わたしの幸せな結婚のレビュー・感想・評価
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今田美桜だけは☆5つ
美人で元気な女の子、というだけの位置付けだったがこの作品では頑張った、というよりは不当に低く見ていてごめんなさいm(_ _)m
本来なら完全スルーの作品だが、監督塚原あゆ子でまずは頭に刷り込まれ、TikTokの切り抜き動画で今田美桜と気づかずその演技に引き込まれて今回の鑑賞(笑
もったいないのは前半彼女(と山本未来)の奮闘でここまで作り上げた人間ドラマが後半ファンタジー世界のアクションシーンに移ると途端に戦闘範囲は狭い、青服ばかりの同士討ちばかりのペラペラな雰囲気に。
続編が作られる雰囲気で終了してはいるけれどさて…
題名と中身がまったく違う。
どういう映画かまったく知らずに鑑賞した映画。うん、びっくりです。
原作があるそうで、ストーリーとしてはおもしろかった。前半は、じっくり
後半が急ぎ気味に感じたのですが、原作とくらべて、どうなんだろう。
ただ、時代と逆行したような設定がね。原作が人気ということなので、
みなさん違和感ないのだろうけど、なんでこんなに男が偉そうにしてるんだ(笑)。
男の私が見ても、やな感じでした。
ラブコメディのようなタイトルだが、想像よりもはるかにシリアスな内容...
続きも観たい🎀
前半のストーリーは良かった。
高身長超イケメン💕可愛い感じの女の子❗️
まさに少女漫画の世界‼️
異能やら異形やら聞き慣れない言葉が出て来るが、
異能を持たないと人並み扱いされない。
和製シンデレラみたいな女の子美世。
異能が無いからと、継母と義妹に
馬鹿にされ、蔑まれ、イジメられ、
しかし負けずにやっと生きている。
ガラスの靴の王子様ではないけれど、
異能を持つ奥都家の重要家系久堂家に嫁ぐことに。
黒地の花嫁衣装に風呂敷包み肩掛け手荷物、
一人で嫁ぐ。
久堂清霞は、ぶっきらぼうだが本当は優しい性格、
これも少女漫画の王道❗️
世話係のゆり江も、
朝早くから朝餉の支度をする美世に好感を持つ。
名家の子女と思えぬ美世の姿に疑問を持ち
暗に調べ斎森家に乗り込む清霞。
異能は凄い、お風呂も沸かせる❗️
清霞と着物などを見に行ったお店、見覚えあり、
二人で歩いた街並み、
ゆり江と出かけた街並みも全て今井町❗️
ゆり江が入ったお店も。
眠れない美世。
久しぶりに会えた花に正直な心の内を吐露する美世。
異能を持てない自分を常に卑下して来たことを
清霞に告白する。
自作の組紐をプレゼントして。
清霞からの愛の告白を受けて喜ぶ美世。
清霞の髪を結える時の美桜ちゃん、
ちょっとトーンが違うよ。
帝、ぴったしやな、石橋蓮司さん、
オドロオドロしている。
美世は斎森の継母たちにさらわれて拷問される。
凄いな異能、大きなお屋敷を全焼させ、
清霞、美世を無事助け出す。
鶴木家、実は薄刃家の生まれによる悪夢だった。
異能とか不思議なことが起こるのに、
美世の母澄美が実家を救うべく嫁ぐとか、
モロ現実。
あと蟲だかにやられて
隊員が半数白目になり、ゾンビ風。
まともな隊員との仲間同士の殺戮シーンとなって行く。
実は、帝が息子堯人を護る為、
美世の夢見の才と繋がれば脅威となる
奥都城の実力者、久堂家清霞を葬る為に仕組んだこと。
美世が母によって封印されていた夢見の才を使って
異形を討つ。
美桜ちゃん、目キョロキョロ変。
❤️愛し愛されて自信を持ち、
ハッピーエンド💕だが、
続編もあるよう💕
今度こそ遅ればせず馳せ参上❗️
(余談)
目黒蓮のヘアスタイル、カッコいいが💕
時折左頬に表れる化学式?数式みたいなの?
美桜ちゃんの頰の傷テープ。
隊員達の会話でこの時代サインしてって言うの?
火野正平、おじいちゃん役😆
渡辺圭佑、もっといい役を。
五道茶髪。
意図せずはまってしまった…
雑誌の紹介などで、異能って何なんだろうと興味があつたが、配信でようやく観た。えらく気に入ってしまい、アニメも全話観た。聞けば、原作は大ベストセラーで、コミカライズもされているらしい。まだ完結はしていないという。私はツンデレ男が好みなので、そこが一番気に入ってしまったせいかもしれない。目黒蓮のファンではないが、役にピッタリ合っていたと思う。キャスティング・ディレクターが、テレビドラマの「舞い上がれ!」や「silent」以前に抜擢したというのだから、その慧眼には恐れ入る。目のつけどころが違うなぁ。内容は和のシンデレラ・ストーリーとのことだが、ヒロインかかなりいじけているところと異能という味つけがされていて、観る前とは印象がかなり異なった。でも、その自信のなさが、世の女性たちに受けた要因かもしれない。美世はかわいそうなのだが、芯があり、清霞は一見冷たそうだが、美世を本当に愛している。そこが魅力的だ。現実ではありえなさそうなので、理想として憧れてしまうのだと思う。映画はアニメ版と最後のところがかなり違ったが、それなりによかった。原作ファンからは異論が出たようだが、私はまずまずまとまっていたと思う。アニメ版は早々に続編が決定したそうだが、映画はどうなるのだろうか?
予想以上に魅せられた
目黒蓮が違和感なく演じている
予備知識ゼロで観ることの危険性
意外とよかったです
献身な女性に心打たれる。
わたしの嫁入りは、妖と古きの和ファンタジーと純愛と、冷酷で優しい旦那様
てっきり少女コミックが原作と思いきや、同名小説が原作。漫画化やアニメ化もされている人気作らしいが、全く知らず。劇場で流れていたこの実写化の予告編で初めて知った。
今春、同日公開の『シン・仮面ライダー』超えのヒット。“SMILE-UP”の先輩のキムタクの『レジェンド&バタフライ』超えのヒット。
目黒蓮と今田美桜の人気もあっての事だろうが、どんな話…?
パッと見の印象は『はいからさんが通る』みたいな大正浪漫…?
大まかなあらすじだけ見ると、和製『シンデレラ』…?
名家の生まれながら、父の再婚相手の継母と義妹に使用人のように扱われ、虐げられる美世。いつしか笑顔も生きる目的も失い、頭を下げ謝ってばかりの日々…。
19歳となり、嫁ぐ事に。やっとこの地獄から解放…いや、別の地獄に移っただけだった。
嫁ぎ先の当主、清霞。若いながらも軍の隊長で、容姿端麗。が、冷酷な性格で、これまで婚約した女性たちは3日と持たなかった。
「私に従え」「毒でも盛ったか」…美世にも辛辣な言葉を浴びせる。
しかし…
展開はド定番。
自分が至らなかったからとまた謝る美世。軽々しく謝るなと清霞。
再び朝食を用意する美世。今度は食べ、旨いと気に入る清霞。その言葉に涙する美世。
休日、清霞は美世を街に誘う。美しい着物、美味しい菓子…。
ぎこちないながらも優しさを見せる清霞。
ピュアで健気で、これまでの女性たちとは違う美世。
徐々に心を通わせていく。ここにいて欲しいと思うようになる。傍にいたいと思うようになる。次第に惹かれ合っていく。
清霞全然冷酷じゃないじゃんとか、二人がすぐ惹かれ合うとか、おそらく原作読んでいる人にはツッコミ所だろうが、そこはご愛敬。男の私から見ても、分かっていても胸キュン。
継母と義妹に拉致られ、酷い仕打ちを受ける美世。颯爽と助けに現れる清霞のカッコ良さには、女性の方なら堪らんだろう。
美しい清霞が気になり美世に婚約破棄を強要しようとする義妹。今までだったら従ってきた美世だが、この時ばかりは断る。「天地が引っくり返ってもお前を選ぶ事は無い」…美世を助け出した時清霞は義妹へきっぱりと言う。いつしか二人の想いは確かなものになっていた。
これだけなら他愛ない薄幸のヒロインと貴公子の純愛ストーリー。ここまでドストレートなら寧ろ潔くて悪くはないが、でも多分途中で飽きてしまっていただろう。
そこに意外なジャンルが。何と本作、ファンタジーでもあった…!
明治か大正のような時代の架空の日本。
鬼や妖などの“異形”が人々を脅かしていた。
その異形から国や人々を守る“異能者”。代々帝に仕え、様々な特殊能力があり、由緒正しい名家の者が継いでいる。
清霞もその一人。
美世も異能の家に生まれたが、力を持っていない。
私は“無能”。本来なら旦那様のお傍にいてはならない…。
が、時折何度も夢に見る。一際強い異能の力を持った亡き母。
美世を苦しめる悪夢。美世にも強力な異能の力があり、やがてそれを…。ここら辺も分かっていてもツボを抑えた展開。
この古い時代設定にマッチした妖と和のファンタジーの世界観がなかなかいい。もうちょっとダークになればだが、怨霊の『帝都物語』や異形の化け物が蠢く『鬼滅の刃』、時代設定はさらに遡るが『陰陽師』的な味付けも。結構こういう古い日本×ダークファンタジーの世界、好みなんです。
コスプレ学芸会に非ず。美術や衣装もしっかりしている。
特に目を見張ったのが、CG。それが全面に出ている訳ではないが、要所要所サポート的な感じで、その使われ方もクオリティーもなかなか! 『シン・仮面ライダー』や『沈黙の艦隊』なんかよりCGもずっと良かった。
でもやはり最大の魅力は、目黒蓮と今田美桜の主演二人。
『月の満ち欠け』の時の好青年とは全然雰囲気違う目黒蓮。飴と鞭な性格、下手すりゃただのコスプレになってしまう衣装や長髪金髪も違和感ないほどの美しさ。アクションも披露。
今田美桜の美しさと可愛さはまさに“異能”。特に見違えるような着物姿ときたら! またまた惚れてまうやろーッ!! 怯えた子猫のようだった序盤から少しずつ強くなっていく様も体現。
人は愛されて自信が付く。このナイスな台詞を言ったお手伝い役の山本未來の好助演。
渡邊圭祐は単なる恋敵…に非ず。
山口紗弥加と高石あかりの『シンデレラ』以上の継母と義妹のえげつなさには天晴れ!
何かが帝都や人々を襲う。
“蟲”と呼ばれるそれ。
非業の最期を遂げた異能者が“蟲の毬”に封印され、“オクツキ”という墓から解き放たれた。
ある巨大存在の思惑蠢き、帝や異能者をも脅かす。
蟲は対異部隊の隊員たちにも取り憑く。
対する清霞は苦戦の一方…。
美世はある理由から清霞の元を離れる事に。しかも清霞本人から言い渡され…。
各々迎えた苦境。
古き時代の和と妖のファンタジーと純愛ストーリーが相乗し、二人の運命と恋路を盛り上げる。
多少の用語の小難しさあり。それぞれ派閥や各異能や各名家の名称などちとこんがらがるが、話自体は王道。
思ってた以上に面白くて、びっくり! 飽きずに最後まで見れちゃった。
ラストで晴れて正式にプロポーズ。まだまだこれから。
あの謎めいたラストシーンは…?
大ヒットもしたし、こりゃ続編あるね。
って言うか、素直に話の続きや二人のその後が見たい。
漫画原作を尊重しながら上手に再構築した映画の良作
ドラマ「Silent」の目黒蓮さんが人気漫画の「わたしの幸せな結婚」の久堂を演じると聞いて、(イメージが違う!)と、これどうなんだろう…と思いながらもチェックしようと考えていた作品です。
劇場では観る機会がなくて、そのうちにドラマの「トリリオンゲーム」が始まって、久堂役の目黒蓮さんと美世役の今田美桜さんがビジネスの世界で頂点を目指しながらエグいビジネスバトルを闘わせる男女として競演する姿を見ながら、日本版シンデレラストーリーともいえる、劇場版の「わたしの幸せな結婚」はどういう作品に仕上がっているのだろう???と想像もつかない状態で、自宅で配信で拝見しました。
結論からいうと、「良作」でした。
面白かった~!
少女漫画の原作(マンガ)のストーリーをよく咀嚼して作られた作品で、マンガを超えた「映画」作品になっていました。マンガ原作でアニメ化されたり映画化された作品はファンの反応もまちまちだと思いますが、これは「映画」にするために再構築されて、生身の人間がマンガのキャラクターを演じるために「再構築」がうまくいった作品で、少女漫画でいう「王子様」にあたる軍人久堂が「健全に成長して、恋をして結婚する年頃になった若者」のリアルを目黒蓮さんが演じることで、キャラクターは一人の人間になり、また、虐待されながら育った女性・美世を演技力のある今田美桜さんが演じることで、リアリティが増し、マンガやアニメよりより深く共感できる作品になっていました。
これは「マンガの映画化の成功例」として記録しておきたい作品でした。
また、目黒蓮さん演じる久堂の恋のライバル的な存在として鶴木新さんの役で仮面ライダーの超イケメン渡辺圭祐さんがキャスティングされて、リカちゃん人形の世界から出てきたような西洋の貴族のようなたたずまいの超美形の彼と、2023年一番人気の若手俳優・目黒蓮さんが軍隊の大尉の出立ちで立ち並び、目黒さんは男臭く、渡辺さんは貴族的にそれぞれが騎士道精神を発揮して一人の女性を守る姿は「これぞ少女漫画!」、キュンキュンしていまました。
マンガのキャラクターを生身の人間が演じることによって、「映画」として深化させてあって、令和の日本の映画界で作れるベストの人材、ベストのロケ地で、作った(日本映画は予算がないと言われていますが、その中でも)頑張って作られた作品だと思います。
軍隊なのに剣で闘うシーンはちょっと弱かったかなとか、(立ち回りは「るろうに剣身」や岡田準一さん主演の映画やBRAVEなどの方が凝ってると思いました)、エンディングも良かったなあ。
「帝」のキャラがイマイチ生きてなかったかなあと思ったり。脇役にしては重要なポジションに見えたので、もうちょっと活躍してもよかったかなと思ったりしました。
これ、続編があるんでしょうね。
観たいです!
日本の少女漫画ファンとして、日本映画を応援する映画ファンとして、今後もこのような「原作をリスペクトして、原作を超えていく映画」の誕生を待ち焦がれています!
世界観が儚く美しい。原作漫画ファンでも楽しめました。
アニメや漫画の実写化作品というのは元のイメージを壊したくない思いから鑑賞しない方も多いことと思います。あとは失敗例が多いことも理由にありますよね。
自分は元々この作品の漫画のファンで、実写化が決まった際はキャスティングや内容等果たしてどれほど再現できるのだろうかと思っていましたが、そんなことは杞憂でした。
鑑賞してみると最初から最後まで世界観が儚く、そして美しく、気づけばあっという間に鑑賞し終えていました。自然と引き込まれて素敵な時間が流れました。
やりすぎていないファンタジー感が良かったです。
個人的に前田旺志郎さんのお芝居が素敵だと思ったので、これからどんどん活躍していただきたいです。
トリリオン
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