「責任もついてきます。」彼女たちの革命前夜 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
責任もついてきます。
1970年ミス・ワールドのロンドン大会で巻き起こった女性解放運動の話。
今でももちろんあるけれど、家父長制や人種差別に対する意識が現在よりもある意味稀薄で、現在よりも差別の酷かった時代に、蜂起した女性達と顛末をみせるストーリー自体は良かったけれど、エンタメとしてみるにしても、社会派ドラマとしてみるにしても内容が薄味過ぎる。
それを好んで生業にする人も多々いる訳だし、この作品でみせている問題の難しさもあるけれど、放火って男っぽいというセリフがあったり、ミスコン出場者を批判するつもりはないという発言はある意味2枚舌だし、行き過ぎると差別を無くせ!が優遇しろ!に聞こえてくるので気をつけて下さいね。
日本でもTVとかで放送されることは知っているけれど、ミスコンが日本でそんな仰々しく大袈裟に取り扱われていた時代ってあるんですかね…自分が興味無いから知らないだけ?人種差別も性差別も当然反対ですが、嫌なら出なきゃ良い訳でエンタメとしてミスコンがあっても構わないと思うのですが…個人的思想であり違う意見に対して何かいうつもりもないですし、映画サイトであるここで、これに対する議論はふっかけないで下さいね。
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