わたしの幸せな結婚のレビュー・感想・評価
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映像が綺麗。VFXアクションが見応えある。
恋愛パートも丁寧だけど、陸軍の特殊隊長である清霞と部下の五道との信頼関係が良かったし、VFXバトルアクションが面白かった。
懐かしさを感じた
すごくよく出来ている。
イケメンと美少女の、『帝都物語』風味な大正浪漫風味の超能力バトルもの。
なんだか懐かしくすらあり。
昔の角川ノベルスやスニーカー文庫、ソノラマ文庫、コバルト文庫なんかでよく見かけたなぁ。
私、この手の話についての経験値が高すぎて、だいたい開始15分でオチまで読めたのがちょっと悔しい。
この出来の良さなら、VFXと純愛ストーリーに関して、素直に感動したかった。
スレたおっさんになってしまった身には、「ひとまわりした」みたいな感慨と、そこにハマった目黒蓮の美形汎用性、そしてが全てになってしまった。
ところで、目黒蓮くんがいい男すぎて、これまでの「嫁候補を追い出した」ような怖い男としての凄みはなく、たんに素直じゃないツンデレ系な優しいイケメンにしか見えないのはもったいなかった。
あと、ヒロインを虐めぬく自分勝手な義妹・香耶を、『ベイビーわるきゅーれ』の高石あかりが演じていて、これがまたハマり役でよかった。
真面目に演じれば演じるほど、ちさとがバイトやってるギャグに見えるのが難だったけど。
いい意味で予想を裏切る純愛物語
目黒蓮が毎日番宣していた作品
予告編は台詞の盛り上がりをつなげ、観たいと思わせる作戦だったが、実際はファンタジー要素やシンデレラのように継母や腹違いの妹にいじめられたり、財閥ならではの豪華な着物の数々など、スクリーンで観なければそうきたかとわからなかったストーリー
目黒蓮は着物を着ても、ロングヘアでも光ってる
今田美桜の演技も素晴らしかった
ただのアイドル映画ではなく、銀幕スター目黒蓮の誕生を目の当たりにした
実写化の一つの理想形では?
原作を読まずに映画を観た人が、分からなかったところを確認したいと、原作を買って読んで、また映画を繰り返し観ている現象が起きています。原作、コミック、実写の共通点や違いを比べてみるのも楽しみの一つかもしれません。
原作ファンが抱いていた理想の清霞と美世像はファンの数だけ存在するので、全員が満足することはあり得ませんが、「イメージが違ったけれど映画を観たら違和感ない」「予想より良かった」と気持ちが変わった原作ファンも少なく無いと思います。
目黒さんと今田さんの圧倒的な美しさと演技、すべての役者さん達の魅力、建物、衣装、小物、CGのデザインが洗練された美しい世界を作っていることで、映画全体が非常に魅力的なものに仕上がっているからこそではないでしょうか。
小説の実写化で一つの理想形を見ている気がします。なるべく多くの人に観て欲しいです。
私もあと最低2回は観に行きたいと思います。
目黒蓮と今田美桜の芝居頼みの映画
アクションシーンが陳腐過ぎる
曲がりなりにも見せ場があれでは・・・
今田美桜は美しいのに、
続編、作る気満々みたいですが
役者を魅せるためだけの脚本と演出は、なんとかしてくれないかな
美しい
原作マンガを少しかじっていたのですが、
こういう話だったのですねぇ。
予想よりも面白かったのと、
とにかく目黒さんが美しくて、
特にファンというわけでは無いのですが、
るろうに剣心(このシリーズ好き)
の健くんを超えたのでは無いかと
思ってしまいました^_^
観て損はないかと。
帝
初音ミクが出てきそうな和風ファンタジーの世界観と純愛ラブストーリーが予告で強調されてたので、普段なら後回しでスルーするところだったが、最愛やアンナチュラルを手がけた塚原さんの作品だし・・・と思い鑑賞。
結果、自分は想像以上に和風ファンタジーの世界観が好きなんだなと感じた。
最初の設定を述べているナレーションだけでなんかワクワクした。
ただ、メインの美世と清霞のラブストーリーはやはり今ひとつ乗れなかったけど、これは多分自分に合わなかっただけだと思います。
しかし、2人に襲いかかる困難に設定されている蟲等々の事件や陰謀はとても興味深く見れた。
が、夢見の力がすごいのはわかるが天啓を持つ帝が恐れる程の力とはどうしても思えなかった。
演者の中だと宮中の面々が印象に残った。
津田さんはさしずめ維新政府の大久保利通かと思うようなスマートさでかっこよかったし、尾上右近さんは歌舞伎役者だけあって所作がしっかりされてて御典医としての品があり、そして最後の見顕しでの不気味な存在感にも繋がってて好演。全出演者の中で最も印象に残った。
他だと五道役の前田旺志郎さんや鶴木役の渡邊圭介さんが印象に残った。目黒蓮さんも流石の演技力でSnowManの演技担当はこの方になっていくのかなという具合。(余談ですが、ずっと目黒さんをSixTONESの方だと認識してました())
アクションの出来もまずまずでさすが塚原監督という感じの良作。
疑って、ごめんなさい💦
主演のお二人が、とにかくカッコ良くて可愛らしい(*´˘`*)
見入ってしまって、約2時間があっという間でした。
ジャニーズのかたが出演されているので、正直過剰評価なのではと疑ってしまいましたがごめんなさい、とっても素敵な作品でした(^^;
あと「まえだまえだ」の弟、前田旺志郎くんが素敵な俳優さんに成長されていて、何だかとっても嬉しかったです(◍˃ ᵕ ˂◍)
続編がありそうなエンディングだったので楽しみ«*(*´ ꒳ `*)*»ワクワク
エンドロールまで鑑賞することを、おすすめします(*^^*)
大正時代のシンデレラストーリー
異能を持たない美世は異母妹と義母から使用人として扱われていた。
そんなある日久堂家に嫁ぐことになるところから物語は始まっていく。(ある人物が成仏しきれなかった魂を解放するところが実際的には最初)
女性には誰にも心を開かないような清霞が段々と美世に心を開いていくのはラブストーリーあるあるであるが、同じような境遇を持った2人が色々な壁を乗り越え結ばれていくストーリーは誰もが心を虜にされたのではないかと思う。
それぞれの登場人物同士がゆき交わす感情は複雑かつ見事に描かれていたと思う。
映画が短く感じるほどのめり込める内容だったが、かなり難しい内容だったため1回映画を観ただけでは正直内容を語りきれないのである程度内容を確認してから観た方が楽しめるかもしれない。
内容が完全に分かっていれば評価は満点です!
FIRE
観る予定は立てていたんですが、想像以上の大盛況で席が確保できず少しズレて鑑賞。祝日でも夕方ならまだ空いてて助かりました。
原作は絵柄しか見た事なく、予告とあらすじの情報だけで観に行きましたが結構楽しめました。純粋な恋愛ものとしてもスッと入ってきますし、役者陣がハマっていたのがデカかったです。
物語の構造はそこまで難解ではなく、クセの強い主人と能力を持っていない事で追い出された娘とのラブストーリーです。互いの事を探り探りで知りつつ、身を置かれた環境や、過去の葛藤、そして通じ合うものが2人にはあり、徐々に進行を深めていく流れで、この流れがジャニ系の恋愛映画では珍しく大人風味なのが味わえます。ベタベタするわけでもありませんし、純な恋愛だなと安心して観ることができます。
後半はファンタジー×アクションの要素があって、映像がガラッと動き出すのですが、前半のゆるっとしたペースからの急加速に最初は面白いと思えたんですが、どうにもそこから大きな変化が無く、ゾンビものになったのかなと思いきやそこまででも無く、炎や水の能力を駆使して戦うのもそこまで新鮮味が感じられず、飽きが来てしまいました。澪を閉じ込めて軽い拷問をするシーンは悍ましかったです。
今田美桜さん、高石あかりさんの可愛らしさ、目黒蓮さん、渡邊圭介さん、ツダケンのカッコ良さ、山本未來さんの優しさ、山口紗弥加さんの毒親っぷり、個々の個性がうまい具合に噛み合っていてとても良かったです。特に今田美桜さんの触れたら消えてしまいそうな感じの演技がたまらなかったです。
エンドロール後の映像で続編を匂わせる感じの終わり方をしましたが、これって原作もこんな展開なのかなーとぼんやりと思いました。タイトル的に「わたしの幸せな結婚 ホニャララ」といった感じはしっくりきませんが、興行的には成功してるので来年くらいにもしかしたら公開されるかもしれないです。その時は多分観に行きます。
鑑賞日 3/21
鑑賞時間 18:00〜20:05
座席 I-4
4回鑑賞済。目黒さんの発言により没入感薄れる。が…
続けて4回鑑賞しました。
小説途中まで既読。
コミック既読。
映画化発表前から原作を知っていただけに正直、これを実写化?出来るのか?大丈夫?(キャスト、世界観もろもろ)と、不安な部分がありましたが、開始すぐに映画の世界観に引きこまれました。
まず、原作の知識ナシで観ると(相関図と用語をある程度理解していないと)途中で、ん??と理解が追いつかないまま、ストーリーが進んでしまう部分があります。
見鬼の才、帝室や蟲、映画の冒頭に出てくる天井から吊るされた青い花の奥津城(オクツキ)墓など。
原作を知らない方は、劇場パンフレット(説明あり)やネットで事前に、関係図、用語等を理解してから観る事を、強くオススメします。(冒頭、津田健次郎さんのとても耳心地の良いイケボな声でナレーション?はなされます。が、映像に気を取られ聞き流してしまうとアウト)
◆映画での大まかなストーリーは、
名家のお嬢様として異能の家系に生まれながら、その能力を受け継がず、家族から愛されず虐げられて育った斎森美世(今田美桜さん)が、異能持ちの名家中の名家で冷酷無慈悲と噂される軍人、久堂清霞(目黒蓮さん)と政略結婚することに。
この2人を軸に物語が始まります。
※のちに美世は、夢見の才(人の眠りの中に入り込み夢を操ったり、精神を操作し洗脳すら可能とし、夢の中で過去現在未来の全てを見通す事も出来き、帝の天啓すら凌駕しうる力)を開花させる。美世の死んだ母親の薄刃澄美(土屋太鳳さん)が、美世の夢見の才を、帝などに利用されるのを恐れ、美世の力を封印していたが、斎森家(木)が焼失したことを機に、その封印が解かれた?様。
またそれと同時に、久堂清霞を取り巻く物語も展開されていきます。
◆枢木忠則(尾上右近さん)?が何者かに命じられ?奥津城(青い花の墓)から、蟲(死んだ異能者の魂)を意図的に暴き、帝都に放出。
※蟲は人の精神に入り込み、体を乗っ取り、他者へ感染る。顔(口)から感染り、ゾンビ化する感じ。
◆蟲が放出された事により、近く帝都に戦乱が起こると、未来を予知する天啓の異能を持つ帝(石橋蓮司さん)が病床の中、予言。
◆そして、この争いを収める為、国民の盾になるよう、帝から命じられ命を賭して戦う久堂清霞。
→しかし、帝の思惑としては、斎森美世が夢見の才を開花する事を予知し、斎森美世と久堂家が結ばれれば、帝室を確実に脅かす力を持つ存在になるだろうと恐れ、この戦いで、久堂清霞に死んで欲しいと目論んでいた。が、これもまた、次代の帝位を継ぎ帝室の最高権威者になる若い息子の堯人(大西流星さん)を考えての親心でもあった。堯人は、のちに、帝(父親)の目論みを久堂清霞に謝罪している。
また、斎森美世のいとこ、鶴木(薄刃)新(渡邊圭祐さん)の出現で、また物語も動いていきます。
◆久堂清霞は蟲に侵された部内(仲間)と戦い、殺しあう他無いところを、斎森美世が夢見の才で助け、ハッピーエンド。
実写化では、主演が目黒蓮さん、しかし原作では美世(今田美桜さん)が主人公の為、事務所の力が匂ってきて、なんだかなぁ。と正直思っていましたが、ストーリー構成は原作通り、きちんと美世を軸としていて、主演の目黒蓮さんを全面に出す訳では無く、絶妙に2人を描いており製作陣へ、とても好感が持てました。
久堂清霞役の目黒蓮さん、斎森美世役の今田美桜さんのお2人の演技がとてもとてもよかった。
ずっとずっと観ていられる。
佇まいが絵になり見惚れます。
演技は勿論ですが表情の出し方が、お2人とも良かった。
過去、ハツラツとした気の強い役を演じられているイメージが強い今田美桜さんが、虐げられている美世を演じている想像がつきませんでしたが、、。
普段の華やかしいオーラを一切消し去り、今にも儚く、消えてしまいそうな守りたくなる美世がそこにいて、とても驚きました。
そして最初から最後の美世の表情、雰囲気の変化を無理なく自然に演じ(しかも順撮り出来ていないのに)今田美桜さんの新たな役の一面をみる事ができ、改めてすごい女優さんだなぁと感じました。
自尊心を酷く傷つけられ自己肯定感は皆無で、ただ息をしている状態から、清霞と出会い、一切表へ出さず仕舞い込んだ、耐えて得た強さを、自然に徐々に、内から滲み出させる演技。生きている感じが伝わって来て、とても良かったです。
映画で使われた組紐(清霞の髪を結ったもの)は、実際に今田さんが習いに行き作ったものと知り、裏側の映らない部分にも役作りが表れていて。髪を結う時の表情を観たら、、。それはもう愛しすぎます。とにかく可愛い。あんみつを食べるシーン、お弁当を届けるシーン、鶴木にお茶を淹れて振り返るシーン、傘を届けるシーン、ラストシーンは特に。自然で絵になる、お2人が観られます。お着物姿の変化も良いです。
清霞の冷酷無慈悲な表情、雰囲気(所作)から表情の演技、ふと見せるあの顔。そしてアクションシーン。昨年大きな話題になったsilentからは、1ミリも想像出来ない程のギャップで。こんな声(張り)なのか、こんな表情も出来るのか、こんなに派手なアクションも出来るのか、と。彼の役の幅はどれだけあるのか、、。今後の出演作品がとても気になります。清霞の原作イメージからいくと、目黒さんだと体格がいいのでは?と思っていましたが、部隊を率いる軍隊長(戦闘シーン)から考えれば、違和感なかったですね。CGシーンも多く、完成イメージを膨らませ想像しながら演じていたとの事でしたが、とても自然で、CGと動作が違和感無く合わさっていました。ラブストーリーだけでなく、アクションシーンが想像以上にしっかり描かれていて、清霞の色もキチンと感じられました。劇中の名簿は、目黒さんが一人一人手書きし、1度書き直ししたそうで。美世に対し、徐々に見せるあの表情は、久堂清霞の役としての反応はもちろんでしょうが、素の目黒蓮が出ていた(出てしまった?)ように感じる場面もありました。ラストシーンは特に。思わずポロッと出ちゃったみたいな。モロ目黒蓮を感じました。宮内省を訪れた際の正座をして話をしているシーンで一瞬、声のトーンから、月の満ち欠けの三角哲彦が見えたのは気のせいですかね。目黒さんの声も個人的には好きでした。着物姿(所作)も軍服姿も似合っており、とてもかっこよかったです。ラストシーン、ぜひ劇場の大画面で観て頂きたいですね。赤い傘にも注目です。
時代背景やファンタジー要素がありながら全く違和感無く、最初から最後まで観る事が出来ました。ファンタジーは避けがちでしたが、これは良かった。CGも全く違和感がなかったです。
ただ、原作を知らない方は内容理解がしにくかった事、少しセリフが聞き取りずらかった事、美世の虐げられている時のビジュアル(窶れ具合)が無い事、アクションシーンが少し盛り下がる事、が気になりました。
ゆり江役の山本未來さんは
原作より少し若いのでは?と思いましたが、山本未來さんの醸し出す雰囲気、穏やかな声、表情と動き(所作)がとても自然で、清霞と美世に寄り添う感じが好きでした。
鶴木新役の渡邊圭祐さんは
スタイル(ルックス)、どこか掴めないミステリアスな雰囲気の演技、とてもかっこよかったです。パーフェクトな男。感が醸し出されていて。スーツの着こなし最高です。スーツフェチの方は必見かと。
五道佳斗役の前田旺志郎さん
清霞との関係性を自然に演技されていて、五道の存在によって清霞の内と外のメリハリが、より出ているなと感じました。
花役の小林涼子さん
花そのものでした。苦しくもありましたが、美世の母の死後、美世を愛し、美世は愛されていたと分かる、人の心の温かさが溢れ出ていたシーンでした。
辰石幸継役の小越勇輝さん
美世への好意はあるものの、親や香耶の手前、臆病さ、優しすぎる青年感の塩梅が本当にぴったりでした。
斎森香耶役の髙石あかりさん
ビジュアルが寄せられており、とてもよかったです。演技は少し気になったところがあったので、今後出演される作品観てみたいです。
斎森香乃子役の山口紗弥加さん
継母はこの方以外いないのではと感じる位の眉の動き、出演シーンラストのあの表情、、。観てるこちらが怖くなる位すごい。
賀茂村紀夫役の津田健次郎さん
声、演技、とてもよかったです。最近ドラマ等でお見かけする事が多く、幅広い演技をされる方なんだなと思いました。ファンの方は特に、冒頭のナレーションのあの声でやられるのでは、、。
キャスト陣の配役が、どの方もハマっており、しっくりきました。脇を固めるキャストの方々の登場シーン、もっと観たいと思ってしまいました。
壮大な映像美、アクション、清霞と美世の美男美女を観る事が出来て大満足です。また、これらをより一層美しく仕上げる為に、現存の国宝や重要文化財で実際にロケを行い撮影している為、歴史的建造物が好きな方にも、とても刺さる作品だと思います。
劇場パンフレットには、衣装担当の方、CG担当の方のお話(裏側を知る事ができ、本当にオススメ)や、監督等の雑誌やTVの媒体で明かされていなかった話も載っており、それを読んだ上で映画を観ると、より映画の深さが出て良かったです。映画に浸りたい方は、購入をお勧めします。
1回目は表情に見惚れて?夢中?になり、内容はそこそこで体感長く感じましたが、、2.3.4回と表情と内容合わせて観た為、体感、秒で観終わった感覚です。1回目では内容理解が追いつくのに難しい部分もあるかと思うので、2回は観る事お勧めします。
また、これは映画の作品自体には関係ないのですが、、。
目黒蓮さんが番宣等で、映画のタイトルにちなみ、『結婚観や恋愛観』の質問をされているのを見かけ、本当に数多くの媒体からされているでしょうし、正直な性格は理解しますが、、。
言葉の端々に、『彼女の存在』を自ら、匂わせる様な、発言や写真等があり(勝手にこちらがそう捉えてしまっているだけかもしれませんが)
こちらとしては、わたしの幸せな結婚への(今田美桜さんとの)没入感が、とても浅くなってしまって。
彼の言う、この作品には多くの方が携わってくれていて感謝していると言う言葉に嘘がないのならば、少し配慮して頂きたかったです。受け取る側の勝手かもしれませんが、没入感に少し水を差された様な気分になってしまいました。
映画では、小説の半分程しか描かれていませんし、最後の終わり方も、続編を期待してしまいます。注目する点を変えて、また観に行こうと思います。
恋愛系の映画と思いながらも涙が…
タイトルや予告から想像すると恋愛系の映画にアクションがプラスされた感じで観にいきましたが、序盤から涙がツツ―と流れてきました。恋愛、アクション、ファンタジー、サスペンスなど詰め込んだ感じです。なんとも胸が痛く、熱く、キュンキュンする。
継母と腹違いの妹に何らかの仕返しがあったらスッキリしたのにとも思いました(笑)
目黒蓮さんと今田美桜さんの互いを思いやる心、立ち姿や振る舞い、美しかったですね。
続編がありそうな雰囲気で終わりました。続きあれば観にいきます。
今田美桜さんの素晴らしい演技でリアリティが1段上がった作品
(完全ネタバレですので、鑑賞後に必ずお読み下さい)
原作などに通じていない一般の観客からすると、「異能」や「異形(蟲)」などの設定はやはりついて行けない面もあり、ただその設定には面白さもあるので、リアリティラインはSF的なところに設定してもこの映画は十分成り立っていただろうとは思います。
しかし、特に斎森美世 役の今田美桜さんの演技は素晴らしく、その演技の凝縮力ある質の高さによって、この映画『わたしの幸せな結婚』は(SF的な現実離れしたラインから)1段リアリティの上がった作品になっていたと思われました。
今田美桜さんの演技は、0.1秒でも気を抜くと世界観が瓦解するレベルの集中力ある演技だったと思われます。
斎森美世(今田美桜さん)と久堂清霞(目黒蓮さん)の場面は、他のSF的な設定は関係なしに、明治大正時代辺りの2人の男女の時代物映画としても十分鑑賞に堪えられる2人の演技になっているとは思われました。
これは今田美桜さん目黒蓮さんの演技の質の高さだけでなく、塚原あゆ子監督の演出力も大きいのではないかと思われました。
(他には、斎森香耶 役の高石あかりさんや、鶴木新 役の渡邊圭祐さん、堯人 役の大西流星さんの演技なども個人的に印象に残りました。)
特に今田美桜さんの演技だけで、この映画の満足感は得られる質の高さだったと思われました。
ただ、この映画が傑作かと言われると、1点の惜しさがあったようにも思われました。
それは、この映画が、斎森美世・久堂清霞の2人の場面と/帝・(久堂清霞たち)「異能」を持つ者vs「異形(蟲)」との場面とが、分離している印象を受けた点でした。
その理由は、(久堂清霞たち)「異能」を持つ者の冒頭の説明が分かりにくかったところにあるのではないかとは思われました。
この映画は、映像では(久堂清霞たちと対立し帝を脅かす)「異形(蟲)」が復活する場面から(私の記憶が間違っていなければ)始まります。
しかし一方で、久堂清霞たちの「異能」については(良く分からない家系図は示されたものの)しっかりとした映像での説明がありませんでした。
なのでこの物語の設定を全く知らない私のような観客が見ていると、特に斎森家の「異能」が何なのかなど、それぞれの「異能」の中身と立場が良く分からないまま物語が進んで行ったように思われます。
この映画『わたしの幸せな結婚』は、まずそれぞれ家系での「異能」が何なのか映像で分かり易く示す必要があったと思われます。
さらに、その「異能」を持った者が帝(石橋蓮司さん)を守る意義についてなどを、しっかりと冒頭で分かり易く映像で説明する必要があったと思われました。
そして、「異能」と帝との関係が観客に明確になった上で、次に封印された「異形(蟲)」の復活と、斎森美世と久堂清霞の2人の関係について、描いていれば、斎森美世・久堂清霞の2人の場面と/帝・「異能」vs「異形(蟲)」との分離の印象もなくなり、両者が一体となった映画になっていたのではないかとは思われました。
その点が傑作に個人的には届かなかった理由なのではと思われました。
しかし、この映画は斎森美世 役の今田美桜さんの素晴らしい演技と、現実離れした人物である久堂清霞にリアリティを持たせた目黒蓮さんの質高い演技の場面を見るだけで、満足度高い映画になっていると感じ、私も最後まで楽しんで見ることが出来ました。
全294件中、181~200件目を表示