「こういうアニメだったら観たいな」神々の山嶺(いただき) ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
こういうアニメだったら観たいな
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登山家の映画やドキュメンタリーを観るのが大好きです。それは、自分の生活環境の窮屈さからしばし解放されて自由を感じられるから。登山家のアニメーションを観るのは初めてでしたが、実写とは違った良さがありました。アニメーターの目を通して見た山々は、神々しく繊細なタッチで描かれており、下手な実写よりもいいかもしれないと思いました。
本作は登山をしている活動的なシーンよりも、登山家の感情描写や魂を感じるシーンが多かったです。つまり、作品のメインとなるのは登山家のスピリットなのかと。
自責に駆られて自らロープを切った文太郎。深町を助ける羽生。羽生は死を求めていたのか。
毎秒死を感じるからこそ、生を感じとれる。自由だ、私は生きていると感じる。
彼らは何故山に行くのか?本作を鑑賞すると、そんな疑問は吹き飛んでしまいます。
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レントさんのコメント
2024年8月9日
近所の猫カフェの猫たちはいつも寝そべっていて、もはや猫じゃらしにも反応しません。一方野良猫は生きるのに必死で走り回っています。当然寿命は飼い猫よりも短いです。私は猫カフェの猫に成り下がってるなあとつくづく思います。
死の恐怖を感じると脳が活性化するといいます。バンジージャンプみたいなものが流行るのも理解できます。一度やってみたいですけどね。