「パラサイトの嘆き」話したりない夜の果て Days gone by Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
パラサイトの嘆き
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同棲している彼氏の心がコロナ禍に折れた、30代半ば無職の女性の話。
第一声目の話し口調から、「こういう人ムリだわ」と思わせてくれるみごとな始まりから、なんでこんなに偉そうなんだ?なんでそんな状況で他人と比べたがるんだ?なクソっぷりを発揮したと思ったら、コロナ禍になり引っ越して3カ月後、彼氏がーからの2010年の話しに飛んじゃうの?
あらすじ紹介には恋人関係と記されているけれど、本編では結婚しているのか同棲している恋人なのか示されず、それによって見え方変わるのに…とモヤモヤ。
そうなってから一応働こうとはしていたけれど、なんだか色々言い訳じみていて、彼氏の状況に対して自分は何も悪くない的な思考がみえるし、そんなメンタルの彼氏に来客への断りを振ったりとなんだかね。
学生時代の演劇部仲間+彼氏たちの関係性はまあわかるけれど、登場人物たちにハマるものも共感できるものもなく、心が折れる理由もぎくしゃくする理由も全然わからず。
自分たちに近い随分狭〜いところの人にだけわかってもらえれば的なところですかね?
一生懸命でもない人の涙をみせられても…ということで自分にはハマらなかった。
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uzさんのコメント
2025年11月16日
立て膝で食事したり、そこまで登場人物に嫌悪感を抱かせる必要あったんですかね。
「独り善がりでとっ散らかって、正当化のために観念的台詞の応酬」って、まさにこの作品…?

