「普通に面白いけど、DC・MCU好きならより楽しめる」バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)
普通に面白いけど、DC・MCU好きならより楽しめる
売れない映画俳優が「バットマン」ならぬ「バッドマン」役に大抜擢されるも、撮影中、父親が怪我をしたと連絡を受け、バッドマンの衣装を着たままバッドモービルで向かう途中、事故で記憶喪失に――。という、いわゆる勘違いヒーローもの。
普通この手の作品では、他者にヒーローに勘違いされるor自分がヒーローだと勘違いした主人公が、自分が何者でもない事を知ってなお、ヒーローとして戦い偶然や運で勝利。自己実現を成す(成長する)。というテンプレートがあるんだけど、本作の主人公は一切精神的成長をしないのが新鮮だし面白かった。
今どき下ネタバリバリ&下らないギャグのつるべ打ちなのも、個人的には良かったし、「バッドマン」なのにMCUのツボを押さえたオマージュネタがこれでもかと入っていて、映画としても普通に面白いけど、ヒーロー映画好きならより楽しめると思う。
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