レッド・グラビティのレビュー・感想・評価
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ジャン・レノ出てるし
赤い月が地球に衝突するという時に、宇宙飛行士が突然逃亡。何を迷惑な…と思うがそれが主人公のポールである。幼い頃に見た夢が予知夢だった事が分かり、僅かな記憶を頼りに個人でこの問題を解決しようとしているのだ。衝突まであと7日というのに、なす術もなく今までどうりの日常を過ごしている人々の哀愁を感じながら、そんな中急に逃げ出して何してんだよと幾度か主人公に不信感を抱いたままストーリーが進んでいく。月が接近した原因を探るだとか、予知夢がどうのという頭を良く使う部分は無く、基本はロードムービーとなっている。技術は進歩しているのに荒んだ世界観はロードムービーに最適だろうが、もう少し掘り下げて欲しい部分が多く、迫力に欠ける作品だった。混ぜたら美味そうな具材を用意しておきながら、一切調理せずに終わるイメージだ。
だが短いストーリーの中で、前述の通りロードムービーとしてのポイントはある程度おさえ、サスペンス、アクションとひとまず形にはなっているだろう。意外とさらっと描いたが、最後の主人公の選択は切なさを感じる物もあり、小規模ながら出来ることをやった部分は評価出来ると思う。
「赤い惑星との衝突回避のために主人公が奔走する」というあらすじだっ...
赤い月
荒廃した2050年の地球にて、巨大な赤い月が地球に衝突間近!!
このピンチを救えるのは宇宙飛行士のポールだけだが、そんな彼もとある理由で追手に追われ、何だか知らんが色々ヤバい!!・・・といった物語。
そんな逃げる折り、母を探しているという少女と旅を共にする。
ジャンルとしてはSFロードムービーとでもいった所でしょうか?
90分弱という短い尺の割には、逃走や道中の少女とのやりとり、哀しき特殊能力や家族の問題、プチアクションまでバランスよく盛り込まれている印象。
それでも、逆に言えばどれをとっても「これだ!!」という場面がもう1つ欲しかったかも。
そしてあと1週間で地球滅亡と言うのに、何だかんだ働いている人は多いのね。日本人かよ。
そう言うワタクシも生粋の日本人。
明日世界終わるってときも普通に出社してるんだろうなぁ・・・(涙)
んで、最後の方で見切れてたのは朽ちたシャルル・ド・ゴール(?)
2050年なら流石に次世代艦あるか?
・・・さておき、内容は普通に面白かったし、SFとしても特にショボさも感じなかったが、色んな素材は良さげだったので、もうひとつインパクトが欲しい作品だった。
オーロラ計画の詳細キボンヌ
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