てなんだか面白そうと、思っていた作品。
やっと観ることができた。
映画館を出ての第一印象は、『いい映画を観させてもらったな〜』、『観てよかったぁ』だった。
冒頭からしばらくは、スタイリッシュでお洒落でテンポ良く満足して鑑賞。予測してた流れ。
しかし…、そこからの展開が予測を超えた展開で……、さらに没入した。
夏目漱石や太宰治、村上春樹さんのテイストもあったし…。
脚本が秀逸。
黒澤明監督や橋本忍さんの書いたストーリーみたいだなあーと感じた(ぶれや不具合がないわけではないけど…。でも、)秀逸。
元カノ達、
(踊りが好きな)アリスさん(素直な表情や仕草がとっても美しい)、
(女優を夢見る)ヌーナーさん(もの憂げな可憐な表情がとっても美しい)、
(写真家の)ルンさん(純粋。だけど地に足付けてる感がとっても美しい)。
そして、ルンさんの娘さん(天使)。
そして、そして、プリムさん(千変万化のチャーミング。美しい)、(横浜生まれだそう)。
お母さん(ホントにお姉さんみたいで美しい)も……
みんなみんな、チャーミングで魅力的で、なによりアジアン綺麗だった。
みんな、キャラが立っていて、かつ、まったくかぶってなくて、すごい。
カクテル、カセットテープ、そこから流れてくる音楽、DJのお父さん、深夜ラジオ、車、そして景色……、も、もうひとつの魅力。あと、♪nobody knows♪の音楽も。
タイの人はああやって、手を合わせるんですね。
そこも好きでした。
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