「前後編まとめてちょうどいい」劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos 後編 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)
前後編まとめてちょうどいい
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棒立ちで飛び道具打ち合うだけの戦闘、個人レベルの攻撃力で世界どころか宇宙の命運を左右するというアンバランスさ、行き当たりばったりの感情で全てうまくいくヌルさ。そこら辺は正直どうでもいい、そういう作品だと分かってたから。でもわざわざ前後編に分けて引っ張りに引っ張ったギャラクシアすらモブみたいに流して最終戦。誰だよお前。後出しにも程があるだろ。別に伏線があればいい、という訳ではない。単純に各キャラにちゃんと思い入れのある描写を入れろ、と。そうでないならとりあえず全キャラ出すみたいな作りにした時点で失敗してる。まあそれぞれのキャラにファンが付いてるからそうならざるを得ないのはわかるが、出るだけで嬉しいレベルのファンしか満足しないだろ。あれならいちいち消滅させたり反逆させたりせずに、バックアップさせながらセーラームーンとギャラクシアとの戦闘に集中させた方が爽快。あとカオスとコスモスっていきなり出てくるな。しかも全部悟ったような最強格とかみたいなのが出るとなんか後始末させられてるだけの話になっちゃう。
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