「おびえる小動物がサメになるまで」シャーク 覚醒 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
おびえる小動物がサメになるまで
格闘シーンは、肉を打つ音が響いてきてなかなかの迫力。ハイキックがこめかみに直撃するところは、めちゃくちゃ決まっている。
いじめられっ子が、格闘技の特訓を受けて悪と対決する話だけじゃありきたりだけど、この物語はひねってある。
主人公のウソルは、はずみでいじめっ子を刺してしまって、少年刑務所に入ることになってしまう。弱肉強食の世界では、ひ弱なウソルは当然、ターゲットにされてしまうけれども、過剰防衛で有罪になってしまった総合格闘技のチャンピオンのドヒョンに助けてもらう。
ここからは一直線で、ヤンキーandスポ根でウソルが這い上がっていく僕の大好物なストーリーが始まる。
『The Beginning』と謳っているから続編があるんだよね。カタルシスがまだまだ足りません。
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