「世の中のスピードについていけないすべての人へ」1秒先の彼 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
世の中のスピードについていけないすべての人へ
オリジナルの台湾映画「一秒先の彼女」の主人公シャオチーは映画史上最もチャーミングなヒロインのひとりだと思う。この不思議で愛すべき作品を、宮藤官九郎が脚色。主役の男女を入れ替えて、岡田将生と清原果耶が主演。舞台が京都。
もう作品の出来なんてどうでもいい。いつまでも観ていたい。
京都だから何が起こってもおかしくない。
前半のはじめくんパート。岡田将生やりすぎ。面白くしようとしすぎなんじゃない。でも面白い。
後半のれいかちゃんパート。誰がパッとしない眼鏡女子に清原果耶をキャスティングしたんだ。もう最高じゃないか。
はじめくんの子供時代は星川君だし、しみけん出てるし、そして何より笑瓶さん。涙と笑いが止まらない。
「なんでやろ」この世界にいつまでも浸っていたい。
映画とは関係ありませんが。
予告編の前に、「どんな映画よりもあなたと一緒に家にいるのが楽しい」みたいなことを言う住宅のCMがあったけど、映画館で流すには相応しくないと思います。映画製作に携わる方々、劇場関係者の方々、そして何よりお金を払って映画館に映画を観に来ている観客に対して失礼じゃないかな。
蚊を叩くシーン、時間が止まった瞬間を分かりやすくしてくれました。
岡田さんと清原さんのキャスティングが良かったですね。
この二人じゃなければ、スベってしまいそうなところも面白いんですよね。
勿論、しっかり魅せるシーンは、ちゃんと魅せてくれますし。
コメントありがとうございます。
そうか、美男美女過ぎるんですよね!腑に落ちました。
台湾の彼女は最初冴えない感じが段々と魅力的になってとてもチャーミングだったと記憶しています。果耶ちゃんならそこら辺の塩梅は演じ分けられるでしょうが、いかんせん隠しきれない岡田君のイケメンが邪魔。。笑
夏の一瞬の夢のようなお話しでしたね。
今晩は。
いつもありがとうございます。
”京都だから何が起こってもおかしくない。”
今作が、台湾の秀作リメイクに匹敵する出来になったのは、主演のお二人とクドカンの脚本と、舞台を京都に設定した事に尽きると思います。京都を舞台にした映画は多数ありますが「鴨川ホルモー」や最近だと「四畳半サマータイムブルース」かな。
では。これからも宜しくお願いいたします。返信は不要ですよ。