「ジョーダン・ピール監督のウルトラQ」NOPE ノープ sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョーダン・ピール監督のウルトラQ
まずこの手の映画が夏休みすれすれに滑り込んで上映される雰囲気が好きで、私の子供の頃も、「世界が燃えつきる日」と言う一見凄そうな映画が来てみるとB級だったなんて言う。
本作品も期待はありそうな作品でありながら、何とも胡散臭さ満点でのこの時期公開で、ちょっとばかり期待して見に来ました。
本作品の監督であるジョーダン・ピール監督って、前作「アス」で思いましたし、後々考えるのなら「ゲット・アウト」もその要素が満載だったけど、「アス」も「NOPE/ノープ」ジョーダン・ピール監督が作る「ウルトラQ」と言った具合でしょうか・・・
「ウルトラQ」でも、心に残る作品、驚いた作品、またその逆もありますが、私的には、本作品は、その逆で、新しい発想なものを作ろうと頑張ってみたものの・・・ちょっと残念な作りだったかな・・・・
「アス」の方は、私的にはよく出来ていると思っていたけど、本作品はね・・・確かに不穏な雰囲気や緊張感などはしっかり出ていたけど、何とも難解な部分もあるし、初めがちょっと長いと言うか無駄なシーンが多いかな・・・
ラストは、スリリングで見応えはありましたが・・・・
ジョーダン・ピール監督の世界観って、合う人、合わない人を選ぶと思いますね。
何か新しいモノ、誰も作ろうとしないモノみたいな熱意は伝わるんだけどね・・・
残念だったな・・・もう私的には「ノープ」です。
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