「世界は変わることができるか」恋人はアンバー nanaさんの映画レビュー(感想・評価)
世界は変わることができるか
人は当たり前と思っている考えや
慣習、常識を更新していくのは難しい。
それでも、実際に存在する事実は事実として
受け入れられていく必要がある。
時代設定当時は、今よりもさらに
生きにくさを感じている人が多く存在していたのだろうと感じた。
さらに、自分が世間の常識から外れることへの恐怖や
受け入れ難さも、
世間の空気が固まっているほど
強いものだったと思う。
それでも、こうして作品として描いていくことで
これまで、知らなかった人、自分には関係ないと感じていた人が
少しでも興味を持ったり、
正しく理解していけるようになったら良いなと感じた作品。
演出的にやや見苦しく感じる人もいるかもしれないですが…。
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